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発音記号は大事です! |
03月11日 (日) |
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◆先日、中1男子3人が「ラボ国際交流のつどい」のスピーチ原稿を書いていた時のこと。
「興味がある」“interested” の読み方を知らないので、辞書を引いて発音記号を調べてごらんと言ったら
3人は発音記号が分からない様子。
表を見せて説明をしたら、トモ君が「これ単語と一緒に覚えたら、いいじゃん。」と言うので
「君、いいこと言うね。その通り! 単語と一緒に必ず発音記号を書くこと。
初めは大変だけど、3年生になる頃には読めるようになるよ。」とアドバイスしました。
◆私が発音記号にこだわるのは、自分が大学時代に英語でものすごく苦労したから。
リスニングでは、アメリカ人の先生の英語が全く聞きとれず頭が真っ白になったこと。
スピーキングでは、“there” を「デァ」と言って、先輩に直されたこと。
大学に入ったとたん英語コンプレックスに陥って、毎日が憂鬱だったのを覚えています。
それから授業で発音を習ったので、一生懸命練習しました。
◆私の場合は18才から発音を勉強したわけですが、いくら頭で理解しても上手にはできません。
特に母音(日本語にはない、あいまいな母音)がダメです。
◆私は長文読解も苦手でした。5行以上英文が並ぶと、もういけません。
主語を訳して、それから文尾あたりを訳して、最後に動詞にもどって・・・とっても時間がかかるのです。
要するに頭から英文を読み通すことができませんでした。
リスニングにしても、然り。
◆私はラボっ子が本当にうらやましいです。
小さい子でも、あいまいな発音も言えるし
中1でもリスニングは得意だし(クラスでも上位)
中3くらいになると英文を頭から読んでカンが働いて結構理解できる。(大抵のラボっ子はそう言います)
◆私自身がリスニング、発音、長文読解で苦労したから
ラボの教材(ラボ・ライブラリー)とドラマメソッド(テーマ活動)の価値が分かるのかもしれません。
「ラボのプログラムだからこそ英語が身につく」と確信できます。
◆毎年ラボっ子が中学に上がる前に、希望者には発音記号表を
渡して(私のような苦労をしないように)ざっと一緒に練習します。
「新しい単語を習うたびに発音記号を書く人は、高校生になってから英語が伸びる!」と力説します。
実行するかどうかは本人次第ですが、これはホントです。
マジメにコツコツ実行して、高校の間に英検準1級に合格したラボっ子を2人知っています。
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