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『エメリヤンと太鼓』のお話を取り上げて2ヶ月。
ほとんどの小学生は聞き込みが100回を越えています。
今日の小学生グループの話し合いは。
T :「皇帝はどんな人だと思う?」
てるてるぼうず:「我がままで、威張っていて、意地悪で優しくない人。」
シュリケン:「自分で考えても何も案が出なくて廷臣に頼って聞いているから、
あんまり頭がよくない。
廷臣も兵隊もみんな絶対言うことを聞かないといけないから、
こわがっている。」
ケーキ:「とにかく思い通りいかないとすぐ怒る。」
パセリ:「我がままで、やっても失敗ばかり。」
シュリケン:「他の人にはいいイメージがない!
おばあさんが泣いているのは、
みんなが苦しめられていてその涙だって前に言っていたから。」
ギンガ:「自分だけ得していてズルイ!と町の人も、ロシアのみんなは思っている。」
てるてるぼうず:「気が短くて、すぐ死刑!て。」
シュリケン:「駄々をこねているちっちゃい子みたい。買わないと泣くみたいに。。。」
ギンガ:「ふつう皇帝って国を豊かにする人なんじゃない?」
<一斉に>:「ギャク!」
ケーキ:「皇帝やめてほしいと思ってる。」
シュリケン:「みんなそう思ってるんなら皇帝やめさせればいい。」
ギンガ:「どう見てもそう思う。国民を苦しめるなんて一番ダメ!
反政府デモみたいなもんかなあ。」
ケーキ:「ニュース見た! えらい人の顔の旗にバツ書いてた!」
T :「へえ、みんなそういうニュース知ってるんだ!。」
<一斉に>:「知ってる!」
ロシア民話が現代の世界に結びついた瞬間でした。
小1が多い小学生グループでこんなに話が弾むなんて。
わかりやすい言葉を使ったそれぞれの意見は、自分に引き寄せて考えているのがよくわかります。
『エメリヤンと太鼓』のお話にみんなが近づいています。
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中学受験を無事終えて、3人が帰ってきました。
背が伸びた子、ちょっと声が低くなった子、なんだかちっとも変わらない子。
毎週ひとりずつやって来て、そのたびに歓声があがりハグして、
さりげなく自己紹介をしていたり、。。。
本当に大歓迎です!
小学6年生は7人になりました。
6年以上中高大生のこのグループはなんと19人に。
みんな大きくなって
結構広いはずの活動部屋を狭く感じるほどですよ♪
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夕方から予定していた小学生以上の初めての合同パーティ、
どうしたものかと何度も窓の外をながめながら思案しました。
横浜にしては珍しく降りしきる雪でした。
夜には凍結するかも。。。
丘の町だし車の送迎が多いので心配したのです。
「きょうは予定通りですか?」とママたちから問合せメールも届きます。
今日は小さい子は来ない日。
来週も合同を予定しているので延期はできない。
今日なら野球やサッカーも中止で集まりも良いかしら。
雪は路上に積っていないし今は小降りになっているし。
迷った挙げ句、結局思い切って予定通り行うことにしました。
私もCDプレイヤーを持って足元注意。
また怪我?ということのないように用心しながら歩き、
車はやめてバスで向かいました。
蓋を開けてみると、
さすが!
