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昨日は、北関東信越支部の表現活動の単独発表会と、支部の修了式がありました。
表現活動は、シェイクスピアの十二夜。
先日のわかものフェスティバルでも発表されましたが、今回は2時間のバージョンです。
長い劇なのですが、最後まで見せ付けてくれました。
笑いあり、ぐっと来るところあり、胸キュンありで、楽しい時間でした。
シーンのメインではない端っこのところで、こちょこちょやっている小芝居もなかなか面白くて、手が込んでましたね~。ああいうの大好きです。
さて、それが終わると、修了式です。
今年から首都圏支部の合同の修了式ではなく、北関東信越支部で独立して修了式をすることになりました。
壇上には当日出席できた六人の修了生が並びました

式は、修了証の授与あり、修了生の挨拶あり、そして所属テューターの挨拶あり、送辞答辞となかなか盛りだくさんで、たくさん時間をとってアットホームにじっくりとできました。
所属テューターの挨拶で暴露話が飛び出して大爆笑したり、挨拶や送辞答辞ではほろりとさせられたり、なかなかよい会でした。ま、ほろりはありますが、修了式で爆笑したのは初めて!
送辞の中にあった、「一番お兄さんなのに一番少年のよう」で「努力しているところを見せないかっこよさ」なんてのには、いいもんだなあと思いました。修了生の皆さんには、ぜひそんな大人でありつづけてほしいなと思います。格好をつけるとは、そういうことだからね。
答辞の「ラボ、しませんか」というのもよかった。
なかなか心に響く、いい答辞だったと思います。ラボという「場」は、学びの場としてはなかなか懐深くて有意義なものだと思いますよ。
陳腐な言い方ですが、ラボの学びの場で経験してきたことは、きっと大事な財産だと思います。
ぜひ、「クソガキ年代」らしい「大人」になって、自分らしくこの先の人生を充実させていってください!
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4月と5月に、英語絵本の読み聞かせと英語の手遊びイベントを行いますので、ポスターを貼りにいってきました。
書店さんの好意でいろいろなところに貼らせてもらいました。
日程とテーマは
4月1日(日) 15:00~15:30
テーマ『そらいろのたね』
5月20日(日) 15:00~15:30
テーマ『三びきのやぎのがらがらどん』
です。
ぜひぜひ、足をお運び下さい。
ちなみに、ポスターはセンスがない分、数で勝負?

