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毎年恒例、支部内6地区の中学生たちのテーマ活動発表会です。
*高校生の部は2月
11月8日〔日〕、横浜市教育会館にて〔紅葉坂〕
それぞれ地区事情もあり、十数名から56名の発表でした。
○「ドン・キホーテ ~銀月の騎士~」セルバンテス原作:さがみ神奈北地区
○「ふしぎの国のアリス ~ハートの女王~」ルイス・キャロル原作:湘南地区
○「はだかのダルシン ~ドゥールの子~」C.Wニコル原作:富士東地区
○「注文の多い料理店」宮澤賢治原作:たま川地区
○「ドン・キホーテ ~銀月の騎士~」セルバンテス原作:横浜みなみ地区
○「ロミオとジュリエット第2幕」シェイクスピア原作:新横浜地区
我が湘南地区は、27名で「アリス第3話」。
アリスはここ何年もラボっ子たちが候補に挙げていたお話です。
前田パーティからは7名が参加。
月に1、2回で合宿もあり、
同年代の仲間が集う楽しさを満喫しながらテーマ活動を積み上げてきました。
三分の二が男の子で、中1が多いメンバー。
中3がリーダーシップをとるので、その一人としてマーたんが活躍していました。
湘南は活動が伝統的に週末の夜です。
部活動もやりたいけれど中学生活動〔略して中活〕もというラボっ子が多いため。
マイパーティでは、帰路、最寄り駅からのお迎えをご父母が協力してくださいました。
「中活には行かなきゃ!」と後輩を誘う子どもたち。
「部活との両立は大変なのに中活には出たいと言います。」
と、お母様たちの声。
学校や地域を越えた同年代の仲間が魅力的のようです。
活動は地区の中活担当テューターが進めてくださるので基本的にはお任せしていますが、
状況報告は毎回なされていて、
地区の送り出しテューターはパーティのラボっ子に寄り添って
地区ぐるみでバックアップしています。
私は一週間前に差し入れを持って激励に行きました。
その日は欠席が何人もいてそれだけでもテンションが下がっているようでしたが、
それにしても、
ことばはほぼ入っているようなのにどうも楽しそうではない。
会話のキャッチボールができていなくて、
アリスの伸び伸びへんてこな躍動感がない。
「それぞれが手を抜いている訳ではなさそうだけれど、
一週間後に発表会なんですけど。。。困ったわねえ」と話してから、
「アリスをやりたかったんでしょ?
みんな好きなお話なんだよねえ。
おもしろいセリフがいっぱいあって、
常識にとらわれないへんてこなアリスの世界が気に入ったんだよね。
じゃあ、もっと弾けてみようよ。
あとはやる気と本気。やればできる!」とそれこそ叱咤激励。
基礎力は育っているラボっ子たちですから、
そのあと2回お話を通すうちに見る見る変わって、最後は、
「やっぱりやればできるじゃない☆」
そして、発表会もそのままの勢いで、
湘南地区はチームワーク良く、中学生らしく元気なテーマ活動。
発表エピローグにユニークなくふうも入れていたり。
やっているほうも楽しそうだし見ていても楽しいアリスのお話でした。
前田Pから参加した7名は仲間の輪が広がり、
また新たな達成感を味わって良い体験になりましたね★
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来年度夏休みの海外ホームステイに参加するのは、
かりんとう・そうめん・はるまきの3名。いずれも中2生です。
まず、夏休み前に、
来年度の設定で積立をしていた親子6組を対象に、
1年前親子オリエンテーションを行いました。
ステイ中とその事前事後の活動の流れを説明して夏休みの過ごし方の提案をし、
参加年度を迷っている方の相談を受けました。
9月に財団法人ラボ国際交流センターから参加意志確認の書類などが届き、
そこで来年度参加の意思表示をした後は、
申請書など各種書類が次々と届いては記入する作業が続いています。
☆★☆ 家庭訪問で 三者面談
ホームステイの事前活動を始めるにあたって、
まず今のありのままの生活全般の様子やラボ活動などを親子で振り返り、
これからの心構えを聞き、
