|
|
 |
 |
 |
 |
| [一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
美しさの世界基準に、コミュニケーション力 |
06月21日 (木) |
|
今朝の朝日新聞に「ミス・ユニバース舞台裏」という記事が出ていました。
07年ミス・ユニバース世界大会で日本代表が48年ぶりに優勝したニュースは、もちろんみなさんご存知ですね。
正直言って、私が初めて彼女のお顔を拝見したときの印象は「ふ~ん。そっかー」。でも、後日TVの番組でインタビューに答えているのを見たときは「なるほどね!」と思ったんです。若干二十歳にして、自分の考えをしっかりと持ち、取材にも物怖じせずに自信を持って堂々としかも自然体で応じている様子は、さすがに「只者ではない」輝きがありました。
新聞によると、美しさの「世界基準」を日本女性に伝えたフランス人の仕掛け人〔イネス・リグロンさん〕がいた、とのこと。98年、日本のコンテストを活気づけようというねらいで、アメリカにある主催組織から送り込まれたそうです。今年日本の4000人超の応募者からまず選ばれた10名の選考基準は、日本で評価されがちな「可愛らしさ」よりも、世界で評価される「健康的な美しさ」「知性」「強さ」「コミュニケーション力」。「世界のコンテストではその女性の生き方、社会意識や表現能力までもが美しさの評価基準になる。イネスさんはその価値を伝えた」という、国内大会の審査員の談話も載っていました。
確かに日本でも価値観はどんどん変わっていますし、美しさの「世界基準」は女性に限ることではないでしょう。内面を磨き、自己表現力をつけ、コミュニケーション力を培うことは、これからの世の中を生きていくには当たり前のように求められていくのだと思います。
子育てを考えるとき、親はふと自分の子供時代を振り返ります。でも、20年も30年も先の世の中を生きていく我が子の子育てを考えるには、親自身が今という現実を見ると同時に時代の先に目をやる必要があると思います。
時代は移り、価値観はどんどん変わっていきます。どんな人に育ってほしいのか。そのビジョンを常に見失わないようにしたいものです。その上で、親として我が子にできることを選択していきましょう。あれができるこれができるというスキルや資格に走るばかりに、人として育てることを後回しにしがちな現代ですが、時代の先は確実に人間教育の方向を向いています。
ミス・ユニバースからずいぶん話が発展してしまいましたが、みなさんはどう考えますか?
|
|
|
|
| << 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|