|
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
★★ 長女高校入学・次女入園 ★★
ラボの影響もあってか保育科の高校を選ぶ。高校を選ぶ時期は、保育かダンスの道へ進むかを迷っていた。そこで、目的のない普通科より将来母としても役に立つ保育科の高校をとりあえず選んだ。
縦長年齢のラボで育ってるので、幼児の対応は得意。絵本や物語にたっぷり浸ってきたので、実習も座学でも優等生!本人もビックリだったようだ。
高3の時には、先生に保育士の学校を薦められるが、ホームステイ参加頃から始めたダンスの道を選ぶ。
自分で大阪へ出向き学校探し。そういう行動力もラボの先輩を見てきて、仲間によって育ててもらった結果。
ダンスは基本的には英語の歌で踊るのだが、踊りながら流れている歌はすぐ声に出すことが出来たり、裏の音をとったりが得意で、こんなこともラボでの蓄積の一つ。
ラボでは陰から後輩を支えるちょっと遠慮した立場で過ごし、高2で卒ラボ。
次女は、テレビがないのが当たり前で育つ。周りの子がテレビの話をしていてもどうってことない感じです。
テレビがなくても外遊びと絵本やおえかきに夢中で、忙しい。テレビやゲームがあったら一日30時間は要るよ~。
長女も保育科の課題とダンスで忙しく、テレビがなくても平気な毎日。次女が寝ると、ラボのCDから洋楽にチェンジ。
テレビがないメリット。「テレビばかり見ていてはいけません!」と怒る必要がない。母として無駄なエネルギーを消費しなくて済むので、ラボのお仕事に集中できます。
CDライブラリは完全に娘たちの生活の中に入っている。
ラボのCDライブラリは音楽も一流なので、いろいろな楽器の音を聞き分けていることがわかった。
物語をたくさん知っているのは娘の引き出しを増やし、ユニークな個性を創りあげることになるのではないか?と信じて物語環境を続ける。
★★ 長女19歳 ★★
ダンスの専門学校に入学。親に頼らずバイトをしながら楽しい一人暮らし。
テレビ、パソコン、電子レンジなどの家電がなくても一人暮らしを気楽にやっている。日本の学生の一人暮らしで当たり前に揃えるこれらのものが、実は当たり前に揃える必要はないこと。
こういう意識は、ホームステイで異文化体験をし、同じでないことが平気になった結果。
また、他の国の子を受け入れたりするとより自分のやり方を意識化できる。
そして、親が姿を見せ諭し育てたことは、子どもは必ずできるようになる、ということが娘をよその土地に出してみてわかった。
ラボで育つと、地元を離れても自然と人づきあいが出来ることも実感した。
ラボのキャンプは、友達と離れて知らない子ばかりのロッジで育つ。どうすれば友達ができるか?を小さい頃から体で学んできたのが、大きくなるとわかる。
ダンス仲間の中には、小さいころからダンスをしていて上手い子がいっぱいいるけれど、音を拾うことができる子は少なく、耳の良さが生きてくる。
娘は、中1の終わりからダンスを始めたので、技術的には追いつけないところもあるのは事実。しかし、強さと自己管理能力、柔軟性は大きくなってから大事です。
大阪ではダンスとバイトに明け暮れているが、岐阜に帰った時は流れているラボのCDを聴き、食卓であれこれ話し合うことは変わらない。
後輩の成長も気になるようで、何歳になってもラボが共通の話題。
長女は、小学校時代はスポ小のバレーをやり、中学時代は陸上部だった。
なのにどうしてダンスを選んだのか?
それは、小さな頃からやっていたラボは、競い合うのではなく仲間と創りあげる活動で、似ていることもあるのかな?と思います。
仲間と話し合いを重ね、どうすれば見ている人に物語のテーマが伝わるか?どうやって舞台で表現すればいいか?をずっと経験する。
競いあってレギュラーに入ることを目指す、他の人から点数を取ることを目指すのではなく、ラボは、自分の周りの人と協力し合う活動。
それが体に染みつき、協力することの喜びを知ったのではないか?とも思います。
陸上部も続けていましたが、先生に勧められても競技会には出ませんでした。
記録や勝ち負けには興味がないからと、みんなの応援をしていたという変わり者です。
もちろん、精力的にスポーツを頑張っているラボっ子もいます。
それはそれでいいこと。スポーツからの人生の学びもあるでしょう。
しかし、人間は、競争より共存・協力・共生している方が楽しい、というのが私の考え。
ラボで得た力がますます発揮されるのは、社会人になってから、結婚してからとOB・OGからよく聞く。
まさに娘もその通りになっています。
★★ 次女7歳 ★★
厚見小1年生。絵本が好き、物語が好き、絵を描くこと、英語も好き。ラボでは赤ちゃんが大好き。物語の役になりきって動くことも大好き。
学校では、年齢関わらず友達がいます。
これは、いいところです。でも、まだまだ部屋は散らかしっぱなしで片づけも出来ないし、すぐ仕切りたがるし、お小言を言うことも多々あります。
しかし、この年で完璧な子はいません。できないところはまだまだ学び中なんだな~、と眺め、将来が楽しみな女の子♪
★★ 長女就職 ★★
2014年、20歳でとうとう就職♪
ずっと夢だった職業につけました。

1人暮らしもOK!
