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フランス:ルーブル美術館など(画像追加) 02月12日 (木)
2月11日(水)パリ市内観光二日目
朝は、6時半に起床。昨日は冬のパリでは珍しいと言うくらいいいお天気に恵まれていましたが、今朝はどんよりと曇り。これは、フランスの典型的な冬のお天気だそうです。冬場は青空は少なく、北海道と緯度は同じですが、雪は降らないそうです。

朝食はコンティネンタル。ホテルの食堂でのセフルサービスの朝食。そこにいた、フランス人のおじさんやおばさんとちょこっとコミュニケーション。なんだか、おはようや、こんにちは、ありがとうや、さよなら、すみませんなど、簡単なことを言ってみたくて、レストランの人、ホテルの人、バスの運転手さんなど、誰にでも声をかけたりしています。ラボっこ精神(?)で。。。ラボっ子たちもこんな感じで、言葉のやりとりをしながら、感覚的にコミュニケーションをしていくんだろうなぁなんて思いながら。でも、ラボっ子のほうが、もっとゆたかなコミュニケーションをしているんだろうなぁ。だって、ホームステイだし、ホストファミリーがいるし、大勢の仲間もいる。観光なんかより、ホームステイの方がいろんな出会いがあって、絶対いいに決まっている。

午前8時25分、バスにてパリ市内観光のためホテルを出発。
昨日に続いて、今日もあちこちを見てきました。
今日のガイドさんは、フランスの女性。でも、ガイドはきちんとした日本語で。
ただ、地名や人の名前など、あまりにもフランス語っぽくて、聞き取りにくい。
パリは東西に12キロ、南北に9キロの広さで、その人口は市内に住んでいる人たちが220万人、郊外に住んでいる人が800万人。市内はほとんどがアパートで家賃が高い。市内に住むほとんどの人たちが駐車場がないので車を持っていないそうです。また、セーヌ川(今日のガイドさんはセーネ川といっていた。)が街を東西に流れ、それをはさんで、ビジネスや政治、商業の街と学生街とに分かれるそうです。37キロの環状道路がパリの周りをぐるっと取り囲んでいて、そこから、あちこちの方角にに道が伸びており、外国につながっているということでした。
日本は海に囲まれているから、外国につながる道はないですね。これはヨーロッパ独特です。

今日、水曜日は学校がお休み。日本も11日の水曜日は、建国記念日でおやすみですね。支部では、高校生広場の発表会がある日です。あやちゃんがでましたね。台詞が2行しかないんですよ、といいながら、バベルの塔に楽しそうに取り組んでましたね。いい発表になったことでしょう。

この水曜日がお休みなので、トムは会社の休みを取りやすかったようです。会社は4日だけ休んで今回のツアーに参加しています。
ここ、パリでは、子供たちの学校のお休みがとても多いそうです。一年の半分くらいがお休みじゃないかしらってガイドさんいってました。今週の金曜日から、2週間の冬休みに入るそうです。クリスマスとお正月のお休みもあったそうですが。4月にも2週間の春休みがあり、夏休みも長いとか。子供たちのびのびとできていいですねぇ。

バスからガイドさんの説明を聞きながら、いろいろなところをキョロキョロと見ながら、最初に立ち寄ったところは、ゴシック様式のノートルダム寺院。
高さ69メートル。巨大なステンドグラスがある大聖堂、9000人が入れるとか。
ここで1804年にナポレオンの戴冠式も行われたとか。
ちょうど午前のミサが行われており、おごそかな声が聖堂の中にひびきわたっていました。
西の壁には、これまた巨大なパイプオルガンがあって、なんと6000本(これ確かです。) のパイプですばらしい演奏がされるそうです。
ん~、どんな音がするのかな~。聞いてみたいぞ~。
建物は石灰岩でできていて、立派なものでした。ステンドグラスもだてについているのではなくちゃんとボルトという、ドーム状の天井を補強する(支える)ためにあり、硝子の材料もそのために工夫されているようです。美しいだけじゃないんですね。
今日、再びコンコルド広場に行きました。ルイ16世とマリーアントワネットが処刑されたと言う場所をそれぞれ教えてもらったんですが、想像するとぞっとしますね。ここで、1100人もの人たちが処刑され、しかし、それ以上の処刑をしないようにという願いをこめて、コンコルド(平和)という名前がつけられたそうです。
昨夜、散策した凱旋門やシャンゼリゼ通りを再び通りながら、いろんな建物を見ました。
ルイビトンのお店が150年祭を迎えると言うので、これまた巨大なビトンのかばんの形の入り口があって、びっくり。地元の人たちは値段がはるのであまり興味がないんだとか。日本人が買うから、儲かっているそうですよ。
ノートルダム寺院の次に、エッフェル塔を観に。。。

それから、お待ちかねのルーブル美術館へ。
途中、7年前のダイアナ妃の事故から有名になったと言うあのアルマ橋の地下道、通りました。つい身を乗り出してみそうになった私は、なんなんでしょう。
ルーブル美術館に入場するのにやはり、手荷物チェックがありましたね。
ミロのビーナスから、その他の彫刻諸々、モナリザの絵やその他の絵画の諸々を実物で見られて圧巻でした。日本では見たくてもなかなか行かれなくて。。。

ミロのヴィーナス

ここで実物を鑑賞することができて満足。
ガイドさんの解説も良かった。
ルーブルの後は、自由時間。昼食からそれぞれでということになり、トムと一緒に遅い昼食をとり、あちこちぶらぶらと。。。
ブランド品はあるのですが、なかなかこれぞというものが見つかりません。
ローマに期待します。

6時15分にオペラ座通りにあるマイバスという旅行者の前に集合。
マイクロバスで、ムーランルージュへ。ムーランは風車、ルージュは赤。http://moulin-rouge-japon.com/

ムーランルージュ

赤い風車という名前のキャバレーですね。エッフェル塔ができたころに、モンマルトルの丘のところに、できたそうです。世界的にもかなり有名がところで、ディナーショーを楽しんできました。
今夜は2年続いていると言う、Ferryを上演中でした。絢爛豪華。素晴らしいショーでしたよ。ディナーは期待していたんですが、たいしたことなかった。
フレンチカンカン発祥の地と言うことで、元気なフレンチカンカンでした。
カンカンと言うのは幼児語で、アヒルと言う言葉だそうですね。おしりふりふり、誰かの後をみんなでついていくとか、そんなところがアヒルの子供たちににているからかな?
今日も、一日、いろんな刺激をいっぱい受けました。
観光地に行くと、とにかくいろんな国の人たちが、それぞれの言葉を話すガイドをつけて、回っています。
日本の観光地もこんな感じなのかな。
ここへきて、私は自分が言っているglobalと言う言葉が薄っぺらだったような気がしてきています。
もっと、もっといろんな国に興味を持ち、いろんな言葉を学び、文化や歴史的背景ももっとちゃんと学び、視野を広げていこかなくちゃなぁ。多言語に挑戦しなくちゃ。
物語を取り上げるときに、その物語の背景やその国のお勉強をやっているつもりでもやはり、実際にその国に来てみると、肌で感じるものがあってなんか違うなぁ。日本に住んでいるとすべてにおいて満足してしまって、あまり興味がほかにいかないので、それではいけないなぁ。
いろいろ考えさせられる旅になっています。


明日は、エールフランスで、シャルルドゴール空港からローマへ行きます。
ピノッキオ、ロミオとジュリエット、ジュリアスシーザーの舞台になったところです。
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