☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆ |
02月11日 (水) |
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これは本のタイトルです。
まもなく小学校に英語が導入されるにあたって
気になることはたくさんありますね。
果たしてどんな方法で小学校に導入されるのか。
願わくば英語嫌いにならないように、、、、
この本はラボ方式の良さをアピールしている?
そんな冊子です。
つまりラボで当たり前の様に言っている
母語を大切にしながら英語習得、、、
ことばの習得には創造性や感受性を育てることが大切、、、
文法を単に教え込むことでは英語習得はできない、、、
「決まり文句」や英会話のパターンプラクティスだけでは英語は習得されない、、、
((この方法は個人的には英語アスペルガーを育てているのではと
思って笑ってしまいました。つまり、具合が悪いのに
How are you? と聞かれたら、Fine. と答えてしまう、、など
相手の気持ちを思いやったりする余裕がないし、
自分の気持ちをちゃんと伝えられないなど、、、))
などが対話の端々に出てきます。
また、韓国の小学校英語導入はいい結果を残していない、、、
すべての日本人が英語を話せるようになる必要はない、、、
など、いろいろここには書けないほど辛辣な内容になっています。
小学校英語から大学英語までを検証する、、、、
というサブタイトルで
対談形式がメインになっているこの本には、
大津由紀雄氏が出ています。
ラボ方式の素晴らしさを再認識できる内容になっています。
薄っぺらな冊子ですが、内容としては、、、、
いま、英語教育全般がおかしい?!
「英語が使える日本人」育成構想を問う(山田雄一郎)
提言1 試作版『英語ノート』と
「ことばへの気づき」を育む(大津由紀雄)
提言2 学校英語教育を変えるために
広島市の実践から(山田雄一郎)
提言3 語学哲学に基づく英語教育政策を(斎藤兆史)
以上のようなタイトルでいろいろ興味深い内容になっています。
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Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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たんぽぽさん (2009年02月14日 23時41分)
会津の宮澤パーティのたんぽぽです。
あしあとを残して下さり、ありがとうございました。
嬉しくて書き込みしてしまいました。
サンサンさんには、10年くらい前に郡山で研修をしていただいた時に
お会いしました。(たぶん覚えていらっしゃらないと思います。)
その研修は私にとって今でも、大きな大きな意味をもっております。
その時のMSのスタイルが、すっかり私のMSになりました。
まだまだサンサンさんの足元にもおよびませんが、少しでも近づけるよ
う頑張ります!
紹介して下さった冊子もぜひ読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
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Re:Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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サンサンさん (2009年02月15日 22時57分)
たんぽぽさん
>会津の宮澤パーティのたんぽぽです。
あしあとを残して下さり、ありがとうございました。
嬉しくて書き込みしてしまいました。
→読み逃げで済みません。
書き込み、ありがとうございます。
サンサンさんには、10年くらい前に郡山で研修をしていただいた時に
お会いしました。(たぶん覚えていらっしゃらないと思います。)
その研修は私にとって今でも、大きな大きな意味をもっております。
その時のMSのスタイルが、すっかり私のMSになりました。
→そうでしたかぁ。
あの時の研修、私もとってたのしかったのです。
思い出させてくださって、なんだかとっても嬉しいです。
まだまだサンサンさんの足元にもおよびませんが、少しでも近づけるよ
う頑張ります!
