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ラボ・ライブラリーは 本物の芸術作品です!☆ |
04月15日 (水) |
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ラボ・ライブラリーはラボ教育活動の源であり、ライブラリー抜きでラボを語ることはできません。
ラボ・パーティが全国各地で40年以上の歴史を刻んで来れたのは、共通の活動の核としてライブラリーを持っていたからだと言っても過言ではないでしょう。
今年度私は神奈川支部のライブラリー委員長を務めているため、6月発刊へ向けて新しいCDライブラリーの制作現場に何度も立ち会うチャンスがありました。
ラボ関係者なら誰でも見学してみたいものと思いますので、本当にラッキーな役得ですね。
さて、制作に関してたくさんの情報を得て制作現場を知り、改めて認識したのは、『ライブラリーは本物だ!』ということです。
私が実感したことをまとめてみました。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
1.ライブラリーの音声
① 英語と日本語が両立したことば
どちらかが翻訳としてのことばになっていることはなく、同じ意味のそれぞれの言語として対峙させ厳選されたことばを使っている。
そのため、既に出版されている翻訳作品では訳者に訂正の許可を取ることさえあります。
② 言語習得のお手本としての音声
ラボっ子は何十回、何百回と耳を澄ませて聴きこみ、それが何十年と使われていくのです。
英語も日本語も聴く者のお手本でなければなりません。
声優の吹き込みに際しては、妥協を許さない徹底したチェックが入っています。
2.ライブラリーの音楽
① 音楽はライブラリーの大事な構成要素
ライブラリーの音楽は単なるBGMではありません。
CDを聴きテーマ活動をするとき、イメージは音楽に大きく影響されます。
作曲にあたっては物語全体のメッセージやある場面のイメージなどを作曲家と制作側が深く細かく話し合い、物語に合わせた楽器の選定や演奏の編成も丁寧に打合せされて、吹き込まれた音声に合わせて秒単位で曲が作られています。
② 物語にぴったり寄り添った音楽
音楽収録では、ストーリーを考えながら場面ごとの演奏が決まっていき、ほとんど変わらない秒数の同じ音楽でさえ場面に合わせて一つひとつ録音されています。
音楽台本に沿って秒数もチェックされています。
だからこそCDを聴くとき、ことばと音楽が同じ迫力で心に響いてくるのですね。
3.ライブラリーの絵
ライブラリーの三つ目の構成要素が絵です。
音声収録では、絵本作品の場合、ライブラリーの絵本が声優の手元に必ずあります。
声優も「ことば+絵」で語っています。
また、オリジナル作品の場合は、音楽同様にアーティストと充分な打合せが行われて、物語をバックアップし語りかける、力のある作品が出来上がります。
「人の手から人の手へと渡っていくのがライブラリーの良さ」と、作曲家の間宮芳生氏がおっしゃったそうです。
ラボ・ライブラリーを理解してもらえると、著名なアーティストであっても子どもたちのためならと全力投球し、制作に関わる全員が妥協を許さぬ熱意と情熱を持って作っています。
単なる英語教材といってしまうにはあまりにも異なる質の高さであり、本物の芸術作品です。
子どもには本物を与えたい。
ラボ・ライブラリーの中で育っていくラボっ子たちは本当に幸せですね★
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