ラボって、早期教育でしょうか? |
07月13日 (金) |
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ちょっと、わけがあって、早期教育について、色々調べているところですが、ラボって、早期教育でしょうか?
ずいぶん昔のこと、近所の公民館で、体験教室をした時、近所に住む友人が、終わってから、
「早期教育だよね!?」
って、ラボのことを言いました。
私としては、そんな気は毛頭なく、
「英語も子育ても一緒に楽しんじゃおう!」
みたいなのりでしたので、結構ショックで、
「違うよ~!」
と、否定したのを覚えています。
はたから見ると、そう見えるのでしょうか?
うちのhubby(高校教師)なんかも、
「3才以下の子と、何するの?」
って、言いますものね~。プレイルームが一番楽しいのですが、何をするのか見当もつかない様子。
”英語教育””早期教育”として括ると、そんな疑問も出てくるのでしょうか?
ま、「英語教育は、人間教育」と、言われても、
すんなり理解できませんよね!?
「え!?意味不明!」が、オチ。
英語=語学
と、思っていると、とても、こんな発想はできません。
どうして、今、みんな、「英語!、英語!」って、言うんでしょう!?(はたまた、私がそう感じているだけ??)
日本では、韓国や中国の方が身近です。(私個人は、ラボっ子達に、もっと、もっと、お隣の国の言葉に興味を持ってもらいたい!)
確かに英語が話せれば、世界中の英語を話す人とは、直接交流ができて、便利です。でも、”英語ぺらぺら”信仰って、どうかならないものでしょうか?
”ぺらぺら”って、いったい何なのでしょう?
松本会長も、教育講演会で言っていたように、
「必要なときに、必要なことを、心を込めて表現できる英語力」があれば、”ぺらぺら”話す必要はないですよね!?
ラボの英語教育に携わる者の1人として、悩み多き命題です。
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Re:ラボって、早期教育でしょうか?(07月13日)
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サンサンさん (2007年07月13日 20時44分)
早期教育って言うのはそもそもどういうことなのかも
よくわからないので、なんとも言えませんが、、、
いろんな事を教え込むことが教育だと考えたならば、
ラボは早期教育ではないでしょうね。
でも、英語を普段の生活の中に取り入れ、
子どもたちが自然に英語に親しみながら、
日本語だけでなく、英語でもいろんなこと
考えたり、わかったり、話せたらいいですよね。
いろんな国の人たちと対等に話せるようになって欲しい。
で、私は大学時代を英語で学問してきているので
その部分の日本語は欠けています。
そこへもってきて、日本語で言えないことは
英語でも言えないなどといわれてしまうと
そうかなぁと思ってしまう。
私には英語でしか表現できないことあります。
これはね、方言ってありますよね。
私は沖縄の方言ちょっとだけ知っているんだけどね
方言でしか表現できない気持ちってありますよ。
他のどんな日本のことばでも表せない、、、
日本語はもちろん大切だし、日本語で思考していくことも
もちろん大切。
でも、日本語で考えると言うことは、
日本の歴史や文化的背景をもとに考えると言うことだから
あまりそこにばかり固執しすぎると、
幅に広い人生にはならないのではないかなぁと思ってしまう。
自分の考え(尺度)で人を計り、
人を縛ってしまったり、
自分と違うと、だめって思ってしまったり、、、
これって、島国根性?!
やはり、もっと自由に日本語も英語もって考えることって
大切なんじゃないかなぁ。
英語もきれいな言葉です。
奥が深いし、こまかい微妙な表現もたくさんある。
日本語で言えても英語で言えないことたくさんある。
そのあたりを自覚する必要はあると自分的には思っています。
これ以上は、そのうちにゆっくりみかんさんとお話したいなぁ。
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Re:Re:ラボって、早期教育でしょうか?(07月13日)
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みかん(でこぽん)さん (2007年07月18日 17時26分)
サンサンさん
書き込みありがとうございました。
”早期教育”というと、”知育偏重”みたいな感じに、思ってしまうの
ですが、定義次第では、ラボも早期教育にはいるのかな~なんて、思い
ます。
0才から幼稚園児までの英語教育は”幼児英語教育”で、小学生は”児
童英語教育”という、括りもあるようです。
年齢だけで見れば、確かに、公教育で始める中学入学前に始めるという
点では、そうですが、”教える”という感じではないですよね~。
ラボには”educate”の語源のように、”引き出す”ヒントは、いっぱい
ですが・・・。
ラボを始めて、日が浅い頃、幼稚園で英語を習っているというラボっ子
がいて、その子が、絵本の読み聞かせをしている時に、必死に”文字”
を追いかけていたのが、とても残念でした。せっかく、読んでもらって
いるのに、”絵を見ない”なんて!
絵を読み取る力は子どもの方が、数段、優れていて、いつも驚かされて
いました。その弟は”絵が読めた”ようで、ママが、
「CDをかけていると、教えなくても、ちょうどのところでページをめ
くるんですよね~!不思議!!」
と、よくおっしゃっていました。
子ども達に教わって、テューターの私も、絵本の絵を少しずつ、読み取
れるようになってきたように思います。
人間は文字を獲得することで、失うものがありますよね。文字はもっと
後でもいいと思いました。
その年齢で精一杯やって欲しいことが、あります。ママとの交流だった
り、泥遊びだったり、水遊びだったり、いたずらだったり・・・それを
十分やることで、次のステップに進めます。
無理のない、個々人なりの成長を、気長に、暖かく、他の親も、年長の
子も一緒に見守っていけるところがラボなのかな~?
後でも十分取り戻せることを、早くやる必要は全くないと思います。英
語も、やる気になったときで十分。でも、やるんだったらラボ方式か
な!と、私は思う。
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Re:ラボって、早期教育でしょうか?(07月13日)
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みかん(でこぽん)さん (2007年07月18日 17時29分)
長すぎましたので、続きです!(^^)
サンサンさんのコメント
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日本語で言えないことは
英語でも言えないなどといわれてしまうと
そうかなぁと思ってしまう。
私には英語でしか表現できないことあります。
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英語でしか表現できないこと、確かにありますよね。そういうときは、
英語が先に出てきます。日本語で何と言うべきかな~と、考えて、あき
らめます。
私がページ一覧の「なぜ、ラボテューターになったのだろう?」で、似
たようなことを書いているのは、詩人の谷川俊太郎さんの訳したマザー
グースには、ただ単に英語が達者では、とうていかなわない!というこ
と。
文学はやはり原文で楽しみたいし、ラボっ子達にもそうなって欲しい。
早期教育から、ずれすぎました!
ラボ言語教育研究所?でしたっけ?私が大学院に入り直して研究したか
ったことを、してくださるみたいなので、報告がとても楽しみです!!
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