食事の管理も含めた家事もOK!
新しい職場でたくさんの先輩や同僚とのちょっとばかりややこしい人間関係もOK!
ハードなお仕事もOK!
国民年金と国民健康保険をきちんと支払い、親からの援助一切なしで、貯金を出来ています。
1人暮らしをしてからも病院とは無縁。
これらすべて、ラボの縦長年齢活動、キャンプやホームステイなどの交流で育った自己管理能力、絵本と物語教育の賜物です。
出した分は必ず返ってくるラボ・パーティ。
満足度が高く、2世代、3世代目に入ったラボ・パーティ。
娘に体験という貯金をたくさんしてきて、それが今満期になったことを実感しています。
子どもは素晴らしさの塊でうまれる。そして、可能性がいっぱいある。
微笑むことがすべてで生まれたキラキラした目を持ったまっさらな一人の人として、大人は子どもに敬意を示し、その素晴らしさを大人の狭い価値観でつぶすのではなく、伸ばしてあげることが必要と思います。(私の理想)
そして、子どもにお金では買えない、一生残る親からのプレゼント。その一つがラボでの経験。
「モノ」は、残りそうで実は残らない。
「目に見えないもの」(体験)は、残らなさそうで、一生残る。
なーーんにもなくなってしまうようなことに見舞われたとき、一番大事なのは自分の中に蓄えられたモノです。
体験は、時間がたてば忘れてしまっているようにも思えますが、実は体の中に閉じ込められているだけで、時期が来たとき芽吹くものです。
人間の人格を形成するのは、出会った人と、体験した出来事です。
そういうプレゼントを私は子どもにしていきたいのです。
だから、ラボライブラリは、耳に残る体験。
パーティの仲間は、血のつながりはないけれど大事な人々。
発表会は、背中を押してもらえる場。
ラボキャンプは、親が用意できない出会いの宝庫。
子ども時代に色々な人間と関わり、たくさんの物語に出会い、楽しかった・苦しかった・嬉しかった・苦労したという経験を積み重ね、想像力を養えば、きっと豊かな人間性を持った大人になると信じています。
最近思います。子育てに終了はないのかも。
入学したら・・・、高校生になったら・・・、一人暮らしをしたら・・・、成人式を迎えたら・・・、社会人になったら、結婚したら、・・・いろいろ自分なりの子育ての卒業式はあるでしょうが、実は節目を迎えるたびに、ゴールはないのだと気づきます。
なぜなら、大人でも親に頼る(子に頼る)人間関係では、自立ではなく、執着なのです。
お互いが信頼し合える一人の人間として向き合えた時が、きっとゴールでしょう。
その時は、もたれあう関係でなく、心地いい距離感で、信頼し合える関係となり、一人の人間としての付き合いができるはずです。
ずーっといい関係でいられる親子を目指そうね。
育児は育自。共育ママであり続けましょう。
そして、自分がラボっ子だったらよかったな~と一度でも思ったママ。その気持ちをずっと忘れないでください。私のように。
今からでも子ども(ひょっとしたら孫)と関われる出会いを大切にしてくださいね。
出会い、それは決断です。
私の人生は、親の縛り、親から教えられた常識から自分を解き放ち、たくさんの決断から変わり始めました。
そして、たくさんの失敗から成長しました。
失敗をすることからすべてが始まる。失敗は失敗でなく気づきのきっかけだと知ったのは、学校教育ではなくラボでした。
大人になってからでも、進化できます。生まれ変われます。それはラボで学んだことにあります。「人との出会い」、まさにコレなのです。
こどもにモノではなく、目に見えなくてもこころに残るものを残してこの世を去りたいと私は思います。
だから、ずっとずっとラボをがんばります。 |
|