The Happy Prince |
05月02日 (木) |
|
「『ハッピー・プリンス』がしたい、!」と、ずっと言い続けているラボっ子に刺激を受けて、熊本県立大学で、オスカー・ワイルドの授業を受けている。
今日の授業を受けながら、
「この王子、誰かに、似てる…」
と、思っていたら、仏陀だった。どちらも、王族。仏陀は、生きている時に、
「あれ?」
って、世の中の生老病死の現実を目にして、出家して、瞑想するんだったと思うけど、ハッピー・プリンスは、気づいたのが、銅像になってから。
それに、やることも違う。ツバメの話を、聞いているようで、聞いていない。というか、ツバメの話す異国の珍しいものに、関心がない。目の前の現実がすべてだったんだろうな。
いても立ってもいられないのに、自分は動けないから、ツバメに、頼む。というか、命令する!?大学の授業では、この命令口調は、王子の生前の癖が出ているということだったけれど、躊躇するツバメに、行動を起こさせるために、ちょっと、強く言ったのかな…と、私は思っていた。(・_・;
お話が悲しくて、(だんだん、寒くなり、ツバメの命も途絶えそう…)途中泣きそうになるから、まだ、パーティで取り組んだことはないけれど、取り組むことになったら、また、新たな発見があるんだろうな~。
王子の金箔、ルビーにサファイア、ツバメの語る異国の情景、と、とてもカラフルでありながら、同時に、冬の寒さ、貧しい人々の暮らし、金箔の剥がれた王子像と、暗さも垂れ込める『ハッピー・プリンス』の世界。子ども達にはどう映るんだろう?
でも、鉛って、柔らかい金属で、溶けやすいみたいだけれど、王子の"鉛の心臓"が溶けないのは、なぜ???溶け残ることで、ツバメと一緒に捨てられる(ここは、ライブラリーにはない)ことになるから、かな?
色んな見方のできるお話だけれど、一回、動いてみるかな…(^_^)
|
|
|
Re:The Happy Prince(05月02日)
|
|
|
HITACHIさん (2013年05月02日 21時19分)
このお話、私も大好きです。でも支部でも地区でも発表会で見た事がありません。
自分のパーティで取り上げたくとも、子供達が乗ってこない。こどもたちで拘ると言おう
か、好きと言う子がいれば良いですね。
是非、記録の経過をお聞きしたいです。
|
|
|
Re:The Happy Prince(05月02日)
|
|
|
みかん(でこぽん)さん (2013年05月06日 17時54分)
HITACHIさん、
連休はどうお過ごしでしたか?
ハッピー・プリンスの記録、共有出来ればいいですね~(^_^)
『幸福の王子』って、にズシンと響いて、なかなか忘れられない映画みたいに、
あとに引きずる物語ですよね。なぜだか、明確に説明できないけれど。
オスカー・ワイルドの言葉も、何故か、忘れられないものが多いです。わかもの
で、何処かの支部の大学生が発表した『ナイチンゲールと薔薇』のように。
|
|
|