幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0242290
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・友達に教える
ページ一覧
・ 2024年パーティ行事
 イースター
 春の発表会&卒業式
・ 2023年パーティ行事
 ラボの英語教材
 25周年感謝の会
 合同夏合宿
 大学生キャラバン隊
 ハロウィン・パーティ
 クリスマス会
・ 2022年パーティ行事
 Happy New Year!
 イースター・パーティ
 片山パーティ 夏の発表会
 ハロウィン・パーティ
 英語劇発表会
 大学生キャラバン隊
 クリスマス会&卒業式
・ 2021年パーティ行事
 ナーサリーライム発表会&卒業式
 ラボOBを招待してオンライン保護者会
 オンライン保護者会 参加者感想
 山口地区デイキャンプ
 幼児グループ ピクニック
 片山パーティ 夏の発表会
 ハロウィン・パーティ
 発表会 "Riceball Roll”
 クリスマス会
・ 2020年パーティ行事
 ラボ・インターンLaurenとあそぼう
 ラボ卒業式
 ラボOG エジプト留学報告会
 発表会"TOM SAWYER”
 大学生キャラバン隊
 ハロウィン・パーティ
 発表会"Jemima Puddle-Duck"
 クリスマス発表会
・ 2019年パーティ行事
 国際交流のつどい 激励発表
 交流夏合宿
 国際交流壮行会&ナーサリーライム発表会
 下松市長さん 表敬訪問
 大学生キャラバン隊
 テーマ活動発表会
 クリスマス会
・ 2018年パーティ行事
 イースター・パーティ
 20周年パーティ合宿
 20周年発表会
 夏合宿
 夏活動報告会
 大学生キャラバン隊
 クリスマス会
・ 2017年パーティ行事
 卒業式
 「ライオンと魔女と大きなたんす ~石舞台~」発表
 国際交流壮行会
 夏合宿
 夏活動報告会
 ラボ・インターン サビちゃんとあそぼう
 「ふしぎの国のアリス~ハートの女王」発表
 クリスマス会
・ 2016年パーティ行事
 「ドン・キホーテ」発表
 国際交流壮行会
 夏合宿
 大学生キャラバン隊とあそぼう
 ラボ50周年 全国テューターのつどい 
 クリスマス発表会
・ 2015年パーティ行事
 イースター
 「白雪姫」発表
 国際交流壮行会
 大学生キャラバン隊とあそぼう
 ラボ・インターン ジョーとあそぼう
 クリスマス発表会
・ 2014年パーティ行事
 イースター
 「不死身の九人きょうだい」発表
 ナーサリーライム発表会&国際交流壮行会
 15周年フェスティバル
・ 藻谷浩介氏 講演会
・ 国際交流
 2003~2004年 高校留学を終えて
 2006年 シャペロン報告
・ 2013年パーティ行事
 イースター
 春の発表会&卒業式
 「ライオンと魔女と大きなたんす」発表
 モライア歓迎会&国際交流壮行会
 夏合宿
 マットとあそぼう
 クリスマス発表会
・ 2012年パーティ行事
 「ドゥリトル先生 海をゆく」発表
 春の発表会&卒業式
 エリザベスとあそぼう
 国際交流壮行会
 夏合宿
 3パーティ交流発表会
 エリンとあそぼう
 クリスマス発表会
・ 2011年パーティ行事
 「十五少年漂流記」発表
 夏合宿
 ハロウィン
 クリスマス発表会
・ 2010年パーティ行事
 春の発表会
 ナーサリーライム&素語り発表会
 夏合宿
 地区発表会
 ヘザーとあそぼう
 クリスマス会 with 礒村P
・ 2009年パーティ行事
 大学生キャラバン隊
 10周年発表会
 国際交流壮行会
 夏合宿
 マイケル君とあそぼう
 クリスマス会
・ 2008年パーティ行事
 村中先生講演会
 夏の発表会
 国際交流壮行会
 夏合宿
 地区発表会
 コーラルとあそぼう
 クリスマス会
・ 2007年パーティ行事
 夏合宿
 地区発表会
 ハロウィンパーティ
 クリスマス会
・ 2006年パーティ行事
 ハロウィンパーティ
 クリスマス発表会
・ 2005年パーティ行事
 夏の発表会
 夏合宿
 地区発表会
 クリスマス会
・ 2004年パーティ行事
 2004年 ハロウィンパーティ
 2004年クリスマス会
・ 日常の活動
 ★フォトギャラリー★
Welcome!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
「十五少年漂流記」を発表して 07月11日 (月)
昨日、山口地区壮行会で激励テーマ活動を発表しました。

「十五少年、がんばるぞ~」 「おー!」
「きれいな声でうたうぞ~」 「おー!」
「心をひとつにするぞ~」 「おー!」
会場にひびく元気なエールを聞いて、私は「これはうまくいくな」と確信しました。

