奉仕なくして何がのこる。 |
01月05日 (月) |
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今日から仕事始めの夫を送り出して、さぁ、私も仕事始め。
といっても、昨日からしっかり始まっていますけどね。
昨日は、新年が明けてまだ冬休みの日曜日だというのに、朝から一日中パーティ行事の準備をしていましたね。
夫は、私が出かけている方がのんびりできるらしく、食べる物さえあれば満足なようです。
帰宅したら、「一日、何もしないで、ゆっくりしたよ。」と言っていました。
病弱ではありますが、そんな夫に支えれらて続けてきたラボ。
ラボに出逢ったのは1980年の5月でした。
もうすぐ、満24年。
今年は25年目を迎えます。
いろいろなことが思い出されて感慨深い物がありますね~。
今でこそ、たくさんのラボっ子達に囲まれて、いろんな子どもたちの成長に感動している日々ですが、最初はやはり、4人からのスタートで、よちよち歩きしてましたからね~。悩みも多くて。。。3年続くかしらなんて。。。
なつかしいです。
ラボの活動はペイされることだけでなく、奉仕の部分がかなりありますね。特に初期の頃にはほとんどが。。。
それを懐かしく思いだしたのは、この休みの間に浜松にいる両親の見舞いに行ったときのことです。
父は、明後日、誕生日を迎え90才になります。母は3月に84才。申年生まれで今年の年女です。
2人とも今はすっかり小さくなってしまいましたが、かつては恰幅も良くてばりばり活躍していたものです。
父も母も、それぞれに知名士で7つくらい肩書きがついているような名刺を持っていたのを覚えています。
本職以外に、いろいろと奉仕活動をしていましたから。
今は、あまり身体の自由が利かなくなった父のベットの横の壁には(寝たきりではありませんよ)、ロータリークラブ会員から応募された名言集(日めくり)が掲げられていて、その中に父の言葉もありました。それは、
「裸で生まれ、裸で去る人生。
奉仕なくして、何が残る。」
聖書ヨブ記1章21節よりヒント
というもので、両親は敬虔なクリスチャンでもあります。
ですから、見舞いに行ったときにも、私もクリスチャンだった頃を思いだしながら、一緒に「主の祈り」などを唱えましたよ。
私の方が、唱えながら、涙がこぼれるんですよねぇ。
顔は笑っているのに涙が。。。何なんでしょうねぇ、あれって。
金銀財宝いくら積み上げても、人間、死ぬときは生まれてきたときと同じで裸なんですよね。
しかし、自分がやってきたことが、ちゃんと次世代に受け継がれて人の中に残っていく。そんな奉仕活動を父も母もたくさんしてきています。実家には、部屋という部屋の鴨居の上を埋め尽くすように感謝状が飾られていましたね。
私がラボを始めたときに、子どもを預けて仕事にでれば、もっと高収入が約束されていたのに、家にいて出来るけれども活動に対してペイされない部分がかなり多いこの活動をする事に対して、サポートしてくれていた両親がいました。
いい子どもたちを育てるんだよと。
私は、その両親に感謝しています。
夫に対してはもちろんですが、24年間ラボを続けてこられて、今年25周年を迎えるに当たり、ほんとにまわりの諸々の方達に感謝の気持ちが一杯湧いてきますね。
ラボっ子、ラボファミリー、ラボテューター、事務局、家族、そして、周りのもっともっといろいろな方達。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。といくら言っても言い尽くせないくらいのありがとうがたくさんあります。
今年一年、感謝の気持ちを忘れないようにすごしたいな。
24年前、テュータースクールの御世話をしてくれた事務局のA氏がまだラボセンターにいますが、彼がくれた、「初心を忘れずに。」という言葉がいつも私の心を純粋にしてくれています。
ややもすると、初心というのは、はるかかなたに飛んでいってしまいますが、やはり初心に戻ると言うことも大切かな。
周年行事を迎えるに当たり、心を新たにして子どもたちに向かいたい。
さぁ、運動会の荷物を探さなくちゃ。
たくさんあるんですよねぇ、これが。
たいへん、たいへん。
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Re:奉仕なくして何が残る。(01月05日)
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keikoさん (2004年01月05日 08時45分)
昨日は私もサンサンさんと同じようにといっても午後からでしたがラボの準備
してました。ご両親の背中を見て育ったのですね。母が90歳ですが、生かし
てもらってるのだから役に立ちたいといって野菜を作ってみんなに配っていま
す。自分が受け取ったものを社会に還元したいと願っているのですが、「しん
どいな~」という気が片隅にあるのを、追い払ってくれるような言葉に出会っ
て元気をもらいました。
書き込みありがとうございました。こちらに訪問してお返事しています。今年
もよろしくお願いいたします。
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よっちゃんさん (2004年01月05日 09時13分)
ラボテューターとして毎日忙しくしているサンサンさんをご両親がしっ
かり応援してくださっているとはステキなお話。私がラボに関わるよう
になったのも母の薦めがあったからです。先月30周年記念の会を終えま
したが、2年前に他界した母が元気でいたら、さぞや喜んでくれた事だろ
うと思うと感慨深いものがあります。お正月母の墓前に「おかげさま
で」と手を合わせ記念の会が盛会だったことを報告しました。ご両親様
をお大切になさって下さい。
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Re:奉仕なくして何が残る。(01月05日)
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がのさん (2004年01月05日 09時54分)
そうそう,「たいへん,たいへん」と云っているころが,いちばんいい時期
なんでしょうね。そのたいへんさの背後で自分を支えてくれている人がたくさ