みんなよく集まってくれましたよ。
おかげで「エメリヤンと太鼓」初めての合同はいい雰囲気でした。
残念ながら発熱など欠席も結構あったけれど、小1から大学生まで30名余り。
毎週のグループ別パーティとは明らかに異なるエネルギーにあふれていました。
やって良かったです。
中には、「帰りはタクシーでした。」という方も。
ご父母のご協力に感謝です。
でも、終わったあとで、大雪で悩んだと話すと、
東北や北陸から移籍した子たちは
「大雪??」「これ、初雪ていど!?」
だそうです。
夜は思ったほど降らなかったし、
無事に終わって本当に良かったです。ホ~ッ
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この冬発刊されたばかりの新しいラボCDライブラリー『ジョン万次郎物語』、
お話を聞いた感想を冬休みに書いた中から、一部を抜粋して紹介します。
なお、低学年は絵と文でお話日記にかいています。
高学年はテーマ活動で動いたあとの感想も含んでいます。
・ルカ(小1):「おうちにかえれてよかったとおもいました。」
・ケーキ(小1):「これがほんとのおはなしなんて、びっくりしました。」
・パセリ(小1):「ジョンマンはいいこととわるいことをくべつして生きていきました。
どんなことものりこえていきました。
かしこくていいなとおもいました。
それから、さいごにおかさまにもやっとあえてよかったなーとおもいました。」
・ゆたんぽ(小2):「ジョンまんじろうがおうちにかえれたのがよかったなと思いました。」
・リョッチ(小2):「万次郎は日本に帰って来た時に、お母さんとの、
一人まえのりょうしになると言うやくそくをまもって帰ってきたのがすきなところです。」
・リボン(小3):「1話はとてもパニックが多くておもしろい。
ハラハラということが多くでてきました。
2話はぎゃくに再会やはなればなれがあったので、どきどきしました。
3話はお母さんとあったときが一番いんしょうてきです。」
・夏ミカン(小4):「そうなんして無人島にたどりついているのに、
ぜったいこきょうに帰るということを目ざしていてえらいと思った。」
・ドラゴン(小4):「嵐にあって海になげだされたのに、
外国のふねに助けられるなんて、うんがいい。
そのあともいっしょうけんめいはたらくのはすごい。」
・ゴーヤ(小4):「どんなことがあってもあきらめないところがよかった。
無人島生活はぼくにはたえられない。
きびしい生活を乗り越えるなんて信じられない。」
・たつまき(小4):「世界地図を見て何を勉強したのか知りたいです。
600ドルをかせぐなんてすごい。
日本に帰る方法を考えるのもすごいと思いました。
取り調べはきつそうでした。
お母さんに会えてよかったなと思います。とにかく万次郎はすごいと思います。」
・こまち(小5):「万次郎はとても立派な人だと思いました。
まだ子どものころ外国に行き、
すぐに帰りたいと言わず一人でアメリカに行き、
勉強してお金をかせぎ、
自分の力だけで日本に帰ってこられて、
とても頭の良くて立派な人だと思ったからです。」
・シュークリーム(小5):「この話が本当にあった話だとしってびっくりしました。
たいへんなことになっていたけど、
万次郎はいつでも冷静でおちついていてすごいなと思いました。」
・なま茶(小5):「万次郎は勇気がある人だなあと思いました。」
・シュリケン(小5):「船長はいい人だなと思いました。
何人ぐらいでクジラをとったのだろう。
万次郎は英語をおぼえるのが早いな。
この時代は日本人がアメリカにいくとみんながおどろくのだなと思いました。
なんで外国に行った日本人は日本に帰れないのか。
ひょうりゅうしたからしょうがないことだとぼくは思います。」
・けいと(小6):「実は日本とかもわかってなくて、英語どころではなくて、
それでもアメリカでちゃんと勉強してずっと暮らして、すごいと思います。」
・かりんとう(中2):「難しいお話だと思っていたけれど、
聞いてみるととても興味深い物語だった。
こんなに昔から国際交流があったのかと思った。
昔は学校で英語を勉強しているわけではないし、
外国の情報が日本にあるわけでもないのに、
万次郎はジェスチャーで気持ちを伝えたりしてすごいと思いました。
そして、万次郎は積極的に仕事を手伝ったり、
一生懸命気持ちを伝えようとしたり、
相手の言いたいことを聞こうとする姿勢で、
外国の人と心が通じたんだと思いました。
やっぱり黙っていては何を思っているかわからないので、
改めて意思表示は大切だと思いました。」
・ヒコーキ(高1):「もともと土佐の漁師だったのに、
アメリカに行って帰って来て国の役に立つ人になって、
すばらしいと思う。」
・めぐ(大2):「実在した人物の話なのでおもしろい。
この時代のキーパーソンのひとりだったのだと思う。
最後の、日本=君だみたいなホイットフィールド船長の話に
国際交流を思い浮かべた。」
年代を問わず素直な感想に心打たれました。
波乱万丈の体験の果てにやっと母親と再会したところでほっとするのはみな同じようですし、
また、
ホームステイ体験があると外国での異文化生活をより具体的にイメージするようです。
体験値に応じて時々に応じて受け取るメッセージもさまざまですから、
子どもたちの成長と共に長~く聞いていけるお話になりそうですね★
マイ・パーティでは、今年後半に取り上げる予定です。
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先月末から恒例の「新春父母会」を行いました。
3日間で19名出席。出席率は半分くらいです。
一応レジュメに沿って進めましたが、話のポイントは、
① テーマ活動を中心とした最近の様子を紹介
→ ラボ・パーティの言語習得は母国語的。小さい子も大きい子も着実に育っている。
② 国際交流の事前活動と事後活動とは?
