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中高大生のテーマ活動:発表会エバリュエーション★ |
05月13日 (金) |
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支部発表会が終わって一区切り。
他のグループは今週お休みですが、中高大生だけは集まりました。
★まず支部発表会のエバリュエーション。
グループ活動ですが、今回活動の参加レベルは個人差も大きくて、
感想からも達成感が比例しているのがうかがわれました。
エメリヤン役のげんき(中3)は、
発表直後、達成感とともに脱力感さえあったと言います。
げんきは『エメリヤンと太鼓』が前々から好きなお話で、
役決めでは迷わずエメリヤンを希望しました。
真面目で何でもこなすけれどどこか不器用で自信なさげな彼は、
エメリヤン役に真摯に向き合い、
どうしてよいか分からないと考え込むことも多かった。
活動中は大きい声をだすことも声を荒げることもなく、その上通りにくい声質なのに、
生の声が客席に届きにくい会場だからと言われると懸命に声を出そうとし始めた。
クライマックスに向かう後半がなかなか緊迫感を持たなかった頃、
「出っぱなしの主役だから、やっぱりエメリヤン次第だね」と私があえて話すと、
「プレッシャーだなあ」と言っていた。
そうこうするうちに、皇帝に異を唱える言葉が力強くなり、太鼓をたたく迫力が増していった。
お話の真ん中にエメリヤンがしっかり立つようになった。
いつもアンナに助けられ支えられていたエメリヤンが、
絶対的な権力をもつ皇帝に打ち勝つたくましい青年になるこのお話のように、
げんきは、このテーマ活動の中でエメリヤンと共に自信をつけていったと思います。
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