「二つの祖国」と「バベルの塔」 |
02月21日 (水) |
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三月のクロスロードの準備に読んでいる、山崎豊子さんの「二つの祖国」と、今日、車の中で聞いたラボ・ライブラリーの「バベルの塔」がだぶって仕方ない。
「二つの祖国」は、第二次世界大戦中に日系二世として過ごしたアメリカと戦争と日本のことが題材。3月のクロスロードで話してもらうのは、カリフォルニアのマンザナール日本人収容所について。不勉強なので、知らないことばかり。三冊組の下巻にはいったが、東京裁判で、通訳のモニターをした人たちの苦悩はいかばかりか・・・。先に読み進めなくなった。
「バベルの塔」はじっくり聞いたのは、初めてかな・・・?同じ言葉を話していた人々が、段々、いがみ合うようになり、疑心暗鬼になっていく様子は、胸ふさがれる。完成することなく、廃墟となった塔は、何を私たちに問いかけるのだろう。
”心の垣根”を作らないラボっこ達であって欲しい。
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