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お絵かきラボと、受験生の夏 |
08月08日 (金) |
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キャンプ後のラボ。今日は、お絵かきラボ。
小学生は、ワクワクと、絵の具やクレヨン持参で、早速、思い思いに、描き始める。
選んだテーマは、『ピーエールとライオン』『ピノッキオ』『サマーキャンプ』
絵が苦手な子も、好きな子も、おしゃべりしながら、描き始める。テューターは、子供の気持ちを聞きながら、ちょこっと、助言を繰り返す。
小学教師をしていたときも、これで、なかなかいい絵を、子供達から引き出すことが出来た。いいものを持っているのに、子供達は、思い込んでいることが多い。それに、飽きっぽい。それを、少しずつ、ほぐしながら、粘り強く、話しかける。
「もうちょっと、ここに、色を入れようか~?」
「いいね~。もう少し、大きく描こうか~?」
「昨年は、”台風でお絵かきラボは中止”になったな~」
なんて考えながら、三々五々とやってきては、各自の課題に取り組むラボっ子たちに、目を細めていると、受験生がやってきた。それも、友達二人連れて。
リスニングが苦手だと言う受験生達に、『ピノッキオ』の聞き取りをさせてみた。
「”如来”っていうのが、分からない~!」
という、自称”リスニング苦手さん。君の耳は、かなり鋭い!
"Pinocchio, Open your eyes."
の、open の n から your eyes が、くっついて、”如来”って、聞こえたのね~。
幼い子や、子供達の素直な”聞きなし”に、大人の、英語を知っているつもりの私たちは、時々、 衝撃を受ける。「あ~、なるほど!」(時々、理解不能なときもある。修行が足りないね)
受験前には、お休みをもらうラボっ子が多い中、パーティも、中高生活動も続けると言う受験生Kの頑張りに励まされ、秋から取り組む『ピノッキオ』の、”高校受験対応、中学英語的分析!?”でも、しようかな~と、考えいている私。ラボ的にはNGでしょうが、”ラボ”と”英語”と”言葉”が乖離してしまっているかのような感覚を持っている中高生に、「決して、そうではない!」という、データになれば、幸い。
『ピノッキオ』は、その、子供らしい言動が、全編を貫き、
「そうそう、子供って、こんななんだよね~」
懲りないピノッキオに、ため息をつきながらも、そんな憎めないピノッキオを暖かく見守っているジェペット爺さんはじめ、周りの大人や生き物は、子供達を信じ、ラボを支える保護者の皆さんや事務局員、テューター、ホームステイを無償で引き受けてくださる外国の家族みたいだな~と、感じるのは、私だけ?
そんな愛情に包まれて、子供達は、失敗しながら、工夫を繰り返し、成長していきます。夏活動報告会が、楽しみです。(^^)
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