チラシも、ポスターのところやレジのところにおいてありますので、ぜひお持ち下さい。
楽しいですよ~、お待ちしておりま~す。
そして、ポスター探してみてくださいね。
いつもと違う、意外なところにも貼ってありますから。
ふっふっふ。
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前の日記に、先日行ったワークショップのおもしろかった子どものアイデアのこととか書きました。
面白い話はたくさんあったのですが、どうも最近、記憶の力が悪くなったのか、忘却の淵にどしどし滑り落ちていくのです。
そして、すごい面白いことがあったのに、思い出せないという不機嫌な感覚のみ残る。
特筆すべきことも、前回の記載以上にたくさんあったのですが……。
しかし今、奇跡的にそのうちの一つが忘却の淵から浮かびあがってきましたので、わすれないうちに!!
……もはや、日記ではない、か?
でも、面白いですよ、これ。
その時、私がラボっ子に考えてもらっていたのは、次のようなことです。
「はだかの王様のライブラリーのオープニングの音楽は、何をあらわしていると思うか? どんなイメージだと思うか?」
ラボっ子たちの答えには、王様の行進、とか、シッケルとグルーバがうまくだましているところ、とか、面白い意見がたくさん出ました。
その中で、とりわけ私が「おお、これは!」と思ったのは、この意見です。
「最初の音楽は、皇帝がまっぱだかだと大騒ぎになった物語最後のお出ましを何とか終えて、やっとお城にかえってきたところ」
どうですか? すごいでしょう!
秀逸なイメージだと思います。
小学校高学年のイメージですからね。
物語の一番最初に、物語の結末が暗示されている。
こんな解釈でテーマ活動したら、面白いでしょうね~。
表現も、ことばの意味も、語り方も、すべてが変わってくると思います。
ちょいとややこしいことを言えば、冒頭に終末や終末のパーツをちりばめる方法は、物語の円環化やメタフィクション化を可能にします。
つねに終わりが始まりに戻ってくる終わらない物語は、見るものを身につまされる不思議な迷宮にいざなっていきますし、ある種類のキャラクターを物語の登場人物以上の位相に逸脱させる可能性もあるでしょう。
たとえば、シッケルとグルーバーも、物語の登場人物としてのポジションだけでなく、物語からひょいと現実に逸脱して、劇を見ている人に向かって生のことばを吐くようになるかもしれません。
あたかも、ゲーテの戯曲『ファウスト』における、メフィストーフェレスの独白のように。
(つまり、他の劇のにおけるキャラクターの独白よりも、よりあざとく、という意味で)
やはり、子どもの感性はすごいな~と思います。
ただ、子どもたちは、自分たちのふとした行為がいかにすごいかを自覚できないですよね、あたりまえですが。
でも、大人はそれに気づいてあげられる。
だから大人が、「それ、すごいねぇ」「それ、面白いねぇ」って言ってあげることは、きっとすごく大事なんでしょうね。
逆に、ワークショップのファシリテーターにとっても、重要なのはそういうポイントなのかもしれません。
そこからの発想の飛躍が次の展開を産むわけですから。
そういうわけで、ワークショップの秘訣は「面白がること」だと、云々。
そして、おまえは子どもか、と言われて、ぐうの音も出ない私……。
なんてね。
おまけ、というか、たねあかし?
なんでこんな話になっているかというと、実は今日、レンタルDVDで今さらながら、「スラムドッグ$ミリオネラ」を見たという次第。
実はこの映画、オープニングの場面や時々はいるフラッシュカットが、物語のエンディングにリンクする構造を持っているのです。
この映画見ながら、「ああ、そういえば!」と、思い出したわけです。そんな意見があったな、と。
物語の構造って、面白いですね。
そして、そういった全然関係のないものからのイメージの連鎖で、忘却の底から記憶を引き上げられるってもの、すごいですよね。
やっぱり、勉強にしろ、言語にしろ、記憶に携わることにはイメージが重要な役割を果たしているのだと思います。
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もう一昨日のことですが、複数パーティ合同の合宿で、ワークショップをしてきました。
テーマは『はだかの王様』。
ワークショップのコンセプトは、「ワクワクするテーマ活動」です!
ちょっとざっくりした感じですが、つまり、さまざまな切り口から、子どもたちがテーマ活動の面白さに自分なりに気付いてほしい、というコンセプトです。
小3から小6が参加者でしたので、最初はおとなしそうにしていましたがそれも一瞬のこと、元気いっぱいワークショップに参加してくれました。
面白い切り口や発想の転換をしたり、自分だったらどう考えるか、などなど、みっちり楽しんだ2時間半でした。
やっぱりワークショップをするといつも実感しますが、子どもたちの発想や考え方は柔軟ですね。
そして、ふとしたことから、物語のかなり深くて本質的な部分まで感じていることがわかり、とても驚かされます!
例えば、……。
シッケルとグルーバーは、確かに王様をだましたのは悪いことだが、「王様に夢を与えた」という意見がありました。
なるほど~、新しい視点です。
自分が王族だったら、王様にはだかであることを指摘できるか? という問いの答えは2つに割れました。しかし、その理由が面白い。
「指摘できる」:王の怒りをかっても、殺される心配はないだろう。
「指摘できない」:王族の権威を守るため、言うわけにはいかない。
どちらも正論です。
王様が見えない服で国民の前にお出ましになったことがおもしろい、という意見もありました。
これは、深いですよ~。
「はだかなのに外に出た」ことが面白いのではありません。
「王である自分が見えない布は、(王が考える)王よりも愚かであろうお出ましを見に来た人々にも当然見えないはず。もし仮に賢いものにしか見えない布が本当にあったとしても、その布でできた服は愚かな人々には見えない。つまり、賢いものしか見えない布があろうとなかろうと、いずれにしても人々には、服は見えず王様のはだかにしか見えないはず。それなのにお出ましになった王様が面白い」
どうです? 深いでしょ~。
ま、それゆえに、王は愚かともいえますね。
オモシロ系では、こんなのも。
自分なら「だまされるよりだましたほうがいい」か「だますならだまされたほうがいい」に分かれてもらったら、意外にも「だますほうがいい」を選択するラボっ子が多かったこと。
ま、強がりとか、正論が恥ずかしいとか、いろいろあると思います。
そして、「だまされたほうがいい」を選択したテューターのパーティのラボっ子参加者は、全員「だましたほうがいい」を選択していたのは大爆笑。
パーティのバランスは、こうやってとられているのですね!!
なんだかんだで、とても楽しい時間になりました。
ファシリテーターが思いっきり楽しんでしまいました。あ~楽しかった。
ワークショップ中もグループをまとめてくれた、中学生リーダーもよくがんばりました。
たくさんの成功と失敗を重ねて、大きく成長してほしいな~と思います。
そして参加したみんなが、これからも、たくさんの視点や切り口、発想でテーマ活動と向き合い、お話を「おもしろがっ」てくれたらいいな~と思います。
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2月1日から土日をはさんで5日連続で実施した新春募集活動作戦会議が無事終了しました。
大宮ラボセンター実施の5回では、のべ29名のテューターが出席して、毎回わいわいお話をしました。
大真面目なものから爆笑モノのアイデアまで、毎回違った展開を見せて、とても楽しい会になったと思います。
自分にあった募集を楽しく展開できるといいな~と思います。
さて、コレが終わったら、次はシェイクスピア研究です。
年初はシェイクスピアの作品全部読み込んでやろうと意気込んでいましたが、意気込んだだけになってしまって……。
というわけで、こつこつ読み込みます。
わたし個人的には、シェイクスピア作品は『ハムレット』が大好きなのです。
しかし他にもシェイクスピアの作品はたくさんあり、私が過去に読んだことのあるのは10作品くらいなので、もっと読まなければ。
有名どころは、いろいろな人が研究してくれるだろう、という目論見をつけて、マイナーどころを突き進んでみています。
というわけで、『ペリクリーズ』と『コレオレイナス』を読んでみました。
あまり聞かない作品なので、なんだろね~と思って読みましたが、意外に! コレがよかった。
『ペリクリーズ』は、ま~なんというか正統派な御伽噺のような冒険譚。
『コレオレイナス』は、貴族の正義・傲慢と平民の正義・傲慢が交錯して翻弄される貴族コレオレイナスの悲劇。
やはりシェイクスピア?
有名どころでないお話も、なかなかぐっと引き込ませてくれます。
本に引き込まれるあまり、電車乗り過ごしそうになること、いくたびか。
しばらく、シェイクスピアにはまり続けそうです。
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3日目は、昨日とうってかわって、いいお天気です。

