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今日、紅葉坂の横浜市教育会館にて開催。
神奈川支部の高校生テーマ活動発表会で、支部の6地区それぞれからの発表がありました。
○富士東/「ざしき童子のはなし」:宮澤賢治
○さがみ神奈北/「ああ、ふるきよき時代」:C.W ニコル
○新横浜/「耳なし芳一」英語のみ
○たま川/「ロミオとジュリエット第1・2幕」英語のみ
○横浜みなみ/「三人のおろかもの」イギリスの昔話
○湘南/「バベルの塔」
高校生が取り組むにふさわしいテーマが並び、また英語単独の発表もあり、見る前からとても楽しみにしていました。発表会にはご父母も含めて10名ほどで行って来ました。高校生になってもちゃんと我が子の活動を見守ってくださるご父母にまず感謝。マーたん(中1)曰く、「高校生は違う!」という感想のようにレベルアップした発表は中学生にとってまさに身近な目標です。小学生たちは訳が分かろうと分かるまいと良い発表を見ることが刺激になります。
発表はそれぞれの地区カラーや現状が表れていて、昨秋の中学生テーマ活動発表会と同様、バラエティのある発表会で興味深かったです。午前午後で6つというのもちょうど良いですね。
湘南地区高校生の出演は当初十四、五人かと思っていたのですが最終的に10名となり、前田Pからはめぐ・れい・ゆめの3人が出演しました。夏休み前から月1回の活動を始めて1月には合宿も行いました。私は送り出しテューターとして合宿に泊り込み前日練習にも激励に行きました。まず感じたのがチームワークの良さ、そして一人ひとりがテーマ活動に真剣に向き合っていること。よく誤解される演劇ではなく、ことばの活動としてのテーマ活動にみんな本気で取り組んでいました。高校生年代と言えば、下手するとフラフラして自分を見失ってしまう子供もいるというのに、こういう活動に静かに熱くなれる純粋さにいつも感動します。
湘南の発表は、最初から最後まで語りがとてもしっかりしていて、丁寧で表現力の豊かな発表でしたから、観る人たちに物語がすーっと伝わっていったのではないかと思います。隣りで観ていたテューターが思わず「この子たち力をつけましたねえ」と感心していました。たぶん彼らも心地よい達成感を味わっていることでしょう。
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年間行事予定表にも書き添えましたが、前田Pでは数ある行事の全てが長年続いてきた恒例のものばかりです。でも、内容はパーティの充実とともに進化しており、去年全体会でJr〔小学生〕が司会進行するなど常に新たなチャレンジを心がけています。縦長の良さで、そういう身近な仲間のチャレンジを見ていると、次は自分の番だという身近な目標を持てる、つまり、あこがれの連鎖がラボっ子を育てているのです。
では、ママたちはラボの行事をどう考えていらっしゃるのでしょうか?話し合いで出てきたことは、
・コミュニケーションをとるチャンス
人と人とのつながりを持つ場が多いほど、パーティ・スローガン<めざせ、国際交流人!>に近づける。
・自己表現力が育つ。
・ママたちも縦長の関係が築ける。他にはない場。
・多いから大変だと思うけれど、参加すれば楽しい。
・子どものモチベーションが保たれる。
毎月何かがあるので、子ども自身にとっての身近な目標が都度見直されている。
☆★☆ 行事が子どもを育てる!
