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さて、それでは11/03(木)の報告です。
午前8:45にDay Break Preschoolに集合しました。これは3日間とも同じですね。
ラボっ子は、午前中園での生活の2日目です。
若干一名、さびしそうな顔をしてお母さんを見つめていましたが、
なんとか、皆と一緒に園の中に入っていけたのでした。
ペアレントチーム<名称変更!(笑)>ですが、本日午前のプログラムはバスで30分ほどのところ
OROPI(農村地帯)にある、Play Groupを訪問しました。
ここは、入学前のこどもたちを、プレスクールに預けるのではなく、
自分たちで協力して、自主的に運営している子育てサークル?なんです。
到着早々、システムや歴史,教室の様子などをブレンダさんからお聞きしました。
リーダーのブレンダさんが、16年前に、ご自分のお子さんと近所のお友だちのためにスタートさせたのだそうです。
今は、毎週火・木・金の3日間開設されているとのことでした。
どんなカリキュラムを組むのか、誰がその日の担当なのか、こどもたちに何を与えたらよいのか等々
すべて、お母さんたちとのミーティングで話し合い、運営していくのだそうです。
本日は10人ほどのお母さんが来ていました。
素朴な会場、手作りのプログラム、多くの人の協力で成り立っているということが、
短い訪問時間ではありましたが、強く伝わってきました。
また、お母さんたちが手作りのケーキやサンドイッチ、ソーセージロールなどを持ち寄ってくれ、
11:00からポットラックパーティ(ティタイムと呼んでいましたが)を開いてくれました。
ごちそうがならんだテーブルだ!
私たちの英語力には差がありますが、それぞれ話が弾み、
たくさんの収穫を得ることのでした,濃密な時間を過ごすことができたのです。
はちきれそうなお腹と、胸いっぱいの感動をもらうことのできた午前中のプログラムでした。
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お昼ぎりぎりにDay Breakに戻り、急いでラボっ子とのランチを楽しみ、
ほとんど食べられない状況にも関わらず、ぎっしり詰まったランチボックスを前にして、
嬉しい悲鳴をあげてしまいましたが、仕方ありませんよね。
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さて、午後はPAPAROAのMARAE(マオリの人たちの集会所)を訪問しました。
ちょうど学校の試験と重なり、マオリの子どもたちとは会えなかったのですが、
心のこもったもてなしで受け入れていただきました。
ホンギ(おでこと鼻をつけてあいさつします)はマオリの人たちが
仲間だと信頼してくれた時に行うあいさつなんです。
建物の中で、マオリの歴史やしきたり、言葉や生活についての話を聞きました。
クラップスティックの使い方を教わり、皆であそびました。
マオリは,マイクロネシアの島から,丸木舟を使ってニュージーランドに
漕ぎ渡ってきたのだと云われています。
詳しいことを知りたい方にお勧めの映画を紹介しますね。
“Whale Rider”クジラの島の少女という邦題で,レンタルショップや
アマゾンなどで見つけることができるはずです。←絶対オススメ!
ニュージーランドでは,小学校から英語とマオリ語の授業があるそうですし,
マオリのことばや歴史,文化などを小さい時から学んでいるそうです。
地名にはマオリ語がたくさん使われていますし,文化を大切にする国の政策があるのだそうです。
MARAEの様子は,2003年のページ(報告)を読んでください。
とにかく本日は午前、午後とニュージーランドの人たちが大切している
「生き方」を学ぶことができた一日となりました。
16:00 Day Break前でホストファミリーの迎えを受け、それぞれの家へ帰ります。
20:30まで明るい初夏のNZを,参加者それぞれで楽しんでいたようです。
ちなみにワタクシはというと、早々に帰宅し,5才のエリーと折り紙で遊び、
美味しいワイルドフォッグの夕食をBやWのつく飲み物と一緒に楽しみ、
犬の散歩につきあい、ホストとの話をして、タウランガ湾を借景にした夜景を楽しみ
22:00には消灯という、とても充実した夜を過ごしたのです。
以上2005.11.13 23:55更新 |
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