季節感のあるお話として、いま「てぶくろ」を取り上げています。
ロシアの西隣りに位置するウクライナの民話です。
私はエウゲーニー・M・ラチョフの原画を見たことがありますが、
日本で手に取る絵本よりも色調がおだやかにくすんでいて、
素朴で温かい印象を受けました。
CDのお話をよく聞いている子たちは、
登場する動物の名前も順番も覚えています。
キルティング・シートを手袋に見立ててひとつずつもぐりこんでいきますが、
「Let me in, too! おれも入れてくれ~」と言うと、
あっさり「いいよ。」と応えてくれます。
CDとは異なる言い方ですが、気持ちは同じ。
私はうれしくなってしまいます。
また、やはり、CDをよく聞いてくると、CDと同じ言葉が出てきます。
中には、どんどんシャドーイングしている子もいます。
キルティングの手袋の中では、
「はみ出しちゃうよ」「せまい!」とか「あのね、・・・」とおしゃべりが聞こえてきて、
とてもほほえましいんですよ。
先週は、あんまり楽しくて、
「テューター、もう1回やりたい!」「もう1回やろう?」とリクエスト。
残念ながら時間の都合で応えてあげられなかったのですが、
「もう、もう1回やりたかったのに!」と、キョウヘイくんはお帰りの時もプリプリしていましたよ。
ごめんね。
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