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春キャン、3日目:野外活動/ロッジ活動/姉妹ロッジ交流/春祭り/別れの涙 |
03月29日 (月) |
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さて、スプリングキャンプ3日目は、盛りだくさんのプログラムで、なが~い一日でした。
朝の集いがロッジ毎に外の雪の上で行われ、途中で写真撮影があり、朝食。
この日も合コンマスターが張り切って机の配置や席決めをしていた。毎回、机の並べ方が違っていて、面白かったぁ。
いろんなパターンができるんだぁ。
朝食の後は、野外活動。
行ったのは、ラボランド探検隊というグループ。
① コンパス
② メジャー
③ ナイフ
④ 虫眼鏡
⑤ シャベル
⑥ ビニール袋
⑦ ひっぱるん(写真機)
⑧ 本(黒姫の自然に関するもので、木や草や生き物の事が書いてある。)
⑨ 記録用の用紙(地図に発見したものなどを書き込む)
⑩ 聴診器
などが渡されて、一グループ10人くらいで、ラボランド内を探検しに出発。
それぞれがコンパス隊長、メジャー隊長、ナイフ隊長、虫眼鏡隊長、シャベル隊長、ビニール袋隊長、写真隊長、本隊長、記録隊長、聴診器隊長などという任務を与えられて行動。
私など何十回とキャンプに来ているから、ほとんど知っていると思っているラボランド内だけど、みんなで周りのものに興味を持ちながら進んでいくと、以外と知らなかったことがあったり、誰かが何かを発見して、これは何だろうと本で調べて、ほ~っ、そうなんだ~と納得したり。。。
聴診器で木の音を聴いたり、木の大きさを測って、三本柱を見つけようとか、いろいろなことに気づき始める。
一時間半の間に、太郎丸の裏や、駐車場の裏、集雲堂の裏など、雪が積もっていて、下の方が解けてきているので、ぶすぶすはまりながらも、みんなで楽しく探検して、春の黒姫ラボランドの様子をゆっくり観て回った。
ゆっくり、みんなでというところが良かった。
その時の流れのなかで、いろいろなものの息づきというか、命を感じる瞬間があった。
***************
自由時間があって、午後からのロッジ活動では、再び「三本柱」を。
もう、すっかりロッジの仲間がうち解けて仲良くなっていて、また、三本柱に対する理解も深まってきていたので、細かいところまで、どんな風に表現していきたいか、話しあいが白熱。
とにかく、めでたいお話しだから、笑顔で元気に最後の囃子を大きな声で唱えたいねと言うことで、振りが付いたりしながらも楽しくテーマ活動が出来ていった。
もちろん、みんなの表現の形を整えたりはしない。
三本の柱を三人で二本ずつ持って運ぶところも、こうしたい、ああしたいというみんなの意見を上手に取り入れながらどんどん気分が盛り上がっていった。
そんなとき、時間は早く過ぎてしまうもの。
すぐに早めの夕食の時間が来てしまった。
夕食のときの、机の並べ方は、学校の先生と生徒の並び方で。
座る席は、あみだくじで。
男の子が座るところと、女の子が座るところは、ごま塩状態になるように。
先生の席に座ったのは、ロッジでも一番チビの3人。
他の中高大生は、前に座った3人の子を、
「先生。」と呼びながら、にぎやかで楽しい夕食の時間が過った。
ご飯の度に、ご飯の歌や所作は変わっていて、担当のたこちゃんは、ようすけや他の大きいキャンパーに助けられて、元気にみんなをリードしていた。
数少ない小学生キャンパーは、いろんなところで、中高大生のキャンパー達に助けられて、成長していきます。
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いよいよ姉妹交流の時間。
このときとばかり、みんな勢いがついてきて張り切りますねぇ。
サマーよりも、ウィンターよりも、スプリングは高学年が集まりますから、異様なくらい盛り上がります。
ロッジの屋根も吹き飛ばんばかりの元気な声。
孫の○○○は、円の真ん中にいたのですが、飛び出してきました。
どうしたの?と聞くと、うるさいから、背中の骨が折れちゃったと言ってました。
そうかぁ、真ん中にいると骨まで響くようなすごい声だったんだぁ。
そして、三本柱の見せ合い。
まずはじゃんけんに勝ったヒマラヤ4から。
日本語による発表。
自由に動き、発表しながら思いがけない動きも現れる。