自我自賛となりますが。
発表会本番では前日まで気になっていたことが、すべてうまく出来ていました。
  登場人物のセリフに気持ちをこめる
  タコを作る場面では楽しく、キビキビとうごく
  タコの高さを目線であらわす
  背景(火事、嵐、暗い森など)を気持ちをそろえてあらわす


発表会は一期一会。
舞台があり、見ている人がいて、その日までに仲間と積み上げてきた事を一度っきり表現する。

ドニファンがジャガーに襲われる場面、少年達がフォーブスをつかまえる場面、ドニファンがブリアンを助けようとしてコープに刺される場面、悪党どもを大砲でやっつける場面。
場面作りはしていましたが、みんなそれをふまえて、役を楽しんでうごいているように見えました。


最後、チェアマン島を離れる場面は、私は何度か「家に帰れる嬉しさを表しては。」と言っていたのですが、子ども達は「島に別れる名残惜しさ」を表現していました。それが自然な流れだったのでしょう。

それから “ Across the Sea “ をきれいな声で歌い、「海へ」は 片山Pの雰囲気で元気よく肩を組んで歌いました。


全員が本当によく頑張ったのですが、今回は特に中高生リーダー4人の成長ぶりが嬉しいです。

高2のMoは中学までは感情を出すのは苦手で、いつもナレーションをとっていた子です。
それがシニアを経験してから「ちゃんと表現するのがカッコいいと思うようになった」と言って、今回はブリアン役を取り、みんなをリードしてくれました。
本当にカッコいい素敵なブリアンでした!うごく程に彼女の表現力が増したので、一緒にやっている小学生もそれにつられて表現できるようになったようです。

高1のMaは受験で休会後、Moに会いたいからと4月から復帰しました。優しい人柄がケイトにピッタリでした。

中3のHはエバンス役。自分でエバンスのうごきを細かく考えて表現しました。秋から受験のため休会なので、淋しいです。

中1のYはウオルストン。声が大きく堂々としています。悪役達は出番以外は背景をやるので、ワンパクな男の子達のまとめに苦労したようです。


「海へ」の歌の時、リーダー達の小学生だった頃の顔を思い出して、涙がこぼれてしまいました。


壮行会という大きなチャンスをいただいた事がこんなにも子供達を成長させたのだと、ありがたく思っています。


また今回のテーマ活動はテューターの私にとっても貴重な経験となりました。
取り組み中、どうやったら子供達が感情を表現できるのか悩んだ時、先輩テューターや事務局担当者に相談にのっていただいたり、テューター2名に参観に来ていただいたりしました。
本当にありがとうございました。


さてさて「終わり良ければすべて良し」です。
みんな、これだけやったのだから、夏休みのラボ・キャンプやパーティ合宿を思いっきり楽しんでほしいです。
Re:「十五少年漂流記」を発表して(07月11日)
SENCHOさん (2011年07月11日 21時17分)

発表おめでとうございます。ひとつの海をこえた安堵感と
喜びがストレートに、衒いなく伝わってくる日記です。
遡って読みかえすと、貴重な活動記録であるとともに、
一人のテューターの心の航跡にもなっています。
在職中はライブラリー制作のなかで、
歌も何曲もプロデュースしたり、作詞したりしましたが、
「海へ」はとくに強い思いがあります。
音楽を担当された坂田晃一先生は、
山本直純先生の一番弟子で、数多くの
劇音楽やヒット曲を書かれていますが!
その坂田先生が、歌詞を見て
「大丈夫、いい曲になりますよ」とおつしやり、
さらに、この曲のモチーフを本編でも
使ってくださって大感動したことをわすれません。
ラストシーンは子どもたちの「島への惜別」が、
書き手の思いです。
もちろん、解釈は自由ですが、
子どもたち脱帽。
ついでに告白すると、ラストの
「金色に輝くたそがれの海」は、
1972年の夏の終わりに、
萩の沖合で友人の父親の漁船から見た海が、
イメージのもとです。
では、また、
また、新しい海をめざしてください。
Re:Re:「十五少年漂流記」を発表して(07月11日)
ヨーヨォさん (2011年07月13日 14時27分)

SENCHOさんへ

書き込みありがとうございます!
今回SENCHOさんから書き込みをいただいた事が私の大きな励みとなりま
した。


ラストシーンはやっぱり、こどもたちの「島への惜別」だったのです
ね!
実は私は福音館書店の「二年間の休暇」(訳:朝倉剛氏)を読んで、そ
の場面で 島と別れる時少年たちは万歳を三唱した、祝砲をあげたと書
いてあったので、「嬉しさもあらわしてはどうか。」と子ども達に提案
したのです。
大人は知識を仕入れるとそれに影響されるものですね。
こどもの方が純粋に、ライブラリーの語りと音楽から感じ取って表現し
ていた・・・本当に子ども達の感性に脱帽です。

