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キャンプシニアの条件は? |
08月03日 (日) |
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交流の夏、全国キャンプが真っ盛り!
そのどこへ行っても、やはりキャンプシニアは花形でしょうね。
小さい頃からシニアにあこがれていつかシニアになれるといいなあと夢見て育ち、高校生になれば、せっかくここまでやって来たのだから一度はやりたい!と挑戦しています。
その最初のチャンスが高1の夏なので、サマーキャンプはシニア初挑戦が多く、第1班では8割と聞きました。
3泊4日1ロッジ約40名のロッジ運営は2人のシニアに任されるため、シニアの力量が大いに問われ責任重大です。
だからこそシニアはやり甲斐もあり、シニアを体験すると一回り大きく成長して帰ってきます。
では、キャンプシニアの条件ってなんでしょうか。
テーマ活動の力、ソングバーズの力はもちろんのこと、
リーダーシップ、フォロアシップ、
周りに目配り気配りできる力、思いやり、判断力・・・。
挙げればきりがないほどいろんな力が必要です。
でも、大人でさえ難しいのに、高校生でオールマイティなんてなかなかいるものではありません。
この夏の私のロッジのシニアは、2人とも初シニアでした。
初日はかなり緊張していたようで、
2人のパートナーシップも何となくぎこちなくて・・・、
でも、2日目からどんどんよくなっていきました。
率直に言って2人とも未熟なところはいろいろあるのですが、
とにかく一生懸命で、そして素直でした。
1日目の夜の運営ミーティングでは、
緊張していて思い通りにいかなかったと素直に打ち明け、
私たちロッジマザー〔テューター4人いました〕が、全部自分たちでやろうとしないでロッジマザーや高学年キャンパーに助けてもらえばいいとアドバイスすると素直に耳を傾けてくれました。
そして2日目からは、高学年キャンパーもロッジマザーたちも様子を見ながらシニアをアシストし、シニアも緊張がほぐれ2人のパートナーシップもうまくいくようになりました。
キャンパーたちは、ホームシックなどで何人かよく泣いていましたが、しらけている子もなく壁の花になる子もなく、元気の良い子が多くてとても明るいロッジでした。
アメリカとカナダから来たユースの二人も前向きな姿勢で加わり、ロッジ活動を全部共にしてみんなになじんでくれました。
ロージーちゃんのお話は長いにもかかわらず3回くらい通したし、姉妹ロッジ交流会でも「全部通して見せ合いたい」とシニアが主張したほど我がロッジのテーマ活動は大いに盛り上がりました。
私はキャンプの終わりにふと考えました。
キャンプシニアってラボっ子としての力が試されるけれど、すごく力のある子ならいいロッジになるということではなくて、
精一杯頑張っているシニアに触発されたキャンパーが、それぞれの立場で役割を果たしてシニアを盛り立て、ロッジとしてのグループ性が築ける、そんなふうに周りを巻き込めるシニアが良いんだなあ。
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