→ ラボっこ全員が取り組む事前事後のラボ活動。参加者だけのものではない。
生活を見直して、いまからできる準備をしよう。
*受け入れのお勧め。行くのも受け入れるのも国際交流です。
③ 子どもの年代に寄り添った子育てを考える
→ 否応なしに大きい、親の影響力を意識しよう。
大人の価値観・考え方が子どもに反映されるものだから。
でも、これだけではなかなか分かりませんね。
やはりface to face でなければ伝わりません。
☆★☆ おうちでの様子:CDのきき方を中心に
・「家では、赤ちゃんもいるのでナーサリーライムをかけることも多い。
ラボはお友だちに会いに行く感じで楽しそう。」:Fjさん
・「とりあえずCDは流している。どのくらい耳に入っているかは別にして。
母がプレイルーム(親子のグループ)で楽しかったので、キディになってしまってさみしい。
姉妹(小1・年少)ともにラボは生活の一部になっている。」:Mtさん
・「『てぶくろ』のCDをずっとかけていて、たまに姉弟(年長・4才)で『てぶくろ』ごっこをやっている。
グループが別々なので、今日なにやった?とよく2人で話している。
たまに母も誘われてソングバーズ大会をすることもある。」:Imさん
・「エメリヤンを毎日聞いているが回数はそんなに多くない。
他に、ドン・キホーテやジョン万次郎を気に入って聞いている。」:Hjさん
・「CDをかけるのはまだ母親で、聞き流しているだけかと思っていたが、
書いている感想文を読んで聞きながらちゃんと考えているんだなと今わかった。」:Hrさん
・「長男(小6)は自分の部屋で聞いているが、聞くときは何もせず集中して聞くやり方。
夕食はTVを消してみんな一緒に聞いていて兄弟同士で話しているが、母は、
ながらではお話が入って来なくてわからない。」:Tkさん
・「兄妹(中2・小6)で同じお話なのに自分だけで別々に聞いているので親にはわからない。
最近、夜リビングで一緒に聞こうよ、と言って声をかけている。」:Hnさん
・「朝起きたらCDをかける。
長男(中2)は今朝聞かない!と言ったが、弟(小4)に!とかけた。
でも、聞いていないようでも聞いているのが分かる。
兄弟で小さい時に英語の出会い方が違った。
次男は今でも耳から、ピアノも耳からで楽譜には弱いけれど、
先生からは感性が良いとほめられる。
最近長男が、英語の授業で聴きとり書きをするのに完全に聞き取れなくても穴埋めして書けると言い、
これってラボだと思うと話していた。」:Skさん
☆★☆ 父母会終わってひとこと
・「息子は楽しくラボに通っていて安心しているが、
父母会に出るたびにいろんな発見があり、やっぱり出席して良かったと思う。」:Snさん
・「『エメリヤン』はわかりやすい絵本もなくて大丈夫かなと思っていたが、
年令相応に受け止めていくという話に安心した。」:Hgさん
・「体験に応じて感じ方が違う、年令に応じた体験があるというのが印象的だった。」:Kcさん
・「育てやすい従順な子を求めてはいけないんだと思い直した。」:Kwさん
・「ラボってなにやってるの?と聞かれると、英語とつい言ってしまうけれど、
英語も日本語も、心の勉強も、人間関係も学ぶ場で、とても幅広いと思う。
赤ちゃんのいる知り合いが受け入れしていて、
子どもの頃受け入れしていた家庭に育ったと話していたのを思い出した。」:Fjさん
・「これで良いのかなと思うこともあるが、父母会の帰りはやっぱりラボだ!と思う。
うまく説明できないけれど、
人間教育の場、親だけではできない子育て・教育の場だと夫婦で考えている。」:Kmさん
「ラボの子たちは幸せだなあと改めて感じる。」(Kwさん・Mtさん)、
「ラボの良さ、CDの聞き込みの大事さはよく分かっているけれど、
父母会は私自身のモチベーションを上げるために出席する。」(Ozさん・Tkさん)などなど、
