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ストーンスープは本当にできるのか? |
11月30日 (木) |
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12月23日の発表会まで、残すところ、あと4回のパーティです。
まずは、疑問点の話し合いから。出た意見は。
①へいたいは、なぜ3人なのか。
・戦争でたくさん死んだ。残ったへいたいも散り散りになったから
・4人以上だと意見が分かれてけんかになるから。
②石はなぜ3つなのか。
・へいたいが3人だから。
・村人のおとな用と村人の子ども用とへいたい用に3つ。
③石はどれくらいの大きさか。
・丸くてすべすべしてて、大きい。
・大きいとなべにキズがつくから、あまり大きくない。
④村人が本当に石だけを入れて作ったら、スープができるのか。
・石と水だけでは、きっとまずいと思う。
⑤へいたいはこれまでに王様をもてなした事が本当にあるのか。
・ない。そう言えば、村人が材料を持ってきてくれるから。
⑥「ま、ないものはないんだからしょうがないな。」と言われたら
どんな気持ちがするか?
・挑発されている感じ。いーや、あるって見せたくなる。
⑦村人は今までに、みんなでスープを作った事はあったのか。
・たぶんこれが初めて。なべを持って来るよう言われた時、
初めてのような顔をした。
< リーダーミーティングにて >
⑧へいたいは村人をうまくだまして、悪いひとなのだろうか。
・戦争だから人は殺しているかもしれないけど、悪い人ではない。
・みんなを楽しませたから、いい人だと思う。
⑨村人は本当に喜んだのか。それとも、だまされたと気づいたのか。
・おいしいスープが食べられたから、喜んだ。よろこんだのと、
やられたと思ったのが、9対1くらい。
・7対3くらいだと思う。
小グループに分かれての話し合いは活発に意見が出て、なかなか良いすべり出し。この日までに全員せりふを覚えてくるという約束でした。うまくできれば来週は実際にストーンスープを作ることになっていたので、みな張り切って覚えてきたはず・・
ところが、ナレーションはしどろもどろ、また役になりきれず、あちこちでふざけだす子も・・。
なんとか最後まで通したものの、私は言葉を失って・・「やる気がないなら、発表やめようか。」
来週スープを作るかどうかの話し合い。
高学年のリーダーの女の子達は、「スープを作ったからといって、またふざけるだけで、それが表現にはつながらないかもしれない。あと3回しかないのだから、テーマ活動をした方がよい。」 作りたい方が人数的には、だんぜん多いのだけど、どうしたものかしら。女の子達の言うことは、もっともだし。
でも今のような状態でテーマ活動だけしても、生き生きした表現にはならないような気がしました。来週までにせりふをいれてくる事を条件に、結局スープを作ることにしました。お母さん方にはまたお手数をおかけして申し訳ないですけど。
お話の中で、にんじんをはこぶ人、牛にゅうをはこぶ人などが、その材料を家から持って来ることにしました。石をもって来る人は自分のイメージの大きさの石を持ってくるように言いました。実際にスープを作ることで物語を実感してほしいです。水からだんだん煮えていく様子。塩こしょう、牛肉、牛乳だけの味付けでどんな味になるでしょうか。各自パンをもってくること。りんご酒はりんごジュースで代用、ローストビーフはできれば私が差し入れようかと思います。(今週末は40周年記念シンポジウムで横浜なので、もし体力に余裕があれば・・ですが)
もちろんみんな、はらぺこで来ること!へいたいは2日間なにも食べてないのですから。
家に帰ってから思い出しました。
パーティの間中ふざけたり、ねそべったりで参加していなかった男の子の言ったことば。「だって何したらいいか、わからんのじゃもん。」
まだ小3では、CDは聞いていても、じぶんがどんな村人になって、何をしたらよいのか、想像してうごく事ができないのでしょう。再来週はもう一度その場面を丁寧に、具体的に考えてみようと思います。
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