「チャンスを作るのは大人の役割。生かすかどうかは本人次第。」というのが私のポリシー。だから身近な大人として私もたくさんチャンスを作っています。
<めざせ、国際交流人!>の中間目標として、中学生になったら誰でも国際交流に参加できるようなラボっ子に育てて行きたいと思っています。そのためには、毎週のパーティ活動だけでなくいろんな行事に積極的に送り出して経験を重ね幅広い成長を促したいものです。
けれども、そこはまだ遠いPrやKdの目標として、小学2年生の夏には3泊4日の全国キャンプに参加することを考えてほしいのです。その前に小学1年生で1泊2日の地区合宿参加、その前にPrから前田Pファミリー合宿にお泊り参加しておきましょう。目標が身近になりますね。
部活・塾・おけいこ事・家族旅行・アルバイトなど、現代の子ども達にはたくさんのスケジュールがあって忙しい毎日です。大きいラボっ子たちを見ていると、あれこれやっているけれどその時々で優先順位を考えて上手にやり繰りしています。そうしてでもラボを続けたいのは、他では得られないものがここにあるからでしょうね。
年間予定表に★印を書いてみました。優先順位を考える参考にしてください。
☆★☆ 父母会に出席した感想
会の終わりに、一言ずつ伺いました。
・「昨秋のKd合同で初め泣いたので可愛そうだと思ってしまったが、行けば笑顔で帰って来る。親次第なのだなと思ったので、これからも行事参加のチャンスがあればできるだけ連れて行きたい。」
・「行事が多いけど、参加することで子どもが成長することを信じて楽しんで参加して行きたい。こういう会がないと目標を見失ってしまうと思った。」
・「チャンスは最大限に生かしたいと思った。本音はこういう父母会に出て話したりする事も苦手。でも、出席して良かった。」
・「今日出席して、ラボのすごさを再認識した。身近な目標について考えた。」
・「父母会に参加すると親としての気持ちをリセットできる。今日のラボへ送り出すとき先週とは違った言葉かけができそうだ」
・「父母会があることにまず驚いた。日々バタバタして過ごしているので、子育てについてじっくり考える時間を持てたことがとても良かった。」
・「入会したばかりで何も分からなかったが、話を聞いていて、大事な良い経験が出来る場なんだなと思った。」
・「いつも勉強になるので父母会は来ようと思っている。ラボの行事は子どもだけでなく親にとっても良いチャンスだと思う。」
・「自分自身がラボが苦手なタイプなので、子どもにはラボをさせてやりたかった。ラボに参加していなければ伸びないところが成長していると思う。」
・「外の人と話す機会がなくなっているので、ラボは親にとっても刺激がある。息子(中1)はホームステイから帰って来たあと辞める!と言わなくなり、続けると話している。」
父母会を楽しみにしていらっしゃるママたちが多いようで、和気あいあいの雰囲気で内容は濃かったですね。何でもやるからには参加して良かった!と思っていただきたいです。私も2日間やって本当に良かったな~と思いました。
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2月1日・2日に父母会を行いました。まず自己紹介代わりにお家で新刊『ロージーちゃん』のシリーズをどんな風に聞いているのか伺ってみました。
・「娘〔小2〕は紹介のDVDを何度も見ていてお話に興味が続いた。冬休みに楽しくよく聞いていた。感想文の宿題はCDを聞きながらたくさん書いていた。大人だったら何回か聞いた後でと思うのに、聞きながら書けるものなんだなあと感心した。学校でも感想文を書くのが得意で、ラボの影響と思う。」
・「母は『ロバのシルベスター…』を夏休みの読み聞かせで物語がとても気に入っていた。子どもたち〔小1と年中〕はセンダックの作品が良いらしい。車の中でかけていると、おしゃべりしているのにCDのお話の内容について話していて、ちゃんと聞いているのだなと思う。読み聞かせは今も寝る前が習慣になっている。」
・「娘〔3才〕は『ピエール…』がお気に入りで、最近何か声をかけると知らない!と言う。『まよなか…』のミルクはミルク!をもじって、自分のことをリサちゃんはリサちゃん!とよく言っている。」
