『十五少年漂流記』 オーディションが思わぬ事態に! |
03月17日 (土) |
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◆私の中では、20周年のテーマ活動は次の二択でした。
①小学生を育てるために、役を小学生でかためて中高生は背景に回る。
②中高生も役に入り、役も背景も縦割でやる。見ている人に伝わる発表を一番の目標にする。
◆やっていくうちに、中3と高校生の中に役をやりたい人が出て来たので、②でいくことになりました。
そこで公平に決めるために、オーディションになったわけです。
<オーディションのやり方>
・自分の好きな場面、言いたいセリフをみんなの前でいいながら表現する。
・全員が終わったら、それぞれの良かったところをお互いに言い合う。
・全員が顔をふせて、役にふさわしいと思う人に手をあげる。テューターが数を数える。
◆ところが水曜日、想像しない事態に! 票がまっぷたつに分かれてしまったのです。
中高生はセリフだけでなく表現力も求めるので、高学年に票を入れ、
小学生は自分と同年齢の友達にやってもらいたいので小学生に票を入れる。
どうしたものか迷っていると、高校生リーダーのYちゃんが「6月まで、もう時間がありません。先生が決めてください!」
そうです。テーマ活動の責任は最後はテューターがとらなければなりません。
そこで、自分の思いを言いました。
「役の人はセリフを言うだけでなく、声の大きさ、表情、動きもいります。
今みんなにやってもらったら、やはり大きい人の方が見る人に分かり易い表現が出来ていました。」
小学生達のがっかりした顔!
「大きい人がやるのだったら、オーディションをしなくてよかったじゃん。」
と声がきこえてきそうです。
◆でも、それは違います。
テーマ活動は過程が大事。
役をやりたいと思うこと、やりたいと言えること、オーディションにむけて努力すること、皆の前に立ち真剣に表現すること
オーディションがあったから、ここまで至る事ができました。
あとは、どう折り合うか。
役をとれなかった人は、自分の気持ちをどう立て直すか、
役をとった人は、落ちた人の分まで頑張ろうと気持ちをひきしめる。
◆中高生も同じ悔しさを経験してここまで来ました。
ぶつかり合ってこそ、テーマ活動。
それだけみんなやる気があるということ!
人数が増え、幼児さんも上がってきて、どうやってまとまっていくのか・・・
不安もいっぱだけど、
この子達なら大丈夫!と思えたのでした。
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Re:『十五少年漂流記』 オーディションが思わぬ事態に!(03月17日)
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いとさん (2018年03月17日 10時30分)
こんにちは!こちらも今年20年を迎えるパーティです。やはり7年前に
『十五少年漂流記Ⅳ』を発表し、高校生達が「もう一度!」という強い思
いがあり、来月になりますが、同じⅣ話を発表します。役決めへ至るプロ
セスが、ほとんど同じ状況で、読ませていただきながら、驚いてしまいま
した。結果、こちらも縦割り十五少年になりました。今となっては、小学
生達もクラスでは思い思いの役になって楽しんでいるので、ほっとしてい
るところです。ラボっこ達は、こうして全国各地で揉まれながら、育って
いるのですね!6月、素晴らしい発表となりますように!
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Re:Re:『十五少年漂流記』 オーディションが思わぬ事態に!(03月17日)
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ヨーヨォさん (2018年03月17日 13時18分)
いとさんへ
書き込みありがとうございます!
本当にそっくりですね!私も驚きました。
その後お母さん方を通じて、小学生で立候補して落ちた子の様子を聞きましたが
ちゃんと気持ちを切り替えているようです。
中3の高校入試終了を待って今からスタートの状態ですが、
みんながまとまって団結をつよめてくれたらいいなと思っています。
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