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川越ゆり氏による「ファンタジー」講演会★ |
06月14日 (月) |
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児童文学でも特にファンタジーを専門に研究されている川越ゆり氏をお迎えして、
神奈川支部テューターのギャザリング、一日広場で講演会を催しました。
現在私は支部のライブラリー委員長を務めているため、企画する側なのです。
川越さんは小学生時代はラボっ子であり、
現職の大学の先生の前はラボ教育センターの本部研究員でもあり、
ラボ・パーティとはご縁の深い方です。
そんな川越さんならではのお話をと考えて、
ラボ・ライブラリーに触れながら児童文学・ファンタジーについて講演していただきました。
お話の概略は、
『かいじゅううたちのいるところ』、『ふしぎの国のアリス』『ドリトル先生』という
ラボ・ライブラリーにもなっている代表的なファンタジーをていねいに取り上げ、
ほかにもいろんな物語を紹介していただきながら、
時には、誰でもこども時代に覚えのある「秘密基地」体験を重ねつつ
ファンタジーを語っていただきました。
中でも私が特に印象的だったのは、
「科学は唯一絶対の答えを提示するが、物語は読む人に個別対応で答えを出してくれる」
というお話です。
まさに、これはテーマ活動の真髄でもあります。
取り組む人により、また同じ人でもその時々により、あるテーマがじわっと迫ってきます。
それはもちろん、物語の力であり、
そのときの自分が、そのときの仲間とグループ活動をする一回性ゆえと思います。
個人的には、久しぶりにたっぷり物語のお話に浸って幸せなひと時でした。
また、企画者としては、
みなさまの満足そうな表情がとてもうれしい一日でした。
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