・「夏休みの読み聞かせで『まよなか…』が大好きになっていたので、CDになってびっくりした。母は『ロバのシルベスター…』がいい。絵本を読みながら涙が溢れてきて、大人でもこんなに感動できるものかと思った。I don’t care ! と言われて初めは笑っていたが、だんだん腹が立つようになった。」
・「Prで『まよなか…』をやっていたので、家でもキルティングマットを持って来てラボと同じように、毎日朝昼晩の1日3回やっている。言葉もボソボソ言っている。母も聞き込み充分!」
・「DVDを何回も見て楽しみにしていたので、CDが届いてすぐが息子〔3才〕のマイブームだったと思う。今は『ロージーちゃん…』もよく聞いていて、女の子の言い方を真似していたので心配した!? 最近ストーリーのおもしろさが分かってきたようで、絵本を一人でめくっていたり他のお話を出してきたりする。母は、子どもの心の世界が豊かに表現されている『ロージーちゃん…』も良い。」
・「正直言って、これまで読み聞かせをしていてもセンダックの面白さがわからなかった。特に『まよなか…』はどこが素晴らしい作品なの?という感じだった。でも、今回ラボ・ライブラリーを聞いて、こんなにわくわくするようなお話だったのかと、印象ががらりと変わった。一番好きになったのが『ロージーちゃん…』で、子どもの豊かな想像の世界を書いたセンダックに感動している。」
・「届いた時冬休みに一通り聞いた程度。ふと『ロバのシルベスター…』ってどんなお話なのかと尋ねたら、長男〔小2〕がそう何回も聞いていないはずなのに心を込めてあらすじを丁寧に語ってくれた。」
夏休み前に「読み聞かせ100日間に挑戦!」と呼びかけていました。そこで読んで出会っていた絵本がいくつも新刊に入っていて、そのまますっとCDを聞いたお家も多かったようですね。
また、Pr・Kd年代のママたちは子ども達と一緒に聞いていらっしゃるようで、様子もよく分かりましたし、ご自分のお気に入りもちゃんとあるようでした。また嬉しいことに、他の方の話を聞いていて、もう一度ちゃんと聞いてみようかなと思ってくださった方々もあるようでした。
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昨日(金)は10名、今日(土)は14名出席でした。
私からお話ししたかったテーマの他にも、お一人ずつお家での様子や父母会の感想もうかがえてそれに対して私からお話しして、そんな様子を皆さんでシェアできました。ゆっくりじっくり進めることができてとても良い時間になったと思います。
また、金曜は結局1、2才のお子さん連れも多かったのですが懸念したよりもスムーズに進められ、出席してもらって良かったと思いました。土曜はSrに託児を頼むことができたので3人お預かりしました。父母会が終った後で様子を見に行くと、5人でとっても楽しそうに遊んでいました(?!) ママのお迎えにも「いーっぱい遊んだの!」と興奮気味に報告していて、託児というよりもSrに遊んでもらったスペシャル・タイムという感じでした。良かったね~。
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小2のやきいもは2ヵ月前に入会したばかりです。
仲良しのラボっ子に誘われて、昨年11月にパーティ内発表会をお母さんと一緒に見に来てくれてました。小学生の元気いっぱいで勢いのあった「トム・ソーヤ」を見て大感激。ぼくもやりたい!とお母さんを説得しての入会となりました。
そして先週、地区発表会の発表テーマ決めのときのことです。
やきいも:「でも、ぼくはまだ英語が言えないんだけど。覚えてないから。どうしたらいいのかなあ?」
みんな:「大丈夫!だれもまだ覚えてないから」「そうそう」
テューター:「でも、やきいもは入会したばかりで心配なんだよね? どうしたら良いのか教えてあげて。」
たいやき:「CD聞くんだよ。やってる時はCDかかってるから聞いて、少し遅れても良いからずれながら言おうとする。いつもそうしてたらだんだん覚えて来て言えるようになるから。」
コスモ:「とにかくCDいっぱい聞いて言ってるうちに、だんだん覚えてくるから大丈夫!」
やきいも:「でも、英語わからないし。そうだ、バーバに教えてもらおう!」
テューター:「あのね、やきいも、ラボでは先生はCDだから、CD聞いてると少しずつすこしずつわかってくるのよ。心配しなくて大丈夫だからね。」
確かにあの「トム・ソーヤ」を見たら、一体どうやって覚えたんだろう?と不安になるのも無理はありませんね。
