幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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「若者のかかわる力、どうひらく」2010/07/06の日記 07月06日 (火)
熊本日日新聞 平成22年7月3日(土曜日)インタビュー<月一回掲載>


(体験や冒険を通したコミュニケーション改善の教育で知られる徳山郁夫千葉大学教授のインタビューから抜粋)

~~~~~~~~~~~~~~~

 折り合いをつける。責任を負う。任せる・・・。こんな他者とかかわる煩わしさというリスクを超えて達成したときには一人でやるときよりずっと大きな達成感がある。その楽しさを知らないのは何とももったいない。
 他者とかかわれば思うようにいかない。やっていれば、失敗も、答えのひとつだと考えられるようになるし、そこから工夫すればいいんだ、という思考習慣が身についてくる。正解のない社会で生きる基本でもある。
 こうやったらどうか、ああやったらどうか、他者という異文化に触発されることで思考の幅も広がってくる。
 共にハラハラどきどきすることで他者との間がつながってくる。自分の心の扉をどう開くか、体を使って練習してほしい。自分を超えた楽しさを実感すれば、次の冒険への勇気も生まれてくる。

~~~~~~~~~~~~~~

一本の丸太の上に、一列に並んだ学生達は、「そこから落ちないように、誕生日順に並び変わってください」という指示に、身動き取れなくなるそうです。じーっと空気を読み、体も、気持ちも相手に触れないことが行動原理になっていて、他者への一歩が踏み出せない・・・とか。

この月一回の連載では、いつも、はっとさせられることが多い。
「そうか~」
とか、
「ラボの大学生では、これはないな~」
とか、自分が、ラボに関わって、子供たちと接してきて、感じること、
「なんでかな~?」
とか、
ずっと、疑問だったことが、専門家の言葉で、すっ~と、納得することが多い。

この記事を読みながら、ラボで、育った子供たちが、コミュニケーション力が、鍛えられるのは、テーマ活動で、ああでもない、こうでもない、え~?、と、日々、ぶつかり合ってひとつのものを作り上げる活動を日常的にやっているからなんだな~と、確信。

ぶつかって、自分を超えて、”次の冒険への勇気”を、もらい、成長していってほしいと、切に願っている。ラボには、そのチャンスが、そこここに、転がっている。逃げないで、チャンスを生かしてほしい。

ここまで書いて、あら、自分への戒め?と、気づく。息切れしそうだけれど、Life goes on.
Re:「若者のかかわる力、どうひらく」2010/07/06の日記(07月06日) ・
carmenさん (2010年07月07日 08時11分)

そうだと思います。テーマ活動というのはある意味正解のない世界。参
加者全員が納得しうる方向への導きを、様々な要因をからめながらして
いく作業となりたつ結果。場所やメンバーが違えばまたおのずと違うも
のになったり、変らないところがでてきたり。それも醍醐味。
自分と違う意見の人がいても、その人の人格否定にまでレベルが下がる
ことはない。違う意見の存在を認め、ゴールを確認し、そのために皆の
考えを確認し、そのためにはリーダーをつくることが結果楽になった
り、権限委譲がスムーズに時間を有効にしたり。そうやってつくってい
く作業。そして、最後に達成感を味わう。観客からのフィードバックが
あればなおのこと結構。
これができるからラボっこって素晴らしいとおもいますよ!

うちでも引用させてくださいませ!(おうちマークにあります)
Re:Re:「若者のかかわる力、どうひらく」2010/07/06の日記(07月06日)
みかん(でこぽん)さん (2010年07月16日 17時50分)

carmenさん
>そうだと思います。テーマ活動というのはある意味正解のない世界。

→「正解のない世界」だからこそ、時間がかかるし、ぐちゃぐちゃにな
る時期や、出口が見えない時期や、なかなか成果が目に見えない時間
を、じっと、待つ。(ほう~、こういう展開になるか!!?と面白がっ
たり、余裕があるときはいいですが、時々、爆発します・・・汗)

>参加者全員が納得しうる方向への導きを、様々な要因をからめながら
していく作業となりたつ結果。場所やメンバーが違えばまたおのずと違
うものになったり、変らないところがでてきたり。それも醍醐味。

→ひとつとして、同じテーマ活動がない所以ですね。ラボ・ライブラリ
ーが、永遠に新鮮な理由でもあります。でも、ライブラリーって、聞く
度に、新しい発見がありますし、その時々の、自分の状況だったり、心
境により、受ける印象が違うし、気づくことが違うのが、本当に不思
議。

<自分と違う意見の人がいても、その人の人格否定にまでレベルが下が
ることはない。違う意見の存在を認め、・・・

→そう、そう、それです!ラボっ子って、本当に、違いを認め、違いを
面白がり、じゃあ、こうしたら、どう?って、一つ一つの意見を、一人
一人を、否定することがなく、みんな取り込んで、ダイナミックに、進
んでいきますよね~。私は、時間と空間を提供しているだけ。黙って、
見守っているほうが、いいかな~って、思います。
0歳から、大人まで、学びあえる空間が、ラボには、あります。私も、
ラボっ子に学び、ラボママに学び、精進の日々です。(#^^#)
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