出席者のことばに私自身励まされます。
父母会って、やっぱり良いですね。
みんなであったかい気持ちになって元気がもらえます。
そこで気になるのが、しばらく父母会にいらしていない方々です。
ご都合が合わなかった方、体調をくずされた方、お忙しい方、とそれぞれご事情はあるでしょうが、
次回はどうぞお出かけください。
お子さんのことを一緒に語りあいましょう♪
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『エメリヤンと太鼓』で皇帝に命じられた仕事のひとつが「屋根ふき」で、
聞きなれないこの言葉を考えていた中高大生グループでは、
『トム・ソーヤ第1話』のセントルイスのトタンぶき、
『ワフ家月曜日』のかわらぶき
を思い出していたと書きましたが、
これには後日談があります。
小学生グループでこの話をすると、
「あぁ、『3びきのこぶた』か。」
と返ってきたのです。
ラボっ子っておもしろい。
こうして言葉をつかんでいくのですね。
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小学生グループと中高大生グループでは、春の発表会へ向けて「エメリヤンと太鼓」のお話に取り組んでいます。
☆★☆ おはなしのふしぎ
おぜんざいの会の最後に、SrからJrへ改めて支部大会出演の話をしました。
そのときの話のひとつが、
「このお話をパーティ全員でやりたい。
Srで話し合っているとエメリヤンのお話には不思議だなと思うことがたくさんあって、そこもみんなで一緒に考えてみたい。」(めぐ)。
冬休みの感想文でJrは、
・「会ってすぐにいっしょになるなんておかしいと思った。
それにエメリヤンの名前をなぜ知っているのだろう。」:たつまき
・「エメリヤンは大変な仕事を一人でやってしまうのがふしぎです。
おばあさんはどうしてないていたのだろう。」:ムーミン
・「アンナはいったい何者なのか知りたい。
たいこをたたくとなんで王様のけらいがついていったのか、たいこは特別のたいこなのか、まほうのたいこなのか。
なぜアンナのおばあさんはわかったのだろう。
なぜエメリヤンは大聖堂をつくっていないのに大聖堂が建っていたのだろう。」:シュリケン
また、Srも、
・「おばあさんとアンナがすごくミステリアス。
あの2人はどういう関係で、2人とエメリヤンの関係はどうなの?」:めぐ
・「おばあさんが糸玉を渡したときに、そうすれば涙がかわくって言ってたけど、
涙の意味って何かなて思った。
とうとうこの時が来たっていう言葉があって、あそこに全てがあるのかな。
この時が来るのをおばあさんは知っていたのかな」:めだか
・「なんで最後に太鼓こわしたのかなって思った。
人のものを勝手にこわしたわけだし。皇帝に対抗したのかな?」:そうめん
まだまだあります。本当に不思議がいっぱいです。
今は、話し合ってはテーマ活動で動く、そしてまた話し合う。
こうしてたくさんの不思議を解明しようとしています。
☆★☆ わからない言葉
星川グループのお迎えのお母さまたちが、
「エメリヤンのお話は、日本語もいろいろ難しい言葉が多いですね。」
と話していました。そうなのです。
ちょうど今、JrもSrもわからない言葉を調べてパーティでシェアしています。
「作男」「石工」「所帯を持つ」「いびり殺す」等など。
自分がわからない言葉を調べて来て、パーティでシェアして、最後に『エメリヤン』のお話の中でどういうことかを考えています。ここが肝心。
「つむ」や「大聖堂」は図や写真を見ながらイメージを共有します。
「器量よし」「御意のまま」などはお話の中で推測することができました。とても良い。
「屋根ふき」をJrでは「雑巾持って屋根に上ったの?」と言う子もいて、
拭くことと勘違いしているようでしたが、
