この秋ラボ・ライブラリーとして『ジョン万次郎物語』(仮称)が発刊されます。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』が大きな話題となり、いまや空前の歴史ブームです。
今日の朝日新聞朝刊 be on Saturday にも、
なんと一面・二面、さらに五面にもジョン万次郎の記事発見!
最初に日本に紹介されたアメリカ民謡が「おお!スザンナ」なら、
この歌を口ずさんで最初に伝えたのが万次郎と紹介されています。
「龍馬伝」の中でも神戸の海軍操練所で、
ABCの歌(Twinkle, twinkle, little starのメロディで)をみんなで歌っていましたが、
この歌も万次郎が伝えたと言われています。
そんなに万次郎は歌好きだったのかしら?
私の疑問に答えるように、前述の新聞記事の中にこんなことばを見つけたのです。
「命がけの捕鯨船は歌がうたえないと一人前扱いされない男の世界。
万次郎はいくつもの歌を聴いてうたって覚えていたはず。」
な~るほど。
過酷な捕鯨船上の数少ない楽しみの一つが歌だったのです。
sea-shanty ばかりでなく、いろんな歌を歌っていたのですね。
大海原に響く海の男たちの声の中に万次郎がいたことを改めて思いました。
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