幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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十五少年漂流記~さらば、ぼくたちの島 07月02日 ()
中学1年生の時、私は病気で5カ月間、病院と家で療養していました。
退屈な毎日を、母が借りてきてくれる本を読んで過ごしました。
その中にはジュール・ベルヌの「十五少年漂流記」や「80日間世界一周」があり、ワクワクしながら読んだのをおぼえています。
「私は、今は学校を休んで寝ているけれど、本の中では想像の翼に乗ってどこの国へでも自由に飛んでいく事ができる!」と思いました。本によって励まされた日々でした。


2001年、パーティ開設4年目の年、ラボ・ライブラリー「十五少年漂流記」が刊行され、全世帯に購入していただきました。その頃は小学低学年と幼児だけのパーティだったのでテーマ活動はできず、夏合宿で1話の嵐の中を漂流する場面を遊んだだけでした。躍動感のある音楽に、子ども達はワーワー大騒ぎで楽しんでいましたが・・・。
いつか、大きくなった子供達と、もう一度このライブラリーにちゃんと取り組める日が来ればと願っていました。

だから今年の山口地区壮行会で激励テーマ活動として発表させていただく事になった時は、本当に嬉しかったです。
小2~高2まで、23人で発表します。少年達、ファン、悪役達も入れて、ちょうど一人一役です。2つのグループが合同でやるため、4、5回合同ラボを入れます。

2月から全話をうごいて、3月に4話に決定。
チェアマン島の地図を書いたり、島での生活を調べたり、15人のキャラクター分析をしたり、ラボの絵本の挿絵の謎解き(誰が何番か)をしたり、いろいろと楽しみました。

そして5月の連休明けの合同ラボの後でのこと。
高1のMちゃんが「あと2カ月では出来そうにない。」と不安を口にしました。   
そう、私も、やってもやっても終わりが見えないような気がしていました。
とにかく場面が多くて、場面展開の速さに子ども達がついていけないのです。  
それもそのはず。なんとCDで45分の大作であることが分かりました!!
「十五少年漂流記」の原作は、福音館の本で525ページあります。それをCD4枚に収めたのだから、場面展開が速いのは当然のこと。語りや音楽が素晴らしいため、長さを感じなかったのです。

それから、もう一つ難しい理由は、ストーリーの大半が人物の会話で成り立っているため、個人の演技力が求められることです。小学生はセリフを言うのが精いっぱいで、照れくさくてなかなか感情を込められないのです。
合同ラボのあと、高2のMがみんなに言いました。
「みんな無表情だったよ。なんだかずっと悲しそうな顔に見えた。タコが上がったら嬉しいはずなのに、嬉しそうじゃないし。ウオルストンが来ても怖そうじゃないし。かわいているっていうのかな。嬉しさも怖さも出ていない。」
中1のYちゃんも「十五少年なのに、まとまりがない。団結がみられなかった。」

取り組み過程では、あんなに面白い活動をしたのに、それが活かせないならもったいない・・・。

しかし「ピンチはチャンス」です。 
場面が多くて小学生に分かりづらいから、リーダー達が模造紙に、場面を大きく分かりやすく書きました。この模造紙は毎回壁にはって、皆が見えるようにしておき、またA3の紙にして皆に配り、その時自分がどんなうごきをしているのか書きこんでもらいました。

また場面表を作ったことで意外な気づきがありました。 
最後の、島を去る場面は、ラボの絵本テキスト(80P)の絵のタイトルは「ふるさとへ」です。
ところがM(高2)は、場面表には「旅立ち」と書いていたのです。
その後、2つのグループでそれぞれ 「帰郷」と思うか「旅立ち」と思うか、話し合ってみました。
小学生なりに、中高生なりに、皆いろいろ考えているんだな、いろんな考えがあって面白いな、と私は思いました。 4か月以上、丁寧に取り組んできた甲斐がありました。

この頃私は、テーマ活動の奥深さを益々感じています。
家でラボ・ライブラリーを聴いて来る。パーティで集まって話し合ったりうごいたりして、また家でライブラリーを聴いて、自分なりの発見がある。セリフやナレーションを覚えてまた気づくことがある。
セリフ覚えが苦痛な時期は、「ラボやめたい」という子も何人か出て、それでもセリフが入ったら、テーマ活動が動き出す。さらに深めて発表にこぎつける。

ものすごい努力をラボっ子はしているし、それが出来たのは仲間と一緒だからだと思います。
そして縁の下で支えたのは、お母さん方の励ましです。

あと少しで発表・・・。もうセリフも場面も覚えているから、何とか形にはなるでしょう。
どれくらい気持ちを込められるか、十五少年達の(片山Pの)団結を見せられるか。
子供達にまかせようと思います。

最後に、このライブラリーを私は大好きです。何度聴いても飽きません。
中村俊介さんの語りも。
壮大で美しい音楽も。
「テーマ活動の友」に書いてあります。
「“Across the Sea” 『海へ』は、この物語のメインテーマ曲として、海に象徴される知らない世界、冒険へのあこがれ、そして平和を願うきもちがこめられています。」

私にとっては忘れられないテーマ活動になりそうです。
Re:十五少年漂流記~さらば、ぼくたちの島(07月02日)
SENCHOさん (2011年07月02日 19時43分)

おじゃまいたします。
「テーマ活動」の友まで、きちんと読んでいただき
ありがとうございます。
あの、刊行にあたっての部分は
短いながらも作りて側の思いがつまっているのですが
意外に軽くパスされるので…。
もっとも作品はリリースされてしまえば
受け手のもの。
でも、この作品を愛していただき涙涙です。
大作ですが、お気に入りのセリフができたんじゃないでしょうか。
テーマ活動は、その物語を好きになる作業だとも
えますね。
発表リポート待つてます。
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