3日目のワークショップは、写真ないのです。
プログラム実施中は、タロー丸待機というのが、総務スタッフですから……。
自由時間になりました。
ロッジから子どもたちが出てきて、思い思いの場所で、遊び始めました。

ぐるんぱ城前は、かっこうのソリコース?

ロッジの前では、雪合戦!

そしてお待ちかね、夜はキャンプファイアーです。
今年のキャンプソングは、アップテンポな感じでした。

さて、4日目の様子です。
といっても、4日目は無事に帰るのが最大のプログラムです。
メインストリートにバスが並びました。

出発場遅れたバスもありましたが、無事、自分たちの家に向けて出発していきました。
さようなら~、またきてね~~!
さて、2班に参加するラボっ子のみなさん、黒姫はとても寒いところです。
一日中、気温が氷点下の日もあります。
今(13時)の気温は、3度です。この温度は、冷蔵庫より冷たい温度です。
そして昨日の夜は、マイナス10度でした。これは、冷凍庫よりも冷たい温度です。
必ず長袖長ズボンの温かい服装をしてきてください。
1班で医療棟にお世話になったラボっ子の多くが、スキーウエアの下は七分丈のズボンだったり、シャツだったりと、暖かくない服でした。
スキーウエアだけではなく、ロッジ内で着る服も、暖かい服を用意しましょう。
これから年末年始にかけて、黒姫は雪の予報です。
準備をしっかりして、ばっちりキャンプを楽しみましょうね。
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雪は絶え間なく降り続いています。
これは昨夜の状況。
ものすごい降雪です。

で、翌朝は、こんな感じ。
車は埋まって白い塊になりつつあり。
テントの雪の断面を見ると、積雪がわかります。

今日は野外活動です。
ぐるんぱ城前広場では、雪像を作っています。

そしてついに、ドロンパ登場!

