「雨ニモマケズ」を暗唱しよう! |
07月10日 (月) |
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子ども英語「ラボ・パーティ」では日本の文学作品も日本語・英語で学びます。
たとえば、宮沢賢治の「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「雪渡り」「雨ニモマケズ」も英語・日本語のCDできくことが出来ます。
私は優れた文学作品や詩は、どんどん子どもに暗唱させたらよいと思っています。
なぜなら子どもの頃意味もわからず暗唱したことが、それが優れた作品であれば、だんだん成長していろんな経験を積むうちに、
その意味が分かるようになり、共感したり、時には大いに励まされたりすることがあるからです。
今片山パーティでは「雨ニモマケズ」に取り組んでいます。
小学生達は実に生き生きと日本語を覚えてしまいました。
日本語を言いながら身体表現も楽しんでやりました。
以下は小学生の話し合いの様子です。
「雨ニモマケズ」は雨がふっても傘もささないで平気ということかな。
「決シテイカラズ」は私にはむり!
一日お米を4合も食べられないよ。
「自分ヲカンジョウニイレズニ」とはどういうこと?
3人いてお菓子が2つしかない時、私はけっこうですということじゃないの?
先生、「ホメラレモゼズ クニモサレズ」はどういうことですか?
私、説明が難しい・・困って英語訳を見ると
“No one sings his praises or takes him to heart.
すっと理解できました。英語訳はロジャー・パルバースさんという人です。
パルバースさんの英語訳が素晴らしいということですね!
一方期末テスト明けにやってきた中学生達は、小学生に比べるとずっとテンションが低いです。
小学生には難しい英語の部分を中学生に頼もうと期待していたのに、当てにはならないみたいです。
「みんな、ラボの英語は本当に選りすぐりのことばでできていて、一流なんだからね。
分からない単語の意味と発音記号を辞書で調べてごらんなさい。それで暗唱したら本当に英語力がつくのよ!」
と言いました。
これをやる人は本当に力がつきます。
やるやらないはその人次第。
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