メキシコの人間関係ー熊本ヴァージョン? |
05月10日 (水) |
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クロスロード熊本5月報告です。
今回のゲストスピーカーはメキシコシティ出身のルースさん。
熊本に来て4年。最初の2ヶ月(2週間?)は寂しさに毎日泣いていたとか・・・。「何故、誰も遊びに来てくれないのだろう?」「私のこと誰も気にしてくれてないの?」「寂しい」・・・幼児を抱えて、妊娠中での生活の激変にとまどっていたそうです。
ご主人のアドバイスは「遊びに来て欲しければ、そう伝えなくちゃ!」確かに、引っ越してきたばかりでは、片づけや色々忙しいだろうと日本人なら訪問を遠慮するでしょう。でも、メキシコ式の密度の濃い人間関係に慣れていた彼女には、それは不可解なことで、寂しい日本生活の始まりだったようです。食事中に人が尋ねてくるのも当たり前なら、一緒に食べていくのも日常茶飯事。連絡なしのいきなり訪問は当たり前!
それから、積極的に自分から人を呼ぶようになった彼女。3才と5才の子どもさんの誕生日には、6,7家族を誘うところから始まって、昨年はなんと参加者が75人分!!近くの公園での大々的なパーティも全然苦にはならないみたいで、話を聞いていた一同、口あんぐり('O')
どこかに行くときも、必ず、誰かを誘うみたい。ご主人が「天草に行こうか」といえば、「じゃ、誰と一緒に行こうか?」と、先ず考えるそう。「ご主人の両親?」「友人?」「ご主人のお姉さん家族?」とにかく、にぎやかなのが当たり前で育ってきた彼女にとって、色々な方との交流は必須のこと。きっと、ご主人のご家族にもかわいがられているのだろうな・・・と、思いました。とても、かわいいんですもの。
参加者が少なくて残念な今月の例会でしたが、参加した人は、きっと、メキシコやその文化遺産、人々の暮らしに対して、興味がわいたことだと思います。
メキシコの隣の国ホンジュラスに住んでいる、うちのフォスターチャイルドも、似たような生活をしているのかな・・・と、想像がふくらんだ一時間半でした。暑くて乾燥しているというイメージがあったのですが、南の方は熱帯雨林にカラフルな動物たちもいるそうです。行ってみたい!
でも、マンゴーにチリパウダーをふりかけて、真っ赤にして食べるというのは、想像しにくい・・・おいしいのかな???
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Re:メキシコの人間関係ー熊本ヴァージョン?(05月10日)
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もりラボさん (2006年05月14日 23時38分)
クロスロード、いいですねえ。
この,異国の地にいて「寂しいと感じている自分自身」を現地の人にすぐに理解してもらう
というのは、簡単なようで難しいことなのかもしれません。
それもメキシコの人に限ったことではないと思うのです。
解決の第一歩は,自分の心の窓を開けることから始まるのですね。
彼女のすごいところは、立ち上がったところです。75人の公園パーティ、やった!
そのバイタリティこそ,我々が求めるものでもあるのですね。
私の大学の同級生も卒業してすぐにメキシコにお嫁に行った人がいました。
楽しくやっているかしら?と懐かしく思ったりしてクロスルードをたのしみました♪
近かったら,ぜひ参加したいのに,,,。
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Re:メキシコの人間関係ー熊本ヴァージョン?(05月10日)
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みかん(でこぽん)さん (2006年05月15日 08時22分)
”解決の第一歩は、自分の心の窓を開けることから始まる”
その通りですよね。交流で育つラボっこ達も、合宿やキャンプ、国際交
流のホームステイで、その第一歩が踏み出せれば、きっと、立ちはだか
っていた壁が崩れ、世界が開けてくるのではないかと思います。「きっ
と、出来るよ!!」と、励まし続け、信じて見守ることしかできません
が・・・
「クロスロードって、わけわからん」と、HPを見たあるラボっ子に言
われてしまいましたが、ラボとは直接関係ないようで、いろんな意味
で、つながっているような気がします。
人間関係の基本の基本は、もりラボさんがおっしゃるように、「自分の
心の窓を開けること」。それは、ラボでいつもみんながチャレンジして
いることではないでしょうか?
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