テューターからアドバイスも話すために三者面談を行っています。
家庭訪問を始めたのは昨年からです。
ホームステイは生活そのものですから、
家庭・家族の中での本人のあり方や生活観が重要です。
訪問してみて、
その空気からとてもよく伝わってくるものなのだなあと、
改めて家庭訪問の意味を認識しています。
都合の付いた2家庭はラボパパも同席してくださいました。
ラボを、ラボの国際交流をよく理解していただき、
真摯にこの機会を受け止めてくださり、感謝しています。
ラボはスパンの長い活動ですし 一人ひとりがよく見えるものなのですが、
本人について三者で直接的に話し合うことはなかなかありません。
また、中学生年代で立ち止まって自分自身に向き合って考えることは
そう無いとも思いますから、これは絶好のチャンス。
ラボの国際交流に参加する子どもたちならではの幸運と考えています。
さて、ラボっ子はどの子も人間的にはとても良いなあと思います。
来年度の三人もそうなのですが、
せっかくの大きなチャンスを最大限生かすには心の準備・覚悟をどうしていけば良いだろうか。
ご家族はどのようなスタンスで協力していけるだろうか。
それを一緒に考えるのが送り出しテューターとして三者面談の一番の目的です。
個人的にはそれぞれポイントがありますが、
三人の共通項として浮かび上がったのが、受け身でなく「自分から」でした。
「言われれば比較的素直にやる」のではなく自分で考えて行動すること。
「促されれば発言する」のではなく自ら率先して意思表示すること。
「楽しいところにいたい」のではなく、自ら楽しくなるように行動すること。
この自発性は、国際交流体験者が口を揃えるアドバイスです。
さて、未来の国際交流参加者たちはできているでしょうか?
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今日は神奈川支部の一日広場(テューター・ギャザリング)。
9月から隔週で行ってきた全5回支部研修の集約日です。
グループごとにテーマ活動の発表を行いました。
◇火曜グループ:「とってもすてきなくろいとり」(英語のみ)
◇水曜グループ:「はだかの王様」(スペイン語英語)
◇木曜グループ:「バッファローの娘」
◇金曜新宿グループ:「バッファローの娘」
◇金曜小田原グループ:「おどりとら」(韓国語日本語)
テューター研修ならではのテーマが並び、どれも
たった2時間×5回でここまでできる!?
という素晴らしい発表でした★
しかも、前日は支部中学生テーマ活動発表会で、
ほとんどのテューターが連日参加。
テューターって、本当にエネルギッシュ!
なんて真面目に頑張るんだろう。
さて、私は木曜グループです。
毎年木曜日(しか参加できない)という人も多くて、
顔なじみ多数。
しかもベテランがわずかで、新しいテューターと中堅ばかりでした。
「バッファローの娘」のテーマ活動の時間は毎回楽しかった。
先住民インディアンについて、バッファローについて、
ストーリーについて、
情報をシェアし、疑問を話し合い、
充実した時間があっという間に過ぎる。
毎回ついつい話し込んでしまうほど中身が濃い。
動きながら表現を皆で考え、
物語をまた話し合う。
妻のバッファローが川の水を飲み干す意味は?
どうしてティピの色が赤?
親戚はどうして妻と子を追い出したのか?
ティピに若者を三日三晩入れていたのは?
ミタクエオヤシンの意味は?
この物語のテーマ、メッセージは?
5回目が終わったあとも、
疑問があるとメールが飛び交い、
中学生発表会で顔を合わせるとまた立ち話。
前夜も電話が入り、
当日の朝早めに集まって、最後の話し合いと確認。
皆とにかく熱心で、
妥協ができないテューター気質に目が輝いていた。
そして、本番は一番最初の発表。
最後の最後までとことん話し合ったまま発表へ突入。
おかげで、気持ちがすーっとお話に入り込み、
皆の心が一つになって、
アメリカ大陸の大平原、先住民の世界へワープした。
ずーっと集中力が途切れず、
緊迫感のある発表になった。
心地よい達成感があふれる。
あ~、いい気持ちだなあ。
テーマ活動はやっぱり面白い!
