『やった。』『ほった。』『たった。』自転車世界一周のその後 |
05月28日 (日) |
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「ピース・トーク・マラソン2003-2007in 熊本」にて、坂本達さんの講演を聞いた。2003年3月に福岡で国際交流のつどいで話を聞いてから3年。その時、おっしゃっていた「ギニアに井戸を!」が、とうとう実現したらしい。
第一作目の著書の『やった。』は有給休暇をもらって自転車の4年3ヶ月の世界一周を「やった」話。世界各国での写真と想像を絶する一人旅。地に足の着いた人々とのふれあいが印象的。
第二作目は、その世界一周で命を助けられた国ギニアに一作目の印税を全部使って井戸を「ほった」話。『やった。』のその後と、2003年のラボ国際交流のつどい 九州支部参加者結団式の「夢が叶ったのは世界中のみんなのおかげ」と題された講演録抜粋も入っている。
第三作目は、病院のない地域に診療所をたてようという、次なる目標が実現したときに書く予定の”診療所が「たった」”という本。何年かかるかわからないのに、もう、題名を考えているところがいい!きっと、実現すると思う。応援したくなる。”夢はしっかり願えば叶う!”
募金にもなるならと早速本を買って、サインをしてもらいながら、3年前の講演会のお礼を言った。「ラボの講演録も載っていますよ!事務局の池田さんによろしく。」その一言が嬉しかった。何百回と講演をされているだろうに、覚えていてくださった。担当者の名前まで・・・。こういう人だからこそ、各地で、敵を作らず、みんなに助けられる運も引き寄せてしまうのだと思う。
これから国際交流に参加するラボっこたちに送られたはなむけの言葉は
1,あいさつをする。現地の言葉で、目を見て。あいさつは相手に受け入れられる第一歩。
2,感謝の気持ちを持つ、伝える。当たり前のことは何もない。小さな事にも感謝の気持ちを。
3,自分の個性、持っているものをアピールする。得意なこと、好きなことを生かす。坂本さんの場合、それは自転車だったようです。
今回も、この三つを「世界見聞録~ペダルをこいで考えた平和と国際協力」と題した講演の締めくくりに挙げられた。
『ほった』を読んで、もう一つ印象に残っているのは、「いいわけをしない」という、この方の生きる姿勢である。何でも人のせいにする人が多い。悪者?原因?を見つけて、自分はそのせいで「出来なかった!」と、いいわけをするのは、楽だ。彼はそれを潔しとしない。物事がうまく回らないときは、誰にでもあるが、周りにその原因を求めることなく謙虚に、自分を見つめ直し、素直に現実を受け止め、修正し、また、前向きに出直す坂本さんの姿勢を、私も見習いたいと思うし、ラボっこにも、見習って欲しい。
ラボっこに「いいわけを言ってる暇があったら、やりなさい!」という、言葉を使わないでいい日が来ることを願っている。
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Re:『やった。』『ほった。』『たった。』自転車世界一周のその後(05月28日)
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いっぽさん (2006年05月28日 22時37分)
会場で久しぶりにお会いできてうれしかったです。
さっそくHPへお邪魔しましたよ。内容豊富ですごいですね!!
講演会の内容もすばらしかったですよね。
世界のみんなが違いを認め合い、仲良く暮らせたらいいなぁと思います。
「小さな一歩の会」も一人ひとりが自分に出来ることで、世界の恵まれ
ない人たちのために何かをしようということで、始めました。
また機会があったら、よろしくお願いしますね。
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祝再会!「小さな一歩の会」応援しています!
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みかん(でこぽん)さん (2006年05月29日 09時42分)
いっぽさん
>会場で久しぶりにお会いできてうれしかったです。
(^^)本当に何年ぶりでしょう?私も嬉しかったです!
世界のみんなが違いを認め合い、仲良く暮らせたらいいなぁと思いま
す。
「小さな一歩の会」も一人ひとりが自分に出来ることで、世界の恵まれ
ない人たちのために何かをしようということで、始めました。
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(^^)「小さな一歩の会」素敵なネーミングですね。応援していま
す。”自分に出来ることを無理せずに続ける”って、簡単なようで実は
そんなに簡単なことではありません。いっぽさんの精神を見習って、私
も出来ることを続けていきたいと思います。
押し花しおりは、かさばらなくて、国際交流のおみやげにもぴったりで
すよね。今年は熊本地区の国際交流のおみやげもしおり作りです。使用
済み切手を集めていますが、地区で余ったら、みんなの了解を得て、お
持ちしますね。きっと、OKが出ると思います。
また、これからもよろしく。
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