入会したばかりのやきいもはみんなの話を聞いてもまだ半信半疑のようでしたが、でも一度発表まで体験すればな~んだ!と思うでしょう。誰もが通る道すじです。
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小学2年生以上合同のおぜんざいの会の最後に、発表テーマ候補の『グリーシュ』・『きてれつ六勇士』・『アリババ』の3つから2つに絞りました。全員迷うことなくすんなりと『きてれつ六勇士』・『アリババ』になりました。
翌週からどちらに絞るか2週間かけて話し合いました。なお、Jrのみ、2年前に2ヶ月くらい『きてれつ』を取り上げたことがあります。
◆1週目
両方のお話を二つ立て続けに全部通して動いたあとで、車座の話し合いです。
○ 火曜Jr〔小2~〕
かりんとう:「きてれつが楽しかった。終わり方がいい。」
やきいも:「きてれつが良い。どんどん仲間を作って最後に敵を倒すのが良い。」
げんき:「アリババの話が好き。ちょっと残酷なところがいい」
コスモ:「きてれつはみんな好きだけど、たまにはアリババのようなのがやりたい。ぼくたちにももうこういうお話ができると思うから。」
たいやき:「まだやったことがないアリババをやりたい。きてれつは結末が単純。」
決を採ると、どちらも良いのでどうしてもどちらかには決められないというさかなの他は、『きてれつ』5人、『アリババ』7人でした。
○ 金曜Jr
きょうりゅう:「きてれつが良い。盛り上がるから。」
けいと:「きてれつ。みんなで楽しくできるから。」
めだか:「きてれつは楽しいしせりふも言うとおもしろい。アリババは残酷だからやりたくない。」
はるまき:「きてれつが良い。前もやったけどやっぱりすごくおもしろいから。」
そうめん:「アリババは残酷なシーンもあるし、きてれつの方がみんな楽しそうだった」
シュガー:「アリババが良い。残酷かもしれないけれど、やったことないからやりたい。」
めだか:「やっぱりアリババにする。やってみたいから。」
で、『きてれつ』5人、『アリババ』6人。なんと、女の子は全員アリババでした。
○ S r〔中学生以上〕
れい:「きてれつ、楽しかった! 話が愉快なのでやってて単純に楽しい。音楽も良い。」
ジュース:「聞いたおもしろさだけでなくもっと楽しくやってみたい。活躍する見せ場も多い。」
ゆめ:「アリババの方が大人数でいろいろ工夫してやるとおもしろそう。役はどっちも良い。」
まーたん:「きてれつは一人ずつのキャラが濃いのでそれを出すとおもしろそう。」
めぐ:「話としてはアリババが楽しめそう。カシムがおどおどしたりモージアナが美しく舞ったり。」
のん:「ストーリー全体としてはアリババがおもしろいと思う。」
採決の結果は『きてれつ』5人、『アリババ』3人。
ここで、Jrの様子を伝えました。私は昨秋の『トム・ソーヤ』の勢いからするとJrは圧倒的な人気で『きてれつ』だと思っていたのに、お話のおもしろさに目覚めた子たちが『アリババ』を押しているようだと。さらに、以前取り上げたことでそれなりの満足感があるようだとも。
れい:「でも、発表したわけじゃないからそんなに深くないと思う。」
めぐ:「それに、『きてれつ』はラボっ子なら誰でも知ってるお話で一度はやったことあるっていうテーマだけど、前田Pではまだやってないんだからこの際やっておきたい。Srだけとかもっと大きい子がいっぱいいるなら『アリババ』が良いけど、今の前田Pはやっぱり『きてれつ』。Jrも中学生や高校生になってからの方が本当のおもしろさが味わえると思う。」
のん:「小1からSrまで皆でやるんだったら、『きてれつ』が良いと思う。小さい子が多いし。」
そして、改めてした採決では、どっちもやりたいゆめ以外、みんな『きてれつ』になりました。
◆2週目
火曜Jrには他のグループの話を伝えて、メンバーを考えた再考を促しました。すると、
げんき:「えっ、小1も一緒ってゴウも?じゃあ、『きてれつ』だ。『きてれつ』の方が好きだから。」
コスモ:「小1もSrもみんな一緒だったら『きてれつ』」
たいやき:「小1がいきなり『アリババ』は飛躍し過ぎ。『きてれつ』がいい。」
と、異口同音に言い始めて、採決するとあっさり満場一致。
げんき:「13対0か。テューターは?」
コスモ:「テューターも良いんじゃないの?」
と、私も入れてくれました?!
