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世界的に有名なスペインの物語『ドン・キホーテ』★ |
09月17日 (金) |
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ラボ・ライブラリーを通じて、子どもたちは本当にいろんな物語に出会っています。
『ドン・キホーテ』は、聖書に次ぐ世界的ベストセラーといわれているんですよ。
なにしろ聖書に次ぐ翻訳数と出版部数を誇っている小説なのですから。
子どもたちはCDライブラリーを聞いて、
想像力を働かせ、
物語のイメージを話し合います。
宿屋の場面の話し合いです。
めぐ:「みんなは宿屋の周りはどんな感じだと思う?」
けいと:「ポツーンとある感じ。」
ハルマキ:「ドン・キホーテは城みたいって言ったからでかい。
洗濯物見て城って言ったから。」
めぐ:「別にホントにお城じゃないんでしょ?」
けいと:「風車を巨人て言ったぐらいだから、宿屋も城だと言ったと思う。」
げんき:「ホントはドン・キホーテは宿屋ってことがわかっていて、
屋根の下に寝たいから城みたいに思った。
正気は取り戻しつつある。」
めぐ:「見た目は宿屋だけど、ドン・キホーテには城に見えた。」
きょうりゅう:「見た目は普通の古ぼけた宿屋。」
そうめん:「見えたのと思えたのが重なったんだと思う。
洗濯物を見て旗だと思えて、城だという固定概念になった。」
しゅうまい:「城だと思ったら城だと決めつけてしまう、てか、思い込んでしまう。
あとでやっぱり、なんて思わない。」
こんな話し合いをしたり、物語を表現して動いたり。
役が登場してせりふを言い、お話の場面を身体表現していく。
みんなでことばやシチュエーションのイメージを共有するために
また意見交換する。
こんな繰返しを積み重ねていくと、
どんどんことばが生き生きと語られるようになっていくのです。
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