☆★☆神奈川支部総会:発達障害について気付かされる☆★☆ |
01月24日 (土) |
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毎年1月の末の週末に行われるのが支部総会。
神奈川支部に所属するテューターが一堂に会して
今年もみんなですてきなラボ活動を展開していけるように
という力をもらえる場になっています。
もちろん、テューターをサポートしてくれる
神奈川の事務局の皆さんも勢ぞろいします。
今年は本部から北村氏が来てくださって
テューターを激励してくれました。
地区表現は例年通り、期待を裏切らない楽しい発表を見せていただきました。
この地区表現も楽しみの一つです。
各地区のみなさん、一人一人の様子を見ることができます。
秋研とはまた一味違う発表はとてもいい。
サンサンパーティの一期生のみっちゃんも他地区なので
彼女の発表を見るのも楽しみ。
ナーサリーライムの発表あり、テーマ活動の発表あり、
いろんな工夫があって素晴らしいです。
我がたま川地区は、平岡テューター(&ピアノの先生)の指導のもと
なんとハンドベルで2曲奏でました。
① Home on the Range ② ひとつしかない地球
です。
最初の曲は大成功。二番目はちょっと失敗もありましたけど
そこはご愛敬。
みなさんからあたたかい拍手をいただくことができました。
テューターの皆さんはほんとに優しい方ばかり。
そういう暖かさが大好きでラボを始めたことを思い出しました。
ハワイから帰国して、息子が小1になってすぐのころ私はラボと出会ったのです。
その時、日本にもこんなに心の温かい団体があるのだなぁと
ほ~っとしたことを思い出したのです。
ラボの事務局もテューターもほんとに心の広い、暖かい方ばかり。
それってやはり、せまい日本に住んでいながらも
常に子どもたちと一緒に物語活動や国際交流を通じて
広い世界を泳いでいるかのごとく活動しているからなのだろうと思います。
ラボいいですねぇ。
改めてそう思いました。
総会では毎年講演がありますが
今年の講師の先生は、
横浜市発達障害センター、センター長の関水実先生でした。
この方から、発達障害についてわかりやすくお話を伺って
いろいろ知らなかったことがあったことに気付かされました。
その中でびっくりしたことがあります。
彼の関わっているグループのうちの一つで
18歳以上のグループがあるそうです。
そのメンバーがなんと一流大学卒業の方たちが大半を占めているということでした。
「高機能障害」、、、初めて聞いた言葉。
IQ と EQ ということばは以前にも聞いたことがあって
IQは高いけど、EQが低い、、、
頭は良くても、心が育っていない、、、
ととらえていましたが実は発達障害なのかも知れないのです。
高機能障害の方たちの話を聞いてその事例にほんとに唖然としました。
その障害は治らない、、、というのです。
小さい時から塾に通い、常に好成績を収め、日本で一番と言われている国立大学に入学。
しかし、実際には治ることがないと言われる発達障害を持っている。
IQは高い、偏差値も高い、だから一流大学にも入学できる。
しかし、人間関係を作るのが苦手。集団に入れない。
コミュニケーションがあまりできない。
むかしなら、子どもはそんなに幼い時から受験勉強一辺倒で過ごしていなかったのでしょうねぇ。
もっと自由に遊べる空間もあったはず。
でも、今はもう、すでに幼児期からお受験と称して塾通いが始まり、
小学校、中学、高校と大学に入るまではお勉強、お勉強。
だから、ラボのようにのんびりCDを聞いて
想像力を広げてテーマ活動をしたり
仲間と一緒に話し合いを重ねていってテーマ活動を発表する、、、
などができないのでしょうね。
ラボで大切にしている想像力、創造力、人間関係力、コミュニケーション力など
それらすべてがその障害を持っている子どもや大人には欠けている、、、
でも、そういう子供でも対応を考えていけばラボ活動にも
入ることが出来て、その中でラボの活動にも慣れていくことができる。
と伺いました。
そして、最も苦手とする集団の中でもどうにか過ごしていけるように
なってくるとも、、、
そうなんだ、本質的には変わらなくても集団の中で過ごす
手だてを学ぶことはできるのだ、、、と教えていただきました。
他にも、アスペルガー症候群、知的障害、自閉症、
LD(学習障害)、PDD、ADHD(注意欠陥多動性障害)など
実にいろいろな発達障害があることがわかりました。
そのような子たちに対する基本的な対応の仕方など
ほんの少しですが学ぶことができました。
関水先生はとても優しい温和な方でそういう障害を持つ人たちのために
日々、ご尽力されているのだなぁと頭が下がる思いでした。
私たちは日々、子どもたちと活動している中で、
もしそういう障害を持った子がいたら、どうしたらいいのでしょう。
排除することはたやすい。
しかし、異文化交流を大切にしている活動だとしたら
そういう理解しづらい子どもたちのこともどうにか
理解してあげたいと努力することは大切なのかなぁと感じました。
今回のお話にはかなりショックを受けながら
そういう現実があるということを知ることが出来て良かったと思いました。
