出逢いと別れ: |
05月05日 (水) |
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今日でゴールデンウィークは終わります。
4月29日に地区の発表会で、子どもたちがピーターパンを発表したあと、5月1日にはフェローの「日時計」がありましたが、それ以外は、プライベートな時間が流れていました。
明日から、また、細切れに忙しい日々が始まり、夏の壮行会へ向けてのうねりが始まります。
一つの取り組みから次の取り組みへ。。。
ラボは、みんなで一つの物語りに出逢い、力一杯積み上げて創り上げたものを、その頂点で、すっきりと終わりにし終止符を打ちます。
物語との出逢いと別れです。
そしてまた、次の活動が始まり、また創り上げていく。
創っては壊し、壊しては創る。そんな繰り返しの中で、子どもたちは、何度もやり直していく事を学んでいきます。
常に新しいものに挑み創り上げていく。
でも、満足のいくものができあがっても、それに固執することなく、また次なる挑戦へと駒を進めていく。
そんな出逢いと別れを繰り返しています。
人は、おぎゃあとこの世に生を受けた瞬間から、人それぞれの人生を生きて、この世を去って行くまでの間に多くの出逢いと別れを経験していきますね。
出逢いは、人であったり、ものであったり、出来事であったり、考えであったり。。。様々なものに出逢っていきます。
もちろん、物語にも。。。
どんな風にいろんなものに出逢っていくか。
それは人、さまざま。
別れもしかり。
どんな別れをするのか。
いろんな別れがありますが、また逢えるかも知れないというそんな別れはいいのですが、そうでない場合、それはとてもつらい別れとなりますね。
特に肉親やそれに近い人との別れは、きっと辛いものとなるのでしょう。そんな別れは耐えられないかも知れません。
テーマ活動の中でもたくさんのいろんな形の別れがあり、それを疑似体験することはとても大切なことかも知れません。
今、フェローで、「日時計」に取り組んでいますが、老人を自分の親に置き換えて聞いていることがあります。
自分の父親は、90才を過ぎていますし、もっと弱っていますが、でも、自分はパパっ子だったので、父親との別れはきっと辛いものになると思われます。
父を失ってしまったら、きっと、息をしたくなくなってしまうかも知れません。どこかに閉じこもって、何もしたくなくなってしまうかも知れません。考えただけでも、ぞっとします。
でも、確実に別れは来るのです。
そこを乗り越えられるかどうか。。。
とんかつ姫が掲示板でおっしゃっていたように、「日時計」は単なるイメージだけではなくもっと現実的に身につまされるような気持ちで聞いてしまいます。
くり返しテーマ活動をしていくうちに、私も強くなっていくかも知れません。
出会いと別れ。。。
子どもたちにも強く生きて欲しい。
ならば、やはり、多くの物語りに出逢い、いろんな体験をしていって欲しい。そう、強く願います。
財産は失ってしまえばおしまい。
でも、強い心を持つ子に育ってくれたら、それは、誰も奪うことができないし、奪われることはないでしょう。
一生の宝物。
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Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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ぼっくりさん (2004年05月05日 23時13分)
いつものサンサンさんのお姿、HP、パーティの皆さんの雰囲気、拝見
しているだけでも元気や力が湧いてきます。
にっきのお言葉からも・・・。
私は、パーティはまだまだこれからで、物語の力は底知れぬと感じなが
ら、出会ったラボっこたちとゆっくり目の前の一歩ずつを歩いている所
ですが、自分自身も柔軟で、耐性に富んだ強い心を持てる様になって行
きたいと強く思ってきました。
だから、ラボに出会ったのかなと思う事さえあります。
お父様との絆、強く感じられます・・・。
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Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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とんかつ姫さん (2004年05月06日 01時57分)
お帰りなさ~い。
親孝行なされましたね?
ものがたりかあ・・・実際の身に起きたときに力になるものは? 私も
よくわかりません。 人に一生という限りがるのなら、出来るだけクオ
リティを高くまっとうできる手伝いを少しでも若く、縁のあるものがし
てあげられれば・・・。
その一点だけを考え、父を看護して見送ろう、というのが母も兄弟も一
致してました。
明日から又次の目標に向かって楽しくラボをしましょうね?