一つのテーマ活動を一緒にやり切った仲間たち。
みんないい顔、笑顔だった。
こどもたちにもこの感動を積み重ねていってほしいな~★
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31日(土)に行うパーティ全体のハロウィーン・パーティの実行委員会をしました。
例年通り小学高学年対象で、昨日の実行委員会と当日参加できるのが条件です。
小学生は、パーティ行事の実行委員デビュー★
今年集まったのは
小6が1名(めだか)と小5が4名(けいと・ぐみ・タッツー・きょうりゅう)。
まず、ピニャータ作り。
たぶんこの子たち、これが楽しくて集まっている♪
初めての小5は、「え、風船?」「これに貼るの?」「お菓子はどうするの?」と大騒ぎ。。。
小麦粉のりであっちもこっちもベタベタになりながら、
「あのさー、オレんちのクラスの○○が・・・」
「あ、その子知ってる!」
「知らな~い。学校違うんだから。」
「インフルエンザで・・・」
「きょうりゅうのクラス、学級閉鎖になりそうなんだよね。」
「うん、あと一人くらい休んだら・・・」
と、話はどんどん広がって、
「ピニャータっておもしれえ~。」
「テューター、ハロウィーンの実行委員って小学生だけですよね。
これ作るのも、もうこれでおしまいかあ。。。」
と、何とも微笑ましい会話が続いていました。
風邪ひいてしまい、声の出ない私は、完全に聞き役です。
ユニークなピニャータ3個が出来上がり、
雑巾がけして片付けたら、
もう1時間以上経っていました。
それから、当日のプログラムの打合せです。
だいたい前年度と同じですが、少し今年らしさを出します。
ゲームの歌(ハロウィーン・バージョン)ややり方をみんなで考えて、
プログラムの役割分担をして、
最後にシミュレーションをやりました。
来週は事前に各グループに歌や振りを教えるのも実行委員の役目です。
決まったプログラムは、
Ⅰ.ソングバーズ・タイム *ハロウィーン・バージョン
1.one,one,one
2.seven steps
3.john brown's baby
4.a-hunting we will go
Ⅱ.仮装コンテスト *仮装大賞選びます!
Ⅲ.チーム対抗ゲーム
1.halloween bingo
2.変身ゲーム ハロウィーン・バージョン
3.ピニャータ
Ⅳ.ポトラック・パーティ
Ⅴ.trick or treat!
実行委員、頑張って!
当日が楽しみですねえ~♪
今うちのベランダに吊るされているピニャータ
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パーティ行事、地区・支部行事、合宿・キャンプ、国際交流、
ラボには交流のチャンスがいっぱい!