んいることを,いつも忘れないでいたいもの。サンサンさんのご両親に寄せる
思い,いいですねぇ。スッと共感できる。自分のことばかりに埋没した生き方
でなく,どれほどひとさまのために仕事をしたか,人間の輝きはそこにあると
いうことでしょうか。
年寄りぶったことばかり云うものだから,とうとうサンサンさんには,拙
者,「80歳」ということにされちゃったけど,競うことはもういい,声誉も
もういい,モノもカネもいらないと,一つひとつ余分な贅肉を剥ぎとって(こ
の生身の贅肉は,こればかりは,なかなか取れないンよね),欲から解放され
た自由は,たしかにありがたい,…とはいえ,大きな仕事を抱え夢中になって
ひとつことに向き合っていたころのことは,なんと云ってもなつかしく,心が
帰っていくのはやはりそんな時代のあれこれ。一期一会,その時その時を大事
に生きろということでしょうか。
ひとさまに云えるほどのことではありませんが,地域の福祉活動,文化活動
にチト関わっていて思うのは,ひとのために尽くす幸せ,この幸せの実感が人
間を救うンだな,ということ。わたしのHPの「ことばを旅する」で,そのへ
んのこと,書いたばかりですが。
じゃ,また。
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Re:奉仕なくして何がのこる。(01月05日)
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サンサンさん (2004年01月05日 13時08分)
やはり、よっちゃんさんも。
お母様は、ほんと素敵な方だったのでしょうね。
30年も一つの事を続けてやると言うことは、大変なことですよね。
ラボには、それだけ魅力があると言うことですよね。
私もよっちゃんさんを目標にして頑張ります。
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Re:奉仕なくして何がのこる。(01月05日)
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Hiromi~さん (2004年01月05日 15時52分)
そうです。我が夫も今日から出勤。静かな日常がはじまりました.
サンサンには、いっぱい書きたいことがあるのですがメールにしますね。
ほんとにテューターの会ありがとうございました。
私は」やむなく今年(来年も)テューターのかいの副会長として、組織にか
かわる事になりました。ほんとにやむを得ずですが・・・
「継承と発展」この難しい問題に正面からぶつかっていきそうです。
なにかと相談しますね!!
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Re:奉仕なくして何がのこる。(01月05日)
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とんかつ姫さん (2004年01月05日 20時09分)
ご立派なご両親の許でお育ちになったのですね?
確かに思い起こせばこれまで生きている間に折節でいろいろな方の言
葉、たたずまいに影響を受け、励まされていますね?
(なぜか)立ち止まり、一人一人に感謝を忘れないサンサンは立派です
ね? 立ち止まる機会は不意に来るのかしら? その「不意」がなかな
かつかめなくって、立ち止まるチャンスがないというか、いつも立ち止
まっていると言うか「メリハリ」がもてないまま暮らしています
(汗)。
父母の会の会長さんがそちらの会長さんに何やらご連絡するそうです
よ。
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Re:奉仕なくして何がのこる。(01月05日)
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まいにゃんさん (2004年01月05日 22時23分)
新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。今
年25年を迎えられるとのこと。おめでとうございます。そしてサンサ
ンさんのラボを続けてこられた深い思いを感じます。ひとくちに25年
というのは簡単ですが、その年月の重さはいかばかりかと・・・。素晴
らしいご両親に支えられて、きっと素敵な25年だったのだろうなあと
思います。そしてこれからもラボパーティの素晴らしさを多くの子供達
と共感されていかれることと思います。私は、まだまだ先も見えず、悩
みながらの日々なのですが、4月には3年目に入ります。一日一日を大
切に、何よりパーティで子供達と過ごす時間を大切にしていきたいと思
います。今年もいろいろと学ばせてください。
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Re:奉仕なくして何がのこる。(01月05日)
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もんろおさん (2004年01月07日 00時57分)
「奉仕なくして、何が残る。」
確かに素晴らしい言葉ですね。
特にラボtutorの場合、ボランティアの部分がかなりあると感じています。
そんなご家族のバックアップを背にサンサンさんは25年も頑張ってこられた
のですから、スゴイ!!の一言です。
自分の周りを見回して見ると素晴らしい活動をされている方はご家族の
理解と協力があるなと感じます。
なかなか理解を示してくれない我が夫は、最近ではあきらめかけたのか
何も言わなくなりました。
ややいじけ虫の私です。
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Re:奉仕なくして何がのこる。(01月05日)
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ちこらんたんさん (2004年01月08日 10時55分)
とても感動的な文章を読ませていただきました。
すがすがしい気持ちで、
ラボの活動に自信を持って、がんばれそうです♪
今年もよろしくお願いいたします!
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