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!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの???? 08月06日 (水)
夜の8時過ぎ、あるラボっ子のホストマムから電話がありました。

受け入れているラボっ子(女の子)がお腹が痛いと言っています。
右下っぱらが痛いと言っているので盲腸かもしれません。
どう思いますか?
そんな相談でした。

それで本人と話し、詳しく状況と症状を聞きました。
何を食べたのか、いつからどんなふうに痛いのか、
痛みはどのあたりでどんな痛みなのか。
お通じはどうか、食欲はどうだったか、
頭痛は、熱は、吐き気は、
ステイはどうか、、、、ホストとはうまくいっているのか、、、


確かに相当いたいらしい。でも、痛みがひどくなったり
ちょっと楽になったりする。
熱もなく、吐き気もない。
でもこれまでに経験したことのない痛みだという。

ホストマムも相当心配している様子。

本人はホストマムとは辞書を使いながら、話しているらしくて
ホストマムからは盲腸かもしれないと言われていました。
そんな、手術なんて絶対にいやだ~、注射も嫌だ~と涙声。

ラボっ子と話した後にさらにホストマムと話して
ホストマムとラボっ子には、
ちょっとの間、様子を見ましょうと言って一回目の電話を切る。



二回目、9時過ぎ、やっぱり痛みがひどいようので病院に連れて行くと言う。
緊張が走ります。
わかりました。では。病院の名前と電話番号がわかり次第、教えてください。
と言って、ホストマムの携帯番号を控える。

病院に着いた頃、待合室で待っている時にホストマムから電話。
ラボっ子の不安そうな声。
大丈夫だよ。と励ます。
何かあったらすぐ飛んで行くからね。
まだ、盲腸って決まったわけではないから。
単なる腹いたかもしれないよ。
盲腸だったとしてもね、そんなの手術のうちに入んないから、、、。

手術嫌だぁ。痛い~?
(どうもホストマムが自分が盲腸になったことがあるそうで
 辞書を使いながら、盲腸のことや手術のことを話しているらしい。)

冷静になってもらわないといけない。
ホストマムも心配そう。

この時点で、財団に連絡。日本は昼間。ほんとはワシントン本部の
間島氏に電話をしなければいけないのだが
ワシントンは夜の時間だしまだ、緊急に具体的に何が
というわけではないので、とりあえず、ご報告。
4HコーディネーターのStephanieにもこの状況を電話で説明。


また、電話がなる。このあと、いったい何度電話が来たことだろう。

問診をしてくれた看護師さんがラボっ子に聞きたいことを
サンサンが本人に聞き、その返事を看護師さんに伝える。
その繰り返し。

血液検査をします。

ラボっ子は怖がる。
大丈夫よ。検査しないとわからないからね。
とりあえずの検査だから。

採尿します。やり方を説明。これはあまり問題なし。

女の子だから、生理、のことも聞いたり、、、、
こと細かくいろいろと問診があってから、電話を切り、
しばらくして、ドクターから電話。

さらにいくつか質問をされてラボっ子の返事を伝えて電話を切る。

検査の結果とドクターの診察の結果、診断が下された。

あ~、盲腸ではなかった~。

良かったぁ。

ラボっ子も顔色がよくなって痛みもだんだんなくなって、
元気になってきた。

なんと食事をした時の食べ物から腸内でガスがたくさん発生して
それが痛みを引き起こしていたようです。
おならがたくさんでたら、それで元気になってきましたぁ。

食べすぎ?

そう、よくあります、こんなこと。
食べなれていないものをあまりたくさん食べてしまうと
体がちょっと拒否反応のようなものを起こすことがあります。

1984年にウィスコンシンでステイした時も
中1の男の子が、無理にいろいろ食べすぎて、
その子の場合は、急に何も受け付けなくなってしまい、
何も食べれなくなってしまって
サンサンにSOS。
その時は、その子の家まで遠かったけど行きましたよ。
ホームシックにもなっていたようで、いろいろ話しながら
お粥さんを作ってあげたら、徐々に良くなっていき、
後半のステイもとっても元気に楽しくすごくことができました。
体ってちょっとしたことで、反応することがあるのです。