それからラボの絵本テキストの挿絵は私には難解でした。
誰が何番なのか???
小3の女の子がお母さんと一緒に解明し、それを元に聞きこみ表を作っ
てきてくれました。

発表会で” Across the Sea ”を歌う時、その順番に並びました。
「悪党達も十五少年と一緒に並ぶのは変なのでは。」という意見もあっ
たのですが、
悪党も一度死んで、一緒にテーマ活動をした者として、全員並んで歌う
ことにしました。並んだことで、みんなのつながりを表すと言っていま
した。


発表後も頭の中でテーマ音楽が流れていることがあります。
この余韻にしばらくひたっていたいと思います。
Re:「十五少年漂流記」を発表して(07月11日)
SENCHOさん (2011年07月13日 16時26分)

確かに原作では、ラストはみんな無邪気に脱出を大喜びします。
ゴードンだけは国をもっと発展させたかったので
やり残した感をもっているとなっていました。
そのあたりも入れ込みたかったのですが…。
エンデイングでは、まず出発したことが語られますが、
ここでみんなは船上でガッツポーズをしたり、万歳をしたりしているイメージ。
それで最後の最後は、島が水平線に消えていくのを
だまって見ているという流れにしました。
このお話は展開がはやいので、語りだけでセリフのないところを
子どもたちが、どう表現してくれるかなという
シュミレイションはなんどもしました。
ウエットでない乾いたリリシズム、抒情・詩情ある文にしたかったのです。
会話は平明な日常表現に満ちています。
したがって語りは詩的な文にするようにつとめました。
それをいかに簡潔にするかで悶絶してました。
なんども書き直し、そのたびにつきあわれた鈴木小百合さんには大感謝。
※小百合さんは大学の同級生で古い友人ですが作品制作となればプロどうし!
なお、かみやしんさんの絵ですが、
あの番号を子ども一人ひとりにあてはめるとたいへんかもしれません。
かみや先生は、彩な画法ができる方ですが、中心的なやり方は「記号絵画」。
表紙の円のなかに眼があるようなマークはコンパスで描かれています。
製図的にで描くことで感情や情念を排除する方法です。
それにコラージュや、さまざまな抽象技法を駆使されています。
ふつう絵本でやんないです。
でも、見てすぐわかっちゃうのはつまらない。
抽象画はなかなか日本では理解されませんが、
心の風景画であると考えればいいのではないでしょうか。
すぐわからないけど、美しい、すごい、
と感じるものと出会うことはとってもたいせつ。
ラボの子どもたちは、ほんとうに幸せです。
ぼくは抽象と具象をいったりきたりできる力が
ほんとうの頭のよさだと思っています。
あの番号から少年たちを導き出した子どもはすごい。
ちなみに「海へ」は映画でいえばエンドロールで流れる音楽。
芝居のカーテンコールのイメージ
だから、この発表のやり方大好き!
Re:Re:「十五少年漂流記」を発表して(07月11日)
ヨーヨォさん (2011年07月15日 21時53分)

SENCHOさんへ

「十五少年漂流記」の絵本は1,2,3話をうごいて4話に入った時、パ
ーティのみんなで初めから終わりまで見ました。残念ながら家で絵本を
見て来た子は少なくて、初めは「日本語がないから、どの場面かわから
ない。」という反応でした。でも4話のイラストはよく分かって、ウオ
ルストン一味がいかに恐ろしい不気味な存在かを感じたのか、子ども達
は黙ってイラストを見つめていました。それから「誰が何番か?」なぞ
解きで盛り上がり、結局「全部のお話がよ~く分かってないと、わから
ん!」とそこで時間終了。次回までの宿題にしたのですが、小3のSちゃ
んが翌週考えてきて、得意げに「1番が初代大統領、2番が2代目大統
領・・・」とおしえてくれました。

イラストがどれだけ子ども達の表現に影響を与えたかは分かりません
が、ジャガーの場面で、誰かがジャガーになるのではなく、みんなで音
楽に合わせてジャガーの雰囲気を表わし、それが見せ場の一つとなりま
した。

私自身が一番好きなイラストは、最後の「ふるさとへ」です。
凡人の私は思わず、1~15番の全部があるかどうか見たのですが、書い
てある番号は少しですね。
ならば、だれの番号なのか気になります。

Sちゃんの謎解きが当たっているとしたら・・・
まずバクスター。 彼は物語のナレーターであり、ナビゲーターだか
ら、納得。
次にジャック。かわいそうに彼のために皆が漂流するはめになったのだ
から、無事に帰れることになった時、ジャックは本当に喜んだでしょ
う。
それからPはファン。やっぱりファンは重要な仲間。
そしてあとは、どうやら小さい子達です。
ここまで分かった時、小さい子達が家に帰れる嬉しさでデッキを飛び跳
ねている様子が見えるような気がしました。それからこんなに小さい子
達が2年間もお母さんに会えず暮らしていたかと思うと、どんなに淋しか
っただろうかと思いました。
そして母親である私は、少年達が故郷に帰った時、お母さん達はどんな
に、どんなに、嬉しかっただろうか・・・と想像してしまいました。

作者の意図と合っているかどうか分かりませんが、こんな風に自由に想
像できるところが、抽象画の面白いところなのですね。
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.