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日本語が通じない時、どうしよう? |
04月05日 (水) |
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今日、クロスロードの打ち合わせで熊本市国際交流会館に行き、生活日本語ボランティアのクラスをのぞかせて頂きました。ボランティアの数は足りていると言うことでした。マンツーマンの指導が行われていて、みなさん大変熱心でした。
生活日本語ボランティア登録したのはもう数年前。合志市のボランティア登録して、近場で日本語を教える方法を探そうかと思います。
年に一回開催されている「生活日本語ボランティア研修」での出会いから中学校に毎日行く話も来ましたが、それはちょっと無理なのでお断りしました。お力になれずにごめんなさい。その研修での講演をいつかご紹介しようと思っていました。国際交流ホームステイに行く人、交流活動で大切なヒントがたくさん含まれているように思います。
「国際語としての日本語、日本語が通じない時、どうしよう。」
講師 学園大学 カークマスデン先生
学園大学カーク・マスデン先生による講演「日本語が通じないとき、どうしよう。」で学んだことは、言語にとらわれず、ひとりの人間・個人としのコミュニケーションを心がけることが大事であるということである。
日本人には、歴史的な背景(西欧社会を手本に発展してきた、学校では英語が第1外国語として教えられているなど)や英語が世界の標準語として使われているなどの状況から、英語を偏重しすぎる帰来が多いのは事実である。外国語、外国人=英語という思いこみはなくし、英語は1つのコミュニケーションツールであると考えると良い、よって、コミュニケーションで重要なことはお互いに分かり合いことであり、一番理解し合える言語で話せばよい。さらに生活の基盤となる土地の生活言語でコミュニケーションができれば、地域社会へとけ込みやすいであろう。(日本なら日本語、中国なら中国語…)
外国の方々と話す時、その国に関する知識を持つことは重要であるが、その知識が固定観念となるとコミュニケーションの妨げとなる可能性がある。コミュニケーションで重要なことは、「力を抜いて、普通に」、「思い込まず、柔軟に」、そして、「通じなかったら、あせらず伝えたいことをイメージして色々な手段や言葉の置き換え」をして、個人として理解し合い、伝え合うことです。
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