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Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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ベティさん (2004年05月06日 06時28分)
私もこの連休に実家に帰ってました。家業の手伝いもあったものですか
ら。だんだん両親も年をとったなーって感じるこのごろです。
いくつになっても子供なんですね、帰りにお寿司を作って持たせてくれ
ました。ありがたいな~って思います。
それにしてもサンサンさんの日記にはいつも感心、感動です。あたたか
なお人柄があふれてますね。読むたびにやさしさが感じられる文章だと
思います。その中にピシットしたメッセ―ジがきちんとある・・・学び
たいです。
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Re:Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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サンサンさん (2004年05月06日 08時23分)
ぼっくりさん
>私は、パーティはまだまだこれからで、物語の力は底知れぬと感じな
がら、出会ったラボっこたちとゆっくり目の前の一歩ずつを歩いている
所ですが、自分自身も柔軟で、耐性に富んだ強い心を持てる様になって
行きたいと強く思ってきました。
だから、ラボに出会ったのかなと思う事さえあります。
→ぽっくりさんがラボに出逢ってくれてほんとに良かった。
いい仲間が出来たなぁと思って嬉しいです。
一歩一歩、楽しみながら、歩んで下さいね。
お父様との絆、強く感じられます・・・。
→はい、私は父に強くアッタチされて、育ってきました。
ですから、若い頃は、看護婦になってアフリカのシュバイツアー博士
の元で働きたいとか思ったこともありました。遠い昔のことですが。
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Re:Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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サンサンさん (2004年05月06日 08時31分)
とんかつ姫さん
>人に一生という限りがるのなら、出来るだけクオリティを高くまっと
うできる手伝いを少しでも若く、縁のあるものがしてあげられれ
ば・・・。
その一点だけを考え、父を看護して見送ろう、というのが母も兄弟も一
致してました。
→そうですね。
そうなんです。
出来る限りの事を、クオリティ高く。。。ですよね。
でも、日に日に、してあげられることも限られてきていること
が。。。。
明日から又次の目標に向かって楽しくラボをしましょうね?
→そうだ。
今日から忙しくなります。
大変、大変。
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Re:Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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サンサンさん (2004年05月06日 08時38分)
ベティさん
>暖かい言葉をありがとうございました。
なんだか、逆に胸がいっぱいになってしまいます。
HPでも、心の交流がたくさんできるのですよね。
嬉しいです。
そんな仲間の輪をいっぱい増やしたいですね。
鯉のぼりの写真、観てきました。
とっても素敵でしたよ。
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Re:Re:Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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ぼっくりさん (2004年05月06日 21時17分)
サンサンさんへ
>はい、私は父に強くアッタチされて、育ってきました。
ですから、若い頃は、看護婦になってアフリカのシュバイツアー博士
の元で働きたいとか思ったこともありました。遠い昔のことですが。
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以前にもサンサンさんの日記でお父様の事、拝読しました。
サンサンさんは、きっとどんなご職業に就かれても、今と同じ存在感を
必ずお持ちになっておられるのでしょう。
多くの方が書いていらっしゃいますが、やはりサンサンさんの、世界を
見る目のあたたかさ・・・
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Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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きよちゃんさん (2004年05月06日 23時33分)
この連休、私の両親と私たち夫婦とで沖縄へ旅行をしてきました。
《確かサンサンさんは沖縄と縁がある方だと思っていますが・・・)
私の父も89歳です。まだ元気で旅行もできるのですが、遠く離れて住んでい
て一年に一度の旅行を毎年毎年「来年も元気で一緒に旅ができるかなぁ~」と
思いつつ、今年も永年の念願だった沖縄に共に行けたことを、心から幸せに思
っています。父母といたほんのわずかな旅の中での日々が大変貴重に思われま
した。こんな数年を送っていますが、いつも両親を見送りに行き別れるとき
は、本当に切ないものです。”いつまでも元気でいてね”と祈る気持ちで一杯
になります。
いつかきっと、別れのときが訪れると分かっているのですが・・・。
サンサンさんの日記を読みながら、じ~っと考えてしまいました。
こういう別れが来た時、私はどうなるのだろうと・・・。今ではまだ想像が
できません。
8日土曜日には、高3のラボっ子修了生のお別れ会をします。彼らとこの春に
は「平知盛」のテーマ活動に出会い、創り上げ、やり終えて、達成感をもって
きっぱりとおしまいにしました。これでいいのだと思います。
爽やかで、感動的な別れはいいですね。でも、やっぱり彼らとの別れはさびし
い・・・。でも、またきっと逢えると信じてますね。ラボ卒業生だから。
いろいろな出逢いと別れ、ラボの中では豊富に体験でき、幸せです。
ところで、沖縄との出会いは本当に感動でした。
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Re:Re:Re:Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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サンサンさん (2004年05月06日 23時36分)
ぼっくりさん
>
ありがとうございます。
私はただ、ぽ~っとしていて、ちょっとばかし、間抜けなところがあっ
たり、早とちりだったり、あまりいいとこないんですよ、ほんとはね。
でも、みなさん、私に会うと、安心するって。。。
どうしてでしょうねぇ。
きっと、こんなんでも、いいんだぁって思うんですよね。
みなさんの方が、はるかに優れた才能を持っていらして、その才能に満
足して、誇りにしていいと思うのです。
ぽっくりさんもほんとにお若いのに、しっかりと心のキャッチボールが
出来る方で、ほんと、すてきなテューターなんだなぁと思います。
その素晴らしさを、1人でも多くのラボっ子達に受け継いでいって下さ
いね。
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Re:Re:出逢いと別れ:(05月05日)
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サンサンさん (2004年05月06日 23時53分)
きよちゃんさん
>ところで、沖縄との出会いは本当に感動でした。
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→そうでしたか。
沖縄にご旅行されたのですね。
もう、梅雨に入っていたのではないですか?
