どんどや(2011/01/09の日記) |
01月09日 (日) |
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1000年ぐらいの歴史があるという「どんどや」に、マダガスカルとマレーシア出身の留学生と、ラボっ子と、一緒に、行きました。
まずは、お正月の注連飾り(しめかざり)をなるべく高く放り投げる。
(高いほどいいそうです)
留学生も、地域住民と一緒に、我が家の飾りを、ぽ~ん!
「どんどや」という呼び名は、九州地方、特に熊本独特のものだということを、この日に初めて知りました。全国的には、「さぎちょう(左義長)」や「どんど焼き」、「どんど」など様々に呼ばれているそうです。(地区の小学校の校長先生手作りのプリントで学習(^^))
これを留学生に説明していいたら、
「じゃあ、これ(注連飾り)は、”どんど”ですか?
”どんど”を焼くから、”どんど焼き”・・・!?」
「う~ん、注連飾りとか、注連縄って、言うけど、どんどとは、呼ばない」
と、答えたものの、呼ぶ地方もあるのかな~?うそを教えたかもしれない。後で調べなきゃ・・・。
点火前に、記念撮影。
(そういえば、昨年2010年は、チリの留学生が、どんどや体験をさせていただきました。武蔵校区の皆様、いつもありがとうございます!!)
この後姿の写真、いいですね~。ぱちぱちと竹のはぜる音を聞きながら、彼らは、何を思っていたのでしょう・・・?
どんどやは、平安時代の宮中の正月行事を起源としていて、
(1)正月に迎えた「年の神」を門松や注連飾りを燃やして、天に返すという意味
(2)どんどやの火で暖まると、みんなますます元気になるという意味
(3)この日に書初めを燃やして、その燃えさしが天高く上がると、字が上手に書けるようになるという意味
(4)どんどやの残り火で、もちを焼いて食べると、病気をしないという意味
が、あるそうです。
「むさし地域活動委員会」のメンバーでもあるラボママの紹介で、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
日本のことを、もっと、知りたい!と、思います。
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Re:どんどや(2011/01/09の日記)(01月09日)
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SENCHOさん (2011年01月19日 15時19分)
おじゃまいたします。
ぼくの駄文をご覧いただき恐縮です。
どんど焼きのような行事は、
全国的に小正月、女性の正月イベントとして
古くから行われていますね。
ぼくも、大学時代に新潟県松之山というところで
過疎と出稼ぎが青少年や母子にあたえる影響を
調べるフィールドワークをしていましたが、
ここでもどんど焼きがあり、やはりソダを細長く
たてていました。
それは、ぼっぽ とよばれていました。
また、焼いたあとの炭を新嫁がみんなに
ぬりまくるというイニシエイションも同時にありました。
なお、この松之山は日本でも一二を競う
豪雪地帯です。
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Re:Re:どんどや(2011/01/09の日記)(01月09日)
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みかん(でこぽん)さん (2011年01月24日 22時58分)
SENCHOさん
>おじゃまいたします。
ぼくの駄文をご覧いただき恐縮です。
→いつも、楽しみに読ませていただいています。地方在住のテューターに
は知りようもないことが、てんこ盛り(^^)目が離せません。
どんど焼きのような行事は、全国的に小正月、女性の正月イベントとし
て古くから行われていますね。ぼくも、大学時代に新潟県松之山という
ところで過疎と出稼ぎが青少年や母子にあたえる影響を調べるフィール
ドワークをしていましたが、ここでもどんど焼きがあり、やはりソダを
細長くたてていました。
→そうなんですか!?是非、そのころの話も、そのうちに、日記に書いて
ください。首を長くして待っています。m(__)m
それは、ぼっぽ とよばれていました。また、焼いたあとの炭を新嫁
がみんなにぬりまくるというイニシエイションも同時にありました。
なお、この松之山は日本でも一二を競う豪雪地帯です。
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→「炭を顔に塗る」う~ん、羽子板に失敗したときみたい。でも、
炭を塗ると”病気をしない”とか・・・の、意味があるのでしょうか?
”イニシエイション”ということは、”地域への仲間入り”という意味で
しょうか・・・?
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Re:どんどや(2011/01/09の日記)(01月09日)
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SENCHOさん (2011年01月24日 23時36分)
失礼いたいました。Initiationは、
一般的には入社、入会、入党など
加入の意ですが、
文化人類学のtermでは、通過儀礼、
すなわち、仲間入りとか、成人と認められるために、
クリアすべき儀礼です。
バンジージャンプなんか、そうですね。
それから、アメリカの寮で新入生が女装で通学させられたり
大リーグでルーキーが変なコスプレさせられたり
なんてのもそうです。
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