ワークショップを経験して、イメージを広げてきているので、表現は自由にして良いことに。
だから、発表しながら、その時だけの表現が生まれる瞬間があった。
柱を持ち上げるところで、キャンパーを持ち上げたりするのも面白かった。誰が持ち上げられるかその時になってみないとわからない。
お囃子のところでは、何人かが考えたちょっとした動きをみんなでする事になっていて、それ以外は、自由に元気に唱えるというのが基本だったので、ロッジが割れんばかりの大きな声で元気なお囃子になっていた。
姉妹のヒマラヤ3の三本柱はというと、こちらとは全く違っていて驚いた。
まず、英語のみで。。。
英語はテンポがいい。
それに日本語より、わかりやすい。
はっきりした言葉。
良かった。
全員で場面を考えていろいろと工夫しながら、細かい表現をみんなでちゃんとやっていて、なるほどということろがたくさんあった。
三本の柱を持ち上げるところ等も、柱の重さまで感じられるようにやっていたし、他にもすごいなぁと思える表現がたくさんあった。
元気が取り柄のヒマラヤ4とは大分違う。
英語でも日本語でも、どちらでも楽しめる素晴らしい三本柱。
発表の後のお互い、見合ったあとのシェアリングも素晴らしかった。
手を挙げて、どんどん見た感想を述べ合う。
お互いのいいところに素直に感動し、それを伝えあう。
ん~、素晴らしい。
昨年、全国合同会議で、スプリングのテーマを「ききみみずきん」から、「三本柱」に変えたとき、「えっ!なぜ?」という声もありましたが、変えて良かったと核心が持てる瞬間だった。
連れていった新一年生の○○○も、行く前にCDを聞かせても興味を示さなかったのに、最後には楽しくなって、ちゃんと発表にも加わった。
いい仲間、いい物語りがあり、素晴らしい自然の中でのキャンプ。
ここは、ほんとにかけがえのない空間。
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夜の春祭りもですが、暗くなってきたメイン広場には、雪で創った灯籠に火がともされ、幻想的な世界が広がり、三つのステージが用意され、照明や太鼓もあり、3つのキャンプファイヤーの中央には大きなキャンプファイヤーが設置され、立体的な祭りの設定がされていて、もちろん全キャンパーが集う春祭りは、楽しく盛り上がり楽しかった。
まぁその様子はみなさんのご想像にお任せします。
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お祭りが終わってからロッジに帰ると恒例の別れの集い。
部屋を暗くしてやるので、ほんとの気持ちをみんなに伝えることができます。
明るくても気持ちを言えればその方がいいのかも知れませんが。
でも、別れの悲しみでゆがんだ顔や涙はあまりみられたくないですものね。
小さい子から、大きい子まで全員が楽しめたロッジ。
不安を抱えて参加した子たちが全員、ありがとうと言い合う空間。
出逢いを喜び、別れを悲しむ。
心を開いて、心と心が触れあい、でも、もう二度と逢えないかも知れない。
優しくしてくれてありがとう。そんな気持ちの交換。
私ももちろん、涙があふれ出て。。。
周りの子が1人でも寂しい思いをしないようにと心配りをしてきて、みんなが楽しかったと言ってくれたときの喜びに大きい子たちも涙します。
心と心が解け合う瞬間。
その後の写真を撮ったり、ノートの交換もすごかった。
お互いに必死に相手のノートにメッセージを書きあうのをみていて思いましたよ。
ラボっ子って、しっかりここでself-esteemができていくんだ~ってね。
時々、交流会の後に、esteem T-シャツに書き逢う事ってありますけど、そんなのよりもっともっとすごいって思った。
書く量が違う。
これでお互いを認め合い、自信を持ち、元気になってくんだなぁって確信しました。
私もたくさんの子に、書いてあげました。
キャンプ中の想い出にいろんなことを。。。
来年からは私も持っていこう~かな~、ノート。
と思っているサンサンで~す。
以上、キャンプ報告でしたぁ。
どんどんキャンプに参加させましょう。
キャンプで学び、成長していく事ってたくさんあります。
サマー、ウィンター、スプリング。
昔の子たちは、とにかくよくキャンプに参加していましたね。
ぜひぜひ、キャンプ参加を奨励したいです。
テューターもね。
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