幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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 2011夏アメリカメイン州シャペロン
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 『バッファローの娘』 活動レポート
 『オズの魔法使い』研究レポート
 「クジラのはなしと歌のつどい」
 『鮫どんとキジムナー』
 海の向こうの世界を見てきた万次郎
 ‘ENGLISH FAIRY TALES’
 キンダークラブ通信 No.9 掲載リポート
Welcome!
☆★☆ 神奈川支部国際交流参加者感想文集2006より


テューター・シャペロン 前田 祥子


アルバータ州に引率したラボッ子は13人+カレッジメイト1名。成田のホテルに集合し州別の活動が始まったとき、半数は緊張した様子で声も出ず、対照的に他は早くホームステイに入りたくて嬉々としていました。ホストファミリーに会うまでの約4日間でチームワークが固まり、不安だった子たちも心の準備ができていったようです。

ステイが始まると、大半は大歓迎の家族に自力で溶け込んでいました。途中で電話を入れると電話の向こうから和やかな様子が伺えて微笑ましく思ったことが何度もあります。その電話口で話すとき、また帰りの集合のときなど、思わず英語が出てきてあわてて日本語に切り替える子たちもいました。言葉については、英語でコミュニケートしたいという前向きな子は日を追うごとに口数が増えるが、英語を発しようとしないといつまで経ってもうなずくか首を振る、ポツリと言うだけで話が続かない。帰りのエバリュエーションで個人差が大きくなっているのを感じました。

 アルバータ州はカナダ4-Hが受け入れ団体。コーディネーターのEllenは15年のベテランで、この国際交流にもボランティアで勤めていることにも誇りを持っていました。ホームシックのラボッ子が出たときも、ホストファミリーとの関係が最悪状態になったラボッ子のときも誠心誠意の対応で、シャペロンの私にとっては本当に良きパートナーでした。

 また、私は4泊5日の4-Hキャンプにも参加しましたので、伝統ある4-Hが青少年育成に果たしている役割や、中高生年代の様子、企画運営を担っている大学生を目の当たりにして学んだことが多くありました。

 さて、アルバータ州は日本のおよそ2倍の広さですが、そこに住む人は横浜市よりも少なく、夏は10時ぐらいにならないと暗い夜が訪れません。

私の前半2週間のホストEsterは、町の宝石店に勤め2人の子どもはすでに独立していました。考え方も趣味も合うし本当に気が合って一生付き合いたい友人になりました。両親がデンマークからの移住でルーツをとても大事にしていました。家族や親戚・友達も多くてたくさんの人との出会いをアレンジしてくれたので、お蔭でさまざまなルーツを持つその人々を通して私の世界観はどんどん広がっていきました。

Esterの夫Jimは石油会社のマネージャー。アルバータは石油産業が盛んで、世界中で高騰している今はオイルブームに沸いています。でも、この夫婦はよく働くがよく遊ぶ。生活にメリハリがあるのです。例えば、友だち夫婦も誘い、車で1時間半走って自慢のボートに乗り換えるとそこはもうカナディアン・ロッキーの国立公園の中。雄大な自然に見とれながら時速70kmのボウティングは迫力満点。なんて贅沢なレジャーだろうか。私は言葉を失っていました。

後半のホストPamelaは国立移民センターに勤めるキャリア・ウーマンで、まだ幼い2児を抱えていながらとても行動的な女性でした。小さな町に暮らしていても大きな視野を持っていたいことと、家族を大事にしつつ自分のための時間も確保したいというのが信条で、だからこそ多忙な彼女が受入れをOKしたのだろうと頷けました。

1ヶ月間本当にたくさんの人々と出会いました。日記のつもりで撮った1000枚の写真と有形無形のたくさんのお土産は、夢のような夏の思い出の証しです。



☆★☆ 神奈川支部テューターの会機関紙「ききみみずきん」より


パーティ活動から国際交流へつながること

               
 ラボ国際交流は35周年。私がこの歴史の重みを実感したのは、受け入れ団体との強い絆・温かいパートナーシップに触れたからでした。彼らに共通していたのは、いい交流体験ができるようにと誠心誠意を尽くしてくれたこと。団体という信頼関係の上で双方スタッフの個人的なつながりが継続していくことでより強固になってきたのでしょうね。

 さて、出発の前日、全国から成田に集合して州ごとにチームを組みます。私は州別活動の時間はテーマ活動を中心にチームワークを築いていきました。ずっと見ていると分かるのですが、テーマ活動の力がある子はいいステイをしてきましたよ。ステイに入る前に、この子なら大丈夫と太鼓判を押したくなる子もいれば、どうも気になり心配な子もいました。テーマ活動をするにはいろんな力が求められるので、結果的にテーマ活動で子ども達が育っている証しですね。

 引率中は何かあって当たり前という覚悟でしたが、実際大小さまざまなことが起こりました。ただ、大きな問題になった子たちはいずれも、自分なりに精一杯頑張ってステイを締めくくりました。十代の子ども達が与えられた環境で1ヶ月間ひとりで頑張ったのです。観光旅行でも語学研修でもないラボの国際交流ホームステイはここに意味があるのですね。過去にもずいぶんいろんなケースを聞いていますが、行くのではなかったと後悔する子は一人もいませんから。

 ところで、この夏の貴重な体験を通して考えたことはたくさんあります。入会したときから準備が始まっているなら、パーティ活動はどう考えれば良いのかしら。

1.自己表現力を育てたい
 ひどいホームシックにかかった子がなかなか改善されなかった原因は、本人が受身で消極的、自己表現力が乏しかったこと。せっかく用意したアルバム・素語り・おみやげなども、現地でどう出していくかというプレゼンテーション力が無くては宝の持ち腐れ。また、いざホスト・ファミリーや出会った人々とどう接していくか、それは一朝一夕に身につくものではありません。自己表現にはいろんな要素がありますが、パーティ活動でチャンスをたくさん作りたいと思っています。

2.「ひとり」の力を育てたい
 引率したラボッ子たちは集団行動中はほとんど問題なくても、一人二人になったときあるいはステイ中の判断力が弱くていろいろありました。現地ではまあ良いだろうは通用せずルール違反には厳しいし、「どうして日本の子は困ってもじっとしてるだけなのか!」とコーデネーターに呆れられたこともありました。一方、4-Hキャンプでは、全員の前で一人ずつ次々にパフォーマンスを求められたり、誰かやってみないかと誘われると即座にパッ、パッと手が挙がったり。日頃、誰かと一緒ならとか順番にとか相談してとか、に慣れている私は驚きでした。

3.一人前の大人を目標にしたい
北米の小さい子たちは家庭の中で年齢に応じた役割があるし、中学生年代以上になれば近所の家のベビーシッターを信頼して任せられ、長い夏休みにはアルバイトをするのが当たり前。4-Hキャンプでは社会人なしで大学生だけの手で運営を任せられ、本当に立派な仕事ぶり。
こんな現状を見たとき、違うのは大人ではないかなと思いました。小さな子でも個人を尊重して大人がきちんと向き合う姿勢、大人になるために育てている親の姿勢ではないかと。私たちはついつい学生という言葉でひと括りにしてしまいますが、高大生ともなればもう社会人という年齢です。振り返ってラボ教育では、特に高大生年代は一人前の人間に育てることを目標にしたい、ラボを卒業して社会に出たとき一人前として通用するようにと考えさせられました。


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