「ライオンと魔女と大きなたんす」発表会直前! |
04月19日 (水) |
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テーマ活動(英語と日本語でおこなう劇)発表直前のこの時期が私は一番好きです。
テーマ活動は約3ヶ月~4ヶ月取り組みますが、初期はみんなゆったりと楽しんでいます。中期は役やナレーションが決まって、ことばを覚える大変さで子どもたちはテンションが下がります。
それから山場をこえてことばが入ってくると、皆が本気になってテンションが上がってきます。
昨日は小学生のナレーションを聞いたのですが、初めて英語を言う子達にはナレーションは本当にむずかしいです。
K君はナレーションはまずまずなのに、ユニコーンのセリフが本当に自信なさげです。15分くらい残ってもらって、二人でもう一度CDを聞きました。
K君がシャドーイングしても、セリフが速くて口がついていかない感じです。
私は「よく頑張って聞きこんだね。でもセリフを完璧に言うのは難しいね。言えるだけ言ったら、気を取り直して日本語はちゃんと言えばいいよ。ユニコーンはどんな感じ?」
K君「強そうでかっこいい。」
私「じゃあ、日本語を強そうにかっこよく言ったらいいよ。英語は十分頑張ったのだから、見ている人にもそれは分かるよ。ユニコーンらしい動きが大事だね!」
そうしたらK君の顔がパッと明るくなりました。
ラボが楽しいのは『らく』だから楽しいのではなく、頑張って努力したからこそ『たのしい』のです。
K君の例をあげましたが、どの子もいま発表に向けて真剣に物語に向き合っています。
その陰には保護者の方のご協力やお子さまへの温かい励ましがあります。
ラボっ子と保護者とテューターが気持ちを一つにできるこの時期を私は本当にありがたいと思っています。
「ライオンと魔女と大きなたんす」
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