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国際交流と素語り★ |
09月30日 (水) |
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ラボの国際交流の特徴は、事前活動があることです。
ホームステイには手ぶらで行かない。
行く前に、ホームステイへの覚悟を決めて、
行く側にも受け入れる側にも充実したステイになるように準備をします。
その一つがラボ・CDライブラリーのお話の素語りです。
一つのお話を自分ひとりで語り切るにはもちろん相当な量のCD聞き込みが不可欠なので、
英語を圧倒的に聴くという英語の準備になります。
また、ステイ先で自分をアピールし、
こういうふうにラボ活動しているとか物語の内容からもコミュニケーションのきっかけができます。
さらに、ここ数年私が思うに、
「最後までやり切る心の強さ」の大切さです。
ラボは基本がグループ活動なのですが、
日頃のCD聞き込みは個人の地道な作業ですし、
発表会に向けて役やパートが決まると
その辛抱強い努力はいっそう必要となります。
「楽しくなければラボじゃない」けれど、
「楽しいだけがラボじゃない」。
でも、仲間がいるから頑張れる。
今の世の中、こういうことをあまり子供の求めなくなりましたが、
ラボが続くかどうかの一つの条件が、
地道な努力が習慣として身に付くかどうかだと思います。
そして、素語りはやり切った達成感の積み重ねの延長線上にあると思います。
今年の夏も小学高学年と中学生は全員素語りをやることにしました。
参加の有無に関わらずこの年代としての取り組みをしてほしいからです。
☆★☆ ハルマキ、がんばる!
前田Pでは国際交流参加の1年前の夏休みに、
素語りのお話を決めていったん仕上げるのを目標としています。
一度インプットしておけば、また聞いて思い出すのは早いので。
来年度参加予定者の中でハルマキ(中1)は、
残念ながら夏休み中に素語りが完成しませんでした。
とはいえ、これまでの参加者のほとんども、
お話は決めたもののなかなか進まず夏が終わっていたのです。
学校が始まれば当然まとまった時間は取りにくく、
四苦八苦しながらやることになります。
そこで、テューターの強い信念のもと、
シルバーウイークもある9月中には何としてでもやり終えるように、
毎週チェックするので計画的にやっていこうと話しました。
さらに、「じゃあ、仕上げはSrのみんなの前でお願いします。」
というめぐ(大1)の一言が効果てきめん。
これは逃れられない、と覚悟を決めたようでした。
9月25日のSr時間に、
ハルマキは明らかに緊張しながら「ピエールとライオン」の素語りを始めました。
が、途中からは吹っ切れたのか気持ちも込めてなめらかになり、
最後まで見事に語りきったのです。ブラボー!!
本人は終わってもなかなか張り詰めた気持ちが溶けないほど力が入っていたようですよ。
本当によくがんばったね★
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