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小学生グループ なかなかおもしろいディスカッション |
11月12日 (土) |
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金曜小学生グループ〔小1・3・5が多い〕のテーマ活動ディスカッションを紹介します。
<3びきのこぶた>はほとんどの子どもたちが100回以上聞いたので、役やナレーターもほぼ決まり、身体表現も2つのグループの様子をテューターが相互に伝えながらだんだん決まってきました。
T〔私〕:「じゃあ、最後の場面は何を表現するの?」
コスモ:「鍋がいる」
ぐみ:「エントツ」
ハルマキ:「炭火。火を燃やしてるからあった方がいい」
ヒコーキ:「それはいらないと思う」
マーたん:「ここの場面で何が一番大切なの?それを考えてみようよ」
ぐみ:「鍋とエントツが必要」
ウーロン:「鍋とかいらないと思う。人数が足りないと思う」
マーたん:「さっきは家を作って境目みたいなのを作ったけど、今はそれはいらないと思う」
げんき:「鍋はいらないと思う。コブタがしぐさすればわかると思う」
ぐみ:「でも、今は鍋とエントツが大事なところだから、壁とかは関係ないと思う」
ウーロン:「オオカミは家の中に入ってくるのに、どうやってわかるの?」
ハルマキ:「家の中に入ったら、ステージ全部を家の中にして考えればいいと思う」
コスモ:「似てるけど、壁はいらないと思う。その場面はコブタの家の中だから、ペチカの火とかも作った方がいい。家の中とはわかると思う」
ウーロン:「観てる人たちにはどうやってわかるの?」
ヒコーキ:「レンガの家は広いし、それでいいと思う」
ハルマキ:「絵本の絵とかも家の中だけしか描いてないし、必ずわかると思う」
T:「はい!時間がなくなっちゃったから、続きはまた来週考えようね。マーたんがさっき言ってた『ここの場面で何が一番大切』なのかを考えると良いのかもね。みんなもCD聞きながら考えてきてね。」
なかなかおもしろい話し合いだったので、私はただひたすらノートに書き留めていました。
こうして子どもたちのイメージは共有されていき、共有された場面・状況の中で言葉を発していきます。身体表現は見掛けの背景ではなく、共有したイメージの表現です。
テーマ活動の言葉は、お話の中のある特定されたシチュエイションで発するわけで、お話を深く味わい考えて表現し発語する中ですーっと言葉が心の中に落ちて来るのです。
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