紹介して下さった冊子もぜひ読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
→少しずつの努力を重ねて、頑張っていくことが大切ですね。
ともに歩んでいきましょうね。
どこかでまたお会いできたらいいですねぇ。
そのときはぜひ、「たんぽぽです」と声をかけてくださいね。
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Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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まじょまじょさん (2009年02月16日 12時00分)
サンサンさん、お久しぶりです。日記読ませていただきました。
「英語を使える~」の冊子はまだ読んでいませんが、この冊子発刊の元
となった英語教育シンポジウム(2008・9/慶応大学)に参加しました。
「英語教育の新時代---『英語ができる日本人』の育成のための戦略構想
を超えて」というタイトルで、英語教育の関係者(主に大学の研究者・現
役英語教師)など全国から500名以上参加の熱気あふれるシンポジウムで
した。
冊子では「語学哲学に基づく英語教育政策を」書かれている斎藤兆史先
生(東京大学)が、コーディネーター・司会をされていました。
大津先生は、「お題は、「戦略構想」、「TOEIC」、「小学校英語」---
あるいは、ここが正念場の英語教育---」と
http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/event/2008-9-15symposium/otsu2.pdf
「すてきな「英語ノート」の使い方」
http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/event/2008-9-15symposium/otsu3.pdf
を発表されました。 (↑当日発表されたハンドアウトです。)
その中で、小学校英語活動ですでに拠点校で使用されている『英語ノ
ート』の『大きなかぶ』の音声教材を実際に会場で流しながら、「英語
ノートの内容も音声教材も文科省から与えられているものが、すべてで
はなく、丁寧に作られた良質の教材をこどもたちに与えてほしい」「こ
とばの習得には創造性や感受性を育てることが大切」と話され、どのよ
うな音声教材が、こどもたちの感性を育てるかというところで、
ラボ教育センターが発刊している『かぶ』を紹介し、さらに両方のCD
の音声を聞き比べる時間を作っていました。またシンポジウム会場では
ラボ・ライブラリーの紹介パンフレットが配布されました。
1000字を超えそうなので、続く
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Re:Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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まじょまじょさん (2009年02月16日 12時02分)
~つづき
このシンポジウムで出された意見は、10月20日に教育再生懇談会の安西
祐一郞座長宛に要望書として提出され、
12月18日に総理大臣官邸で開催された第6回教育再生懇談会の「配付資料
6」として配布されました。概要は以下からご覧になれます。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/kaisai/dai6/6giji
sidai.html
ちなみに、大津先生が登壇されたときに協力者として紹介された「言語
教育プロジェクト」は、(財)ラボ国際交流センターが委託しているプロ
ジェクト
http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/ (大津先生HP)だと、
その時、初めて知りました。この研究成果を是非ラボ・テューターにも
報告していただきたいと思っています。
~長くなってしまいました。
文科省は「ことば」を大切にした外国語活動~コミュニケーションの素
地づくり!といっていますので、新年度から前倒して始まる小学校英語
活動についても、ことばの気づきを大切にした活動になってほしいと願
っています。
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Re:Re:Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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サンサンさん (2009年02月17日 08時10分)
まじょまじょさん
さすがですねぇ。
たくさんの情報、ありがとうございました。
今、大津先生はじめ、ひとりでも多くの専門家の方たちが
子どもたちに向けての言語習得活動としては、
「英語ノートの内容も音声教材も文科省から与えられているものが、す
べてではなく、
丁寧に作られた良質の教材をこどもたちに与えてほしい」
「ことばの習得には創造性や感受性を育てることが大切」
という部分に気が付いてくださるといいですねぇ。
単なるパターンを教え込んだだけでは心の表現までには
いきつかない、、、ということを感じてほしいですね。
大津先生のような方のご活躍を心から祈りたい気がします。
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Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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マーシャ嬢さん (2009年02月21日 02時38分)
サンサンさん、ご無沙汰してます。
サンサンさんのHPを見て、『「英語を使える日本人」は育つのか?』
を読んでみたい!と思ったのですが、まだ本屋さんに行っておらず、読
み聞かせの絵本を探すついでに行った図書館で大津先生が編集された
『小学校での英語教育は必要か』という本を読んでみました。
ラボでの身につくチカラを著名な先生方が太鼓判を押してくださってい
る気がして、一気に読んでしまいました。「この箇所をお便りにのせよ
う」などと付箋をつけていたら付箋だらけに。
よい情報を教えてくださりありがとうございました。
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Re:Re:☆★☆「英語を使える日本人」は育つのか?☆★☆(02月11日)
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サンサンさん (2009年02月25日 15時41分)
マーシャ嬢さん
>サンサンさん、ご無沙汰してます。
サンサンさんのHPを見て、『「英語を使える日本人」は育つのか?』
を読んでみたい!と思ったのですが、まだ本屋さんに行っておらず、読
み聞かせの絵本を探すついでに行った図書館で大津先生が編集された
『小学校での英語教育は必要か』という本を読んでみました。
ラボでの身につくチカラを著名な先生方が太鼓判を押してくださってい
る気がして、一気に読んでしまいました。「この箇所をお便りにのせよ
う」などと付箋をつけていたら付箋だらけに。
よい情報を教えてくださりありがとうございました。
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→大津先生はほんとにラボ方式がいいと自信をもっていらっしゃいます
ね。
ちょっと考えたら言語習得なんて、その国に住んでいたら子どもたち
は誰に教えられるでもなく
自然に身につけていきますよね。
だから、あえて、repeat after me なんて言わなくても言いたい言葉は
ちゃんと獲得していくのですよね。
それをわかってさえいれば、ラボ方式を安心して進めていけますね。
私たちも自信を持ってラボ方式、実践していきましょう。
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