Srでは
「わらぶき、かわらぶきっていうように、葺く。屋根に何か物を置く感じ。」(マーたん)
「トム・ソーヤで、トタンでふいてあるって言ってた。」(そうめん)
「ワフ家でもやってたね。」(めぐ)
と、その場で解決しました。
また、「皇帝の兵隊から逃げるなんてできやしませんものって、どういうこと?」(パセリ)
「どことも知れぬところへ行かせ、何とも知れぬものを持ってまいるようにって?」と、フレーズの意味もみんなで考えています。
さらに、Srでは、
帝政ロシアなどの時代背景や原作者レフ・トルストイについて調べてシェアしています。
トルストイと言えば『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』。誰でも知っているロシアの文豪で、
当時、「ロシアには二人の皇帝がいる」と言われるほどトルストイの名声が世界的に響き渡っていたことは周知の事実、
と思っていたのですが、
いまの子どもたちは知りませんねえ。
トルストイの名前さえ知らないのには驚きます。
何年も前に、やはりシェークスピアの名前さえ知らないのに唖然としたことを思い出しました。
ラボやっていて良かったねえ。
一方で、このお話をPrやKdはどう受け止めるのでしょうか。
小学生以上にわからない言葉も多いでしょうね。
でも、逐一説明することはできないし、
まだまだ語彙が少なくて生活体験も少ない小さい子たちは、言葉で説明しようとすればするほど混乱するでしょう。
テーマ活動で動いて言って、体ごとお話を受け止めるのが一番です。
その中で今しかできないお話の理解をしていきます。
つまりふだんの生活体験と同じです。
ラボ言語教育の本質は母語的な習得ですからこれで良いのです。
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季節感のあるお話として、いま「てぶくろ」を取り上げています。
ロシアの西隣りに位置するウクライナの民話です。
私はエウゲーニー・M・ラチョフの原画を見たことがありますが、
日本で手に取る絵本よりも色調がおだやかにくすんでいて、
素朴で温かい印象を受けました。
CDのお話をよく聞いている子たちは、
登場する動物の名前も順番も覚えています。
キルティング・シートを手袋に見立ててひとつずつもぐりこんでいきますが、
「Let me in, too! おれも入れてくれ~」と言うと、
あっさり「いいよ。」と応えてくれます。
CDとは異なる言い方ですが、気持ちは同じ。
私はうれしくなってしまいます。
また、やはり、CDをよく聞いてくると、CDと同じ言葉が出てきます。
中には、どんどんシャドーイングしている子もいます。
キルティングの手袋の中では、
「はみ出しちゃうよ」「せまい!」とか「あのね、・・・」とおしゃべりが聞こえてきて、
とてもほほえましいんですよ。
先週は、あんまり楽しくて、
「テューター、もう1回やりたい!」「もう1回やろう?」とリクエスト。
残念ながら時間の都合で応えてあげられなかったのですが、
「もう、もう1回やりたかったのに!」と、キョウヘイくんはお帰りの時もプリプリしていましたよ。
ごめんね。
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先週末の神奈川支部テューター総会をもって、
2年間の支部運営委員のお役を無事終えることができました。
ラボ・パーティは、
教育現場を担うラボ・テューターとラボ教育センターの事務局が合議制で進めています。
他に類をみない画期的なシステムです。
そのため、テューターは子どもたちのラボ活動を主宰するのみならず、
組織を運営する務めも手分けして交替で果たしているのです。
もちろん子どもたちがより良い活動ができるようにと願ってのことです。