逆に私たちは物語活動を通じて子どもたちの心を育てているので
ほんとに大切な活動をしているなぁとつくづく思いました。
この不況の中、ラボは、すてきなラボファミリーに支えられて
子どもたちがのびのびと活動しています。
想像力や人間関係力を仲間と一緒の活動を通じて
しっかり育てていきたいと心から思いました。
テューターの仲間もいいですね。
事務局の方もサポートしてくださいます。
今年もラボ活動頑張っていこうと思います。
気恥ずかしいのですが、
総会で、なんとサンサンパーティが今、ラボでいちばん大きいパーティだと言われました。
びっくりすると同時になんだかパーティの30周年を迎えるにあたり
大きなプレゼントをいただいたような気がしました。
数だけでなく、内容もすてきなパーティ活動を展開していきたいと思います。
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Re:☆★☆神奈川支部総会:発達障害について気付かされる☆★☆(01月24日)
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かなママさん (2009年01月27日 23時53分)
支部総会おつかれさまでした。
講義ではいろいろな内容が取り上げられるのですね。
「高機能障害」のお友達が私の周りにもいます。
とても語彙や知識も豊富だし、どこが違うのかな?と思ったりしたこと
もありました。学校では別のクラスに行くようです。
そんな子供たちもラボでは一緒にできるかもしれないのですね。
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Re:Re:☆★☆神奈川支部総会:発達障害について気付かされる☆★☆(01月24日)
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サンサンさん (2009年01月28日 07時47分)
かなママさん
>支部総会おつかれさまでした。
講義ではいろいろな内容が取り上げられるのですね。
「高機能障害」のお友達が私の周りにもいます。
とても語彙や知識も豊富だし、どこが違うのかな?と思ったりしたこと
もありました。学校では別のクラスに行くようです。
そんな子供たちもラボでは一緒にできるかもしれないのですね。
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→高機能障害、これは持って生まれたものなのですよね。
決して母親のせいだったりはしない。
ただ集団生活が苦手というより好まない。
など、いろいろ違いがあるようです。
それを踏まえて対応していけばラボのような集団で
学んでいくことは多いようです。
基本的にその障害は治るわけではないそうですが
もともと賢いのでパターンを学んでいけば
集団生活もしていける、、、ようになるそうです。
全く希望がないわけではない。
ラボだからこそできることってあるようです。
関水先生は心からラボによろしくお願いします、、、
とおっしゃっていました。
私も全く自信はありませんが、実は他のグループにそんな子が
いることがわかりました。
ラボでちゃんとやっているので気がつきませんでしたよ。
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Re:☆★☆神奈川支部総会:発達障害について気付かされる☆★☆(01月24日)
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まおママさん (2009年01月29日 19時54分)
総会お疲れ様です。日本一のパーティーなんですね。この人数をまとめ
るってすごいことですよね。小さな学校規模だとみんなで集まる会の時
に感じます。
関水さん素敵な方ですよね。まおママは業界が同じなのでお世話になっ
ていました。
ラボでそのようなテーマで講演があったことが嬉しかったです。
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Re:Re:☆★☆神奈川支部総会:発達障害について気付かされる☆★☆(01月24日)
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サンサンさん (2009年01月29日 22時52分)
まおママさん
ようこそ!
>総会お疲れ様です。日本一のパーティーなんですね。この人数をまと
めるってすごいことですよね。小さな学校規模だとみんなで集まる会の
時に感じます。
→ありがとうございます。
そう、ファミリーも集まるとかなり大勢になりますね。
カナダの田舎の漁村の人口は100人でした。
うちのパーティが全員集まるともっと大勢になることを伝えたらびっ
くりしていました。
関水さん素敵な方ですよね。まおママは業界が同じなのでお世話になっ
ていました。
ラボでそのようなテーマで講演があったことが嬉しかったです。
→そうなのですね。同じ業界。
これからいろいろ教えてくださいね。
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