今回の父母会は交流をテーマに話し合いました。
最後に父母会の感想を伺いました。
・「ふだんの生活習慣の見直しをしたいと思った。
台所のことなど興味を持ってやりたがる時には時間がかかってもさせてあげたい。
また、旅行とホームステイの違いを痛感した。
自分がしたかった。中学高校生の年代だから良いのだろう。」
:Fさん(年少の男の子)
・「もう国際交流の申込みをしているけれど、今日話を聞いていなかったらそのときになってすごく心配していたと思う。
期待や自信を持たせて送り出してあげたい。
ホームステイや留学を体験した子はやはり何か違うと思ってきたので、我が子は行かせたい。」
:Mさん(年長と3才の姉妹)
・「まだ先のことなのに実はもう構えていて、
これまでも直接行く子たちにあれこれ聞いたりしていたが、みんなさり気なくて気負いがなくて、半信半疑だった。
いつものパーティ活動といろんな活動を行ったり来たりしながら、小さな体験を積み重ねていくという話に納得した」
:Yさん(年中の女の子)
・「やっぱり子供たちってしなやかでたくましいんだなと思う。
最初の子は親に余裕が無くてほめることよりも心配が先にたつが、本人は自分なりに受け止めてやってくる。
話を聞いていると、国際交流も何かしら成長して帰ってくるんだと思う。」
:Mさん(小4・小3・小1の兄弟)
・「国際交流は2年前のことでなつかしい。
今も受験前で、親はまた心配してほめていないと反省。
本人はまたカナダへ行きたいらしい。」
:Uさん(中3の男子)
・「いつものラボといろんな行事や活動を行ったり来たり。
そのらせんの大きさ・太さはそれぞれ違う。
小さいときは親が背中を押して出ていくものだ。」
:Mさん(高1の姉妹)
体験談を聞くと、ラボの国際交流はそれだけが特別にあるのではないことがよくわかります。
小さいときからのパーティ活動がベースになり、
パーティ行事や地区支部の活動・全国キャンプなどの活動を経験してリンクしながら、
年令と共に段階的に成長し自信をつけて国際交流に行って来るのです。交流活動で子どもたちはたくましく成長していきます。
コミュニケーション能力として必要なのは、まず第一にこの、どういう人であるかというパーソナリティであり、人が言葉を操るのです。
人が育つということはもちろん一朝一夕では成しえず、チャンスが多彩でスパンの長いラボならではの人間教育と思います。
チャンスを生かして、お子さんの背中を押せる親でありたいものですね★
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夜9時のNHKニュースを見ましたか?
今日は、天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が行われて、
俳優の森光子さんら各界の功労者約1700人が出席したそうです。
このNHKニュースでは、
森光子さんの隣りに宇宙飛行士の若田光一さん、
そしてその隣りにロックバンド「ザ・ブーム」のボーカリスト宮沢和史さん(スーツ姿でしたねえ)が紹介されました!
宮沢さんは、
昨年が日本からのブラジル移民100周年で、
過去15年間ブラジルで何度もコンサートを開催していることでの招待だったようです。
知っての通り、若田さんも宮沢さんもラボ0Bですが、
こんな2ショットはなかなか見られません。
お二人は互いに0Bであることをご存知なのでしょうか?
ラボサインだけで分かるのに。。。
もしお二人がちらっとでもラボの話をされていたら、
と勝手に想像していました。
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父母会で今年の夏の体験談を話していただきました。
● Hさんのお話/コスモ(中1)は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州参加
行く前はずっと、このままで行くのは時期尚早と思って本人に言い続けてしまい、萎縮させたことを反省している。
素語りをするようにしつこく言ったり、必要以上に家事をいろいろさせてみたりしたが、今思えば過剰に心配して自分の安心のためにあれこれ気をもんでいただけだと分かる。
本人は、ボクは誰とでもすぐ友だちになれから大丈夫!と自信を持っていて、1ヶ月に一回の事前活動も楽しくやっているようだった。
ステイ中の様子はホストマムが何回かmailで知らせて来てくれたが、brave boy で、英語は Excellent ! と、信じられないような言葉が続く「ほめ上手」。
とにかくずーっとコミュニケーション取ろうとしていたことを評価され、何でもやろうとする姿勢をほめてもらったようで、全部熱意で乗り切ってきたのだと思う。
素語り(*「たぬき第1話」)は、これだけやるために一体どれだけ時間を費やしたのかと感心された。
以前祖母に、「お母さんはボクが何をやってもほめてくれない」と愚痴っていたことも思い出し、母親として反省した。
帰って来たとき自分のことをよく話すようになっていて、口数が増えた。
頑張った、やり切ったという気持ちが伺われ、よくやって来たなあと家族は認めて見直している。
1ヶ月のホームステイだからもっと心配するかと思っていたが、キャンプの延長線程度に思えた。
親は物質的な準備しかサポートできない。意外と子どもは大丈夫。
以前はホームステイに行くことがすごく大きくて特別視していたが、実はそんなに特別なことではないと思い直している。
あまり構えないほうがいい。
行って帰って来て、これからはその体験をどう消化し生かしていくかが課題だと思っている。
● Mさんのお話/ジュース(高1)はアメリカ・ペンシルバニア州、トン(高1)はアメリカ・モンタナ州に参加。
家族の中で一番心配していたのが父親だった。
子供たちが小さいときは発表会もよく見に来たりしていたが、この頃はラボに来ていないので娘たちの成長を追ってきていないからだと思う。
それでも、2回のオリエンテーションや壮行会・報告会などに出席して久しぶりにずっと関わってくれたので、様子がわかっていて話に加わっていた。
母親としては、早寝早起き、体調管理を自分でするように!!と、
また、テューターに日頃の生活習慣が大事と言われて始めた家中のゴミをまとめて出すことは今も続いているし、
食事の片付けなどは姉妹で分担して当番制になってきた。
ほどんど母一人でやっていたので大きな変化!