私は羽地村で生まれ、名護と那覇にしばらくいて、小2の時に父が石
垣島の無医村に医師として行くことを決めてからは、石垣島に中学の途
中までいました。
高校受験の為に、東京の洗足の叔父の所に下宿するために上京するまで
は、青い空と珊瑚礁の海に囲まれた小さな島で育ちました。
美しく、でも時には荒々しい自然の中で育ちました。
今でも心の中にその青空や海は残っていて、支えになっています。
ご両親様とのご旅行ができて、良かったですねぇ。
別れるときの気持ち、よく分かりますよ。
私は両親に会っているときも、もう、涙がぼろぼろ流れてと言う状態の
時もあってそれは逢えて嬉しいのですが、その表現としては涙なんです
よね。おかしいんです。
涙を流してはいけないと強く思うのですが、止められない。
心から尊敬し、愛する親が年老いていく姿をみるのは、つらい。
でも、本人はどうだろうと思うと、そんな涙ごときでごまかしてなんか
いられないんですよね。
親に比べたらはるかに若い自分達ができることを頑張らなくちゃと思い
ますね。
今、私にできることはラボで子どもたちに何かしら、生きていく上で大
切なことを伝えていくこと。
そんなことかなと思います。
お互い、できるところから、頑張っていきましょうね。
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沖縄のことのつづきで~す!
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きよちゃんさん (2004年05月07日 23時19分)
サンサンさん
>
私たちが滞在していた間は、気温も想像していたほど高くもなく、実に快適な
日々でした。
雨にも全くあうこともなくラッキーでした。
ところで、サンサンさんにお聞きしたいのですが、何故沖縄の木々は根っこの
ような物が地面の外にたくさん出ているのでしょうね?ご存知ですか?
ガジュマルの木をはじめ、色いろの木にそういう現象が見られました。
気候の関係とか、やはり、自然の力だろうなぁ~なんてかってに思うのです
が・・・。
とにかく沖縄には日本本土にはないものがいろいろあって、非常に興味深く思
いました。
出かける前にもっと勉強すべきだったと、そうすればいっそう沖縄の旅が面白
かったに違いないと、今ごろ反省しています。
両親は2回目の沖縄だったのですが、今回はゆっくりとあちこちを見て回れた
ので、とても喜んでました。父はひめゆりの塔の資料館では色々な資料を見て
いるうちに自分の戦争体験など話してくれました。
これまで生きている中でこういう話を聞いたのは、初めてでした。
旅の空間というものはこんな話も聞けていいものです。
まだまだ、親から聞いてないことがいっぱいあるような気がしています。
時間のある限り、親との対話も大事にしたいものです。
なかなか、逢えないからよけいにそう思います。
駅で別れたとき互いに握った父母のあたたかい手を忘れられません。
共に、両親との時間を大事にしていきたいものですね。
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Re:沖縄のことのつづきで~す!
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サンサンさん (2004年05月08日 08時25分)
きよちゃんさん
私たちが滞在していた間は、気温も想像していたほど高くもなく、実に
快適な日々でした。
→良かったですね。
梅雨に入る前なのですね。ほんとラッキーでしたね。
何故沖縄の木々は根っこのような物が地面の外にたくさん出ているので
しょうね?ご存知ですか?
ガジュマルの木をはじめ、色いろの木にそういう現象が見られました。
気候の関係とか、やはり、自然の力だろうなぁ~なんてかってに思うの
ですが・・・。
→そうですねぇ。私もあまりよく考えたことはないのですが、長年立派
に育っている木々は、根を張っていますね、地上にも。木の種類にもよ
るのでしょうが、嵐に耐えるためですかねぇ。地上に根を張っておけば
他の植物が生えることもありませんよね。
私はよく木登りをしましたら、でいごの木には決して上りませんでした
よ。でいごの木は中がすかすかになっていて、とっても弱くて折れやす
いのです。幹や枝は太いんですが、いぼいぼがついていて上れなくなっ
ていました。台風の時も弱いから、太い幹毎、倒れていたりもしまし
た。いろんな木があるものです。
とにかく沖縄には日本本土にはないものがいろいろあって、非常に興味
深く思いました。
出かける前にもっと勉強すべきだったと、そうすればいっそう沖縄の旅
が面白かったに違いないと、今ごろ反省しています。
→きっと旅人だからいろいろ感じることも多いのでしょうね。
そこに住んでいる地元の人達には当たり前のことでも。
父はひめゆりの塔の資料館では色々な資料を見ているうちに自分の戦争
体験など話してくれました。
親から聞いてないことがいっぱいあるような気がしています。
時間のある限り、親との対話も大事にしたいものです。
なかなか、逢えないからよけいにそう思います。
→今は、そうやって話して下さるからいいですね。
私の父はそれすらできなくなっています。
もう、話しが聴けないのです。悲しいことです。
駅で別れたとき互いに握った父母のあたたかい手を忘れられません。
共に、両親との時間を大事にしていきたいものですね。
→ほんとにそうですね。
両親への思い、大切にしていきましょうね。
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