他にも沢山の雪像ができました。
しかし総務スタッフは、なかなかラボっ子と触れ合う機会はありません。
プログラムがスタートすると、運営コーチがではらって閑散としたタロー丸で、さびしく作業となります。

そんなおり、東京支部の大学生が、雪に埋めてほしそうな感じでタロー丸にやって来たので、ご希望通り埋めてあげることにしました。
一日一善、ですね。

今日も大雪で、いろいろプログラムの現地変更などもありましたが、無事に楽しくキャンプは進行しています。
自由時間に、雪の中にたたずんで、いい顔をしてじっくりと雪を愛でているラボっ子がいました。
それはそれは、いい光景でしたよ。
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いよいよキャンプがスタートしました。
というよりも、やっとでしょうか?
本日は大雪のため交通が乱れまくり、入村が予定通りには行きませんでしたが、さきほど何とか無事に全キャンパーが入村しました。
朝からの流れです。
朝は、昨日の夜から降り続いた雪で、結構な降雪です。
朝早くから、ブルドーザーが除雪に大活躍。

そして一晩で降り積もった雪の深さは、大体こんな感じ。
長靴が埋まりそうです。

シニアの様子とか写真に撮りたいなーと思っていましたが、朝イチでだんだん明らかになってきた交通機関のマヒで、総務がだんだんあわただしくなってきて、写真どころではありませんでした。
大雪で電車が止まる、飛行機が飛ばない、などなど、いろいろありました。
私も黒姫駅に独自で来るキャンパーを向かいに行きましたが、電車は50分遅れの到着となりました。
次の電車が運休になったため、ラボランドのスタッフが長野駅にキャンパーを迎えに行ったりしながら、9時半ごろ最後のキャンパーが入村し、無事に参加者全員がそろいました!
写真を撮る余裕はなかったですが、最後にふたたび、夜のラボランドを。
キャンパーたちの活動の明かりが漏れています。
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今日は朝方晴れたんですが、すぐに雪になりました。
シニアメイトが野外活動下見をしていて、「その様子を写真に!」と、思いましたが、急な備品買出しが入り、あえなく撮影不能に……。
総務のつらいところです。
朝の車道は真っ白のアイスバーンで、ものすごく緊張します。
雪は降り続けて、昼の段階でこんな感じ。

シニアメイトは野外活動下見のあと、ミーティングです。
これは、3日目プログラムについてのインフォメーション中。

……昨日も似たような写真だったか!?
そして夜のぐるんぱ城前広場は、こんな感じに。

雪は降り続いています。
今夜も雪の予報なので、車たちをテントの下に避難。
これをするとしないとで、朝の雪かきの大変さが全然違います。

左端に、食缶を返しに来たシニアメイトが写っていますね。
ゴジラ登場!
雪のラボランド、まってるぞう。
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昨夜は大雪の予報でしたが、さほどふらず、きれいな朝を迎えました。
朝日に映える黒姫山は、美しいです。
黒姫山のビューポイントは、なんと言ってもメインストリートです。
が、私としては、もう一つ好きなビューポイントがあります。
そこから撮った写真がこれ。

ポイントを、探してみてください。
さて、今日の午前中はコーチの野外活動下見です。
ラボランド内でも、いろいろ準備中。
奥にチラッと、コーチが見えますね。

ひとり雪原を行くコーチの姿も。

楽しいキャンプにするためには、下見は欠かせません!
午後からはシニアメイトが入村してきました。
大統領の話を、一生懸命に聞いています。

さ、にぎやかになった黒姫で、準備合宿が始まります。
楽しいキャンプを作っていきます!!
楽しみにしていてくださいね~。
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