事前活動は、同じ方向を向いている子供たちが集いお互いの気持ちを確かめ合いながら進むところが良かったと思う。
おかげで、親子で話し合い機会ができたし、よそのお母さんお父さんにお会いして安心したり学んだりできた。
外国の家庭なんてこれまで縁がなくて親子で緊張したが、どちらの家もとても親切で気遣いが細やかで日本と変わらないなと思った。
アメリカは広いな、とってもほめ上手だな。
すごく身近に感じられるようになった。
国際交流が一回目の卒業と言われてきて目標でもあったので、無事終わってほっとしている。
親子の関係やパーティで地区での人間関係と、段階を追って年令とともに広がっていくことで、親子ともに国際交流の準備ができていったと思う。間違いなく、ラボが国際交流に結びついていると思う。
人はどれだけ多くの人に出会うかで価値観が違ってくると思うので、幅広い活動で多くの人に出会うことをお勧めします。
他に、今夏の3名へのアンケートや、3年前に実施した湘南地区のこれまでの参加者への「100名アンケート」の集約を紹介しました。
ホームステイで一番楽しかったことは、ホストファミリーと出かけたキャンプや湖で遊んだことなどの日常生活だったり、仲良くなるために自分から話しかけたり、自分から積極的に行動したことなど、興味深い内容がたくさんありました。
最後に、これから参加する人たちへ3人からのアドバイスを紹介します。
● コスモ:
「ラボのテーマ活動などが国際交流に結びついていると思う。自分から積極的に行動することが大事。事前の準備をしっかりしていってほしい。」
● ジュース:
「ラボで初めて出会った人とか全国のいろんな人と話して友だちのなるのは国際交流と似ているし、そのことがとても役に立つと思う。くよくよしないでポジティブに!! とりあえず行けば何とかなる!?」
● トン:
「キャンプとか合宿でコミュニケーション能力ができているので、外国の人でも物おじしない。事前の準備はできるだけしておいたほうが良い。準備の違いで過ごし方が変わると思いました。」
体験談にまさるもの無し。
出席者一同深くうなずきながら聞き入っていました。
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10月10日(土)、15日(木)、16日(金)の3日間行って出席者数は20名と少なかったのですが、15周年のラボママ発表を通じて広がった輪とはまた違った出会いもあったようですね。
☆★☆ ラボの交流活動
英語教室にしては行事が多い。なぜキャンプ?
こう思ったことはありませんか?