支部運営委員となり担務を受け持ち、文字通り支部運営を担い、
全国会議にも臨みます。
私は、ラボ活動の源であるライブラリーを受け持ち、
ライブラリー環境の充実をめざし
CDライブラリーの制作にもたずさわりました。
新刊「ジョン万次郎物語」は企画から発刊まで関わることができました。
年度末に発行した研究報告集に掲載した二つのリポートを
トップページ左側のコンテンツに書き込みましたので、
どうぞお読みください。
お役は決して楽ではないけれど、
合議制は大事に守りたい、
やっぱりラボ・ライブラリーて素晴らしい!と
改めて痛感しましたよ。
今日は一日かけて新旧ライブラリー委員長で引き継ぎを行いました。
肩の荷がやっと降りて、晴れやかな気分です(^・^)/~
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年代で二日に分けて行った恒例行事。
嬉しいことに、どちらの日も欠席が少なくて、
新年の明るい幕開けとなりました。
☆★☆ Pr・Kd・星川グループ合同 1/12(水)
2才から小1までを中心に。
今年も大きい子と小さい子のバディ(2人組)を決めておいて、
輪になるときも2人組もいつも「バディになって!」。
小さい子が不安にならないように、みんなで仲良くなれるようにしました。
ソングバーズ②の日本の歌:‘青山土手から’‘にわとりいちわ’を始め、
楽しいソングバーズをたくさんやりました。
なんと言っても一番盛り上がったのが‘花いちもんめ’です。
小さい頭をくっつけて誰にしようか相談したり、
手をつないで勢いよく歩んだり、大阪じゃんけんを応援したり。
熱気ムンムンでしたよ♪
MC(司会進行)は星川Jrの3人。
打合せができていなかったので難しかったけれど、以前よりも大きい声で頑張っていました。
最後に、テーブルを囲んでみんなの顔を見ながら一緒に食べるおぜんざいは格別でしたね。
☆★☆ Jr・Sr合同 1/14(金)
小2から大学生まで。実行委員は17名のSrです。
とくに例年Jrがとっても楽しみにしているお話広場は、
中3・高1を中心にゲーム・クイズ・障害走リレーの3つのチームを組んで企画しました。
今年はもちろん『エメリヤンと太鼓』です。
このお話広場はでき上がって実施するのは楽しいけれど、
企画段階はいつも頭を抱えて生みの苦しみなのです。
まず、なかなかアイディアがひらめかない。
無理やり絞り出すと、
CDライブラリーのストーリーから外れていたりイメージの先入観を植え付けかねないから
テーマ活動の導入にならない、とテューターから駄目だしが出たりする。
今回もやはり駄目だししましたが、そのあとがこれまでとは違いました。
どのチームも考え直して出てきた企画がなかなか良くて、
あとは一気加速で本番を迎えたのです。
いつもより広い会場で大きく動き、みんな大喜びのお話広場となりました。
頑張った甲斐があったね。
*“その男について行くな”ゲーム
*“太鼓をたたけ、エメリヤン!”クイズ
*“どんどん進め、エメリヤン!”リレー
さて、特筆したいことが他に二つあります。
ひとつはヒコーキ(高1)です。
おぜんざいの会の全体司会も、
会の最後に「支部大会に向けてパーティ全員で頑張ろう」と中3以上でJrに語りかけたときも、
ヒコーキは落ち着いてしっかりと進めていました。
本当に頼もしくなりましたね。
もうひとつはソングバーズ・タイムの‘花いちもんめ’です。
二日前とは年代がずいぶん違うというのに、この歌の盛り上がりはまったく同じだったのです。
誰ひとりとして白けることなく、理屈ぬきで素直に面白がっていました。
いいな~、これぞラボっこだな~♪
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