『青山土手から』日本のわらべ歌 |
06月22日 (金) |
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≪ “We Are Songbirds 2” 「青山土手から」≫
子ども英語教室「ラボ・パーティ」のCDの中には、日本のわらべ歌や祭り歌も収録されています。
『青山土手から』
リーダーの子がする所作を、他の子達が真似ていく遊びです。
私がリーダーになってやってみましたが、所作が昔風なので、今の小学生達にはかえって新鮮で面白いようです。
ところが「涙を袂で拭う」所作は、私にもはっきり分かりません。なんとか袂で拭う真似をして。
「洗う」「絞る」「干す」「とり込む」「たたむ」「たんすにしまう」はなんとか皆できました。
ところが「たんすにしまった袂をネズミがかりかり」のところで「えーっ!」
子ども達は本当にびっくりします。現代の生活ではそんなことは、ありえない。
真田広之、宮沢りえ主演の映画『たそがれ清兵衛』を見た時のこと。
りえさんが、清兵衛の2人の娘達と、この遊びをしていました。
寒い寒い東北地方の冬、3人で膝を集めるようにして座って、まねっこ遊びをしながら暖をとるのは、生活の知恵にも見受けられました。
所作の内容はすべて女性の家事で、延々と好きなだけ続けられるのだろうなと思いました。
りえさんの所作の美しさと歌遊びの素朴なあたたかさが、とても印象に残りました。
さすがにラボの歌の最後にある「つるつるおやじの、はげ頭」はありませんでした(笑)
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