ラボ・パーティの特徴である交流活動について皆さんで話し合いました。
少し紹介します。
・「入会して丸1年。初め週一回のラボだと思っていたので、次々にイベントがあって驚いたが、どれも子どものためになっている。イベントでは子どもたち皆がそれぞれ役割を果たしていて、父親も『社会人になってからのスキルが身に付く。とても良いことだ。』と賛同している。交流というのは、人と人の垣根をどんどん取っていくものだと思う。」:Sさん
・「学校では教えてもらえないことがラボにあると思う。家中で盛り上がれるように、パパに発表会を見てほしいと思っている。ジョンの受け入れ歓迎会に出てみたら、母がとっても楽しくて、もっと様子を聞きたいと思った。」:Kさん
・「入会するときにはこんなにいろいろ行事があると思ってもいなかった。4人兄弟全員ラボっ子になったので、みんな一緒にCDを聞けて自分の分ではないお話が好きになったり、ラボが共通の話題になって行事もみんな一緒で、前よりも楽になった。付き添い参加はそのうち退屈して飽きてくるので。」:Tさん
・「3人なので兄弟で一つの話題がある良さを感じている。行事は、テーマ活動などみんなで一緒に何かをしなくてはならないから、その基礎作りの場としてあると思っていた。習い事の中でラボは英語というように一つだけの枠付けをしていないので、行事がいろいろあっても違和感が無い。自分の親以外の大人のふれあいの回数が多いのも心の栄養になっていると思う。」:Mさん
つづく・・・
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交流がテーマの今回、
一泊二日の夏の地区合宿と、三泊四日の黒姫全国キャンプ、
そして1ヶ月海外ホームステイの子どもたちの感想文を紹介しました。
マイパーティでは何か終わった時によく感想文を書いています。
私は、思いにあふれた感想文を読むのがとっても楽しみです♪
先日に続いて、今日は二人分を掲載しますね。
*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*
がっしゅくのかんそうぶん
きょう(小1)
はじめてがっしゅくにいってすごくたのしかったです。
いちばんたのしかったのはまくらなげです。
おなじねるへやのおなじまえだパーティのひとは、
おかきとカメックスでした。
グループごとにじこしょうかいをするときにすごくドキドキしました。
いくまえはなにをするのかなあとおもいました。
キャンプファイヤーがたのしかったです。
*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*
やさしいロッジの仲間
ムーミン(小4)
私は黒ひめキャンプへ行ってきました。
その中でも私が一番心に残ったことはやさしいロッジの仲間でした。
黒ひめに着きロッジへ荷物を持っていくと、シニアが明るく、
「おかえり。」
と言ってくれたので、私はついニッコリ笑って、
「ただいま。」
と言いました。
その後はみんなで自己しょうかいをしました。
その時シニアが、みんなとなりにすわっている人をどんどん言っていこう、ということになり、
私は覚えられるかなと心配な気持ちで自分の順番を待ちました。
なんとか言えたものの、
みんなと仲良くなれるかなと不安になってきました。
でも、一人の女の子が私に、
「私、みゆりん。仲良くしようね。」
と言われたので、不安だった気持ちもふっとんで、
「私、ムーミン。よろしくね。」
と元気よくいいました。
その日の夜はみゆりんととなりでねました。
そのうちだんだん、みゆりんと親友になり何でもいっしょにいました。
みゆりんは私のことをすごく考えてくれて、
「次、何したい?」
といつも聞いてくれて、みゆりんて思いやりがあるなあと感心しました。
その次の日にもいろんなことをやり、テーマ活動や野外活動もしました。
シニアもすごくやさしく私達と遊んでくれました。
バザーの時もみゆりんといっしょにバザーを見ていろいろ買い物をしました。
キャンプファイヤーの後、別れのつどいがあって、
みんなで丸になり一言ずつキャンプの感想を話します。
私はみんなと別れるのがいやで、思わずないてしまいました。
特にみゆりんと別れるのが悲しくて、さみしくてつらかったけれど、
またいつか会えると信じてがまんしました。