ドクターもたぶん、ガスがたまって痛かったのでしょう、
また、女の子特有の排卵時の痛みもあったかも知れない、と

そんな診断でしたぁ。

もちろん、結果報告はワシントンシアトル本部の間島氏と、
コーディネーターのStephanieさんにもしましたよ。

こちらはもう、夜中を過ぎて今、6日の午前一時前です。


これでやっと安心して眠れま~す。

ほ~。

ちなみに、盲腸だったとして、手術したとしても
まぁ、その日に手術しても日曜日には退院して
みんなと帰国する事は可能だったと思われます。

単なる腹いたではないかと思ったのですよねぇ。
だから、様子を見ましょうと言ったのですが、、
でも、もし盲腸でそれが破裂したりしたら、、、
なんてホストマムも心配してくれたのです。
いいホストマムですねぇ。
ラボっ子も電話口でホストマムのことを
マ~ムと呼んでいました。信頼しきっている様子が
かわいかった。

今回の場合は、すぐに飛んで行かずに
家に待機して、看護師やドクターとラボっ子、ホストマムの
仲介役として務めたことが良かったと思った。

もっと緊急の場合はもちろん、飛んでいかなければいけないのだが。
その判断は慎重にしないといけない。

なにかあった時は常に冷静な対応が大切ですね。

はい、これシャペロンの大切な心得です。
Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日)
SATOMIさん (2008年08月06日 23時11分)

盲腸じゃなくてほ~んとよかったです。
国内でさえ不安な病院での検査。海外ではなおさらですよね、きっと。
いろんなことがありますね。食べ物の違いはおおきいですよね。
どこにいっても、やはり日本食は本当に体にやさしいと感じます。
微妙な素材の味を感じることができる日本食。すばらしい。
それにしても、サンサン おつかれさまです。
あとステイも2週間足らずなんですね・・・
私も?おばさんなので、あっという間に日々過ぎていきます。
Re:Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日)
サンサンさん (2008年08月07日 02時01分)

SATOMIさん
>盲腸じゃなくてほ~んとよかったです。
→そう、ほ~んと。良かったです。

国内でさえ不安な病院での検査。海外ではなおさらですよね、きっと。
→きっと不安だったでしょうね。でも、頑張りました。
 こんなとき、いろんな意味でキャンプでの体験が生かされますね。
 親と一緒でなくても誰かが助けてくれる。そんな体験も大切ですね。

いろんなことがありますね。食べ物の違いはおおきいですよね。
どこにいっても、やはり日本食は本当に体にやさしいと感じます。
微妙な素材の味を感じることができる日本食。すばらしい。
→ほんと、私たちいつもいいもの食べていますよね。
 微妙な違いはこちらの方たちには理解できないかもねぇ。
 でも、中には日本通の人たちもいますね。

それにしても、サンサン おつかれさまです。
あとステイも2週間足らずなんですね・・・
私も?おばさんなので、あっという間に日々過ぎていきます。
→あはは、そうですか。あっという間に過ぎていきますか?
 なみちゃんは違いますよぉ。濃密な一ヵ月を過ごしてきますから
 少しずつ、聞いてみてくださいね。一人一人違う体験をしてきます。
 一人一人特別なのです。
 お楽しみに。サンサンもいろいろ体験していますよ。
 シャペロンとしてだけではなく、大人だから大変だってこともありま
すよ。
 
----------------------------
Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日)
かなママさん (2008年08月07日 18時33分)

緊張しながら電話でのやりとり、読み進めましたー

ホントに盲腸じゃなくってよかったです
いきなり異国の地で手術、入院では心配ですよねー

シャペロンはラボっこのママなんですね
何から何まで、どんなことにも対応しなくては
ならないのですねー
本当お仕事がたくさんありますね
毎日お疲れさまです

気楽にお買いもの、なんて時間ないのでしょうか??

その後腹痛の方はおさまったのかしら?
大変な体験でしたけど、こんなことを通して、きっと
ホストファミリーとの信頼関係もぐーっと近くなるのでしょうね

今回のようなことは日本の家族には伝わらないのですよね?

本当にシャペロン様さまです!
Re:Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日)
サンサンさん (2008年08月07日 21時30分)

かなママさん
>緊張しながら電話でのやりとり、読み進めましたー
→たしかにドクターの診察が終わるまで、緊張していました。
 もし、手術になったら、どう対応しようかなぁってリンディと話し合
っていました。

ホントに盲腸じゃなくってよかったです
いきなり異国の地で手術、入院では心配ですよねー
→大した手術ではないといってもねぇ。本人にして見れば始めたのこと
だし。

シャペロンはラボっこのママなんですね
何から何まで、どんなことにも対応しなくては
ならないのですねー
本当お仕事がたくさんありますね
毎日お疲れさまです
→そうなんです。成田でみんなに初めて会った時に
 ステイ中はサンサンがお母さん(?)だからねと言ってあります。
 こういうこともキャンプでロッジマザーの存在を体験している子と
 そうでない子では違うでしょうね。
 小さい時からキャンプに参加して困った時に
 ロッジマザーに助けてもらったとか、、、
 そんな体験がある子は、テューターであるシャペロンが
 いると安心できるでしょうね。
 いろんなことがキャンプ体験につながっていると思います。
 黒姫キャンプ、かなちゃんも大きくなったら連れて行きますね。
Re:Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日)
サンサンさん (2008年08月07日 21時31分)