そしてついにみんなとお別れする時になってしまいました。
私はシニア二人に、
「またいつか会えるといいね。」
と言ったら、
「ムーミン、すっごいかわいかったよ。」
と言ってなき顔でだきしめてくれました。
今回のキャンプはいいロッジだったなと思い、
バスの中でもみんなの顔が頭にうかんできました。
またいつかみんなに会えるといいです。
*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*・・*
どちらかと言えば、日頃口数の多くないムーミンです。
この感想文を提出するとき、
「キャンプの感想文です!」と
私もはっとするくらい勢いよく持ってきて、満面の笑みでした。
読む前から、いいキャンプだったのね!と嬉しくなりました。
そして今日、父母会で読みながら私はまたまたうるうるとなり、
聞いていた他のママもハンカチで目を押さえていらっしゃいました。
同席していた事務局はあとで、
「我が子でもない子の感想文にみんなで感動して涙して、
ラボっていいですねえ。」
そうですね。
一人ひとりの体験を親以外の大人たちが心から応援して見守っているのが
ラボの良さですね★
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本日父母会を行いました。
テーマは「ラボの交流活動」。
ラボママからたくさんいいお話を聞くことができて、
いい時間でした。
詳しくは、3回終わってまた報告します。
ここでは、
父母会で読んだキャンプ感想文から、
思わず一斉にワ~~ッ!と声が上がった一つを紹介します。
*・*・*・*・*・*・*・*・*
はじめてのラボキャンプ
てるてるぼうず(小2)
あちゃー。知ってる子いないよー。しゅうごうばしょについたとき、これからのことをおもうとすこしげんきがなくなった。
このキャンプは、ぼくがじぶんでいくと言ってたわけじゃない。
ほんとうはかぞくとはなれて三日間もとまるなんて、とってもいやだった。
でも、「夏休み中のらぼのぎょうじ、ほかのものはすべてよていが合わなくて、出られないの。キャンプにいかないなら、八月のおきなわのかぞくりょこうをやめて、ちくがっしゅくにいくことにするけど、どうするか自分できめなさい。」とママから言われて、半分なきそうになりながら、「てる、キャンプにいくよ。」といったのだ。
しゅうごうばしょでテューターとはなしをしたら、やっと少し元気がでた。
「よし、せっかくいくんだ。がんばって友だちつくろう。」と、バスにのった。
バスにのりこんだら、すぐめいしこうかんをした。はなしがいっきにはずんだ。バスがしゅっぱつしたとき、いもうととママに手をふるのをわすれていた。おかしこうかんもした。もらったおかしは、とてもおいしかった。
まどからけしきを見ていたら、山が見えてきりがでていた。なんてそうだいなけしきだろうとおもって、みんなにおしえてあげて、友だちがカメラでしゃしんをとった。
くろひめにつくと、シニアがむかえてくれて、ロッジにはいった。
バスの友だちとわかれたけど、ぼくはもうふあんにおもわなかった。
大きいともだちも小さい友だちもどんどんできた。
よるは、ねなくちゃいけないのに、こっそりコンサートをひらいた子がいた。その名はイケゴロウ。ぼくは、わらいすぎてつかれはてて、ぐっすりねむれた。
つぎの日のやがいかつどうでは、むくむくおいもほりをえらんだ。
なぜか、さつまいもじゃなくてじゃがいもほりだったんだ。
テーマかつどうは、たいようへとぶやだった。よっつのキバのひょうげんをみんなではなしあった。
ぼくは、このじかんがだいすきだ。ぼくは、いなずまグループだった。
ぼくのいけんと、友だちのいけんがあわさって、とってもいいひょうげんになった。
キャンプファイヤーはさいこうだった。めらめらもえるまるでたいようへとぶやのようなほのおは、いまでもめにうかぶ。
ぼくは、はじめてのキャンプは、さいこうにたのしかった。
いえにかえって、らい年もいくというと、ママはにっこりわらってだきついてきた。うれしかった。
*・*・*・*・*・*・*・*・*
てるてるぼうずは、日頃からとても言葉が豊かな子どもです。
初めてのキャンプは大成功!
よかったね♪
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