かなママさん(その2)

気楽にお買いもの、なんて時間ないのでしょうか??
→あります、あります。昨日もミズーラに行き、 
 ラボっ子にキャンディの大きな袋を買ってきたりしました。
 もちろん、自分にはTシャツや靴なども買いましたよ。
 本もいろいろ買いました。なんだかみんなラボで使えそうなものばか
り。
 テューターってみんな、そうなんですよね。
 つい、ラボのものばかり買ってしまう。

その後腹痛の方はおさまったのかしら?
大変な体験でしたけど、こんなことを通して、きっと
ホストファミリーとの信頼関係もぐーっと近くなるのでしょうね
→腹痛は治まり、顔色は良くなり、笑顔が出てきて、
 電話口でもほっとした声が聞こえて、嬉しかったですよ。
 おっしゃるとおり、ホストファミリーとの仲はぐっと近くなったでし
ょうね。

今回のようなことは日本の家族には伝わらないのですよね?
→結果は伝わるでしょうね。何かある時はすぐに連絡は行きますが
 細かいやり取りまでは伝わりません。

本当にシャペロン様さまです!
→ステイ中のことは、すべてホストファミリーとシャペロン、 
 財団、4H、シアトル本部が対応しますが、 
 もちろん、日本のご家族に相談しながらことを進めます。
 女の子がピアスを開けたがっている時などもちゃんと相談が行きま
す。
 そういうことも勝手にしたりはしません。
 常識の範囲で、大切かつ必要なことは必ず相談します。

 今日も朝から、何やら牛のせりを見に行くそうです。
 ちょっとドキドキ。
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Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日) ・
え、盲腸?と、ご心配をかけた母です。さん (2008年09月06日 23時28分)

サンサン様
その節は、娘がお世話になりました。
帰国した日は、食事をしながらアメリカでのいろいろな出来事を、機関
銃のように話してくれました。
中でも、盲腸疑惑事件は、怖く不安な出来事だったので、ホストマザー
の優しさや、サンサンの的確なご指示に心細さも和らいだようでした。
検査の結果、食べた野菜でガスがたまっていたとのこと。(マムが、トラ
イと言うのでブロッコリーも生でたべたらしい。笑) 分かってしまえば
笑い話ですが・・・しかし、良かった~
帰国報告会で、他の父母から盲腸疑惑の子どもの事が掲示板に載ってた
と教えてもらい、「それ家の子!!」お礼が遅くなりました。
有難うございました。おかげさまで、たくさんの忘れられない思い出を
作って無事帰って来る事が出来ました。たずさわって下さった皆様に、
感謝、感謝です。
Re:Re:!!!!え、盲腸?手術?帰国できるの????(08月06日)
サンサンさん (2008年09月07日 08時00分)

え、盲腸?と、ご心配をかけた母です。
→まぁ、はじめまして。

その節は、娘がお世話になりました。
帰国した日は、食事をしながらアメリカでのいろいろな出来事を、機関
銃のように話してくれました。
→ステイ中も、明るく元気に、集結時もニコニコとみんなとにぎやかに
過ごしていました。

中でも、盲腸疑惑事件は、怖く不安な出来事だったので、ホストマザー
の優しさや、サンサンの的確なご指示に心細さも和らいだようでした。
検査の結果、食べた野菜でガスがたまっていたとのこと。(マムが、トラ
イと言うのでブロッコリーも生でたべたらしい。笑) 分かってしまえば
笑い話ですが・・・しかし、良かった~
→今思えば、笑い話です。でも、その時はいろんなことを考えながら、
結果が出るまでの時間が長く感じられたものでした。


帰国報告会で、他の父母から盲腸疑惑の子どもの事が掲示板に載ってた
と教えてもらい、「それ家の子!!」お礼が遅くなりました。
有難うございました。おかげさまで、たくさんの忘れられない思い出を
作って無事帰って来る事が出来ました。たずさわって下さった皆様に、
感謝、感謝です。
→大事に至らずにほんとに良かった。それどころか楽しい思い出がたく
さんできて良かった。
 私もうれしいです。元気に過ごしてくれてありがとうと一人一人に言
いたい気持ち。
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