金曜Jrも全く同じで、小1が入るのならと、あっ気なく全員一致の『きてれつ』になったのです。Jrには小2もたくさんいるのですがどうやらJrとして認められているようですね。(^・^)
これで発表テーマが決まり、いよいよスタートです
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日常生活のお話『すてきなワフ家』はPrでもKdでも時々取り上げていたいなと考えています。トム・ソーヤと同様にリアルな会話がポンポン飛び交うので、全てのシャドーイングは難しいでしょうが耳慣れることは大事ですし、言いたくなるお気に入りのセリフがたくさんあるはずです。
さて、Kdは火水金と3グループです。ケンカの場面ではヘンリーと黒ネコの二手に分かれていて、泥棒の場面ではヘンリー・アン・泥棒に分かれ途中から誰かがおまわりさんに変身しています。いずれも役が何人かずつになるので、自然に誰かがリーダーシップをとっています。CDをたくさん聞いて来た時はシャドーイングの声も出るしテーマ活動に積極的になっていますね。
火金のKdは泥棒になるおもしろさも感じているのですが、水曜Kdではいつも「テューターがやって!」と言われていて年少も多いので従っています。本気でボコボコにされるので「止めて!」と本気で叫ぶこともあるくらいです。
おまわりさんの役はいつも決めないで始めるのですが、どのグループも「やろう!」と自分から電話を取りパトカーに乗ってさっそうと登場してくれます。火曜Kdはリョウくん、水曜はヤマトくん、金曜はゴウくんがなることが多いかな?みんななかなか格好いいですよ。
Kdもずいぶんお話を楽しんで動けるようになっていますし、元気の良い声が出ています。いろんなお話に触れておきたいこのシーズンなので、2月からは新刊から『まよなかのだいどころ』をやってみます。さて、Kdはどんな「ミッキーの話」になるのかな?楽しみです。
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新しいお話の中で最初に取り上げたいのはやっぱりこれ! 予告した時即座に、「まあ、楽しみだわ! 何回もかけて聞いているんですよ」とカズくんママがにっこり。
10分足らずのお話なので、パーティでは毎回最初から最後まで一気に通しています。子どもたちはとっても喜んで全員ずっとお話の中にいるし、ママたちも一緒に実に嬉しそう。
場面展開が結構速いのでCDを聞いていないとあたふたしてしまいますが、お家でよく聞いているようで、まさにテンポよく進んで行き、嬉しいことにママたちからどんどん声が出ています。いいなあ。
あっと言う間にお話が終わって、「あ~、楽しかったね!」とケンちゃんママ。すると、「じゃ、〔次は〕ピエール?!」とキョウヘイくん。確かにCDの続きは『ピエールとライオン』、いつも両方セットで聞いているんだね。そこで、2月から『ピエールとライオン』をやってみましょう。『まよなかのだいどころ』はしばらくしてまた取り上げますね。
実は今、同じ湘南地区のテューターで『まよなかのだいどころ』をやっています。新刊の中から一番人気で決まりました。やっていてとっても楽しいテーマ活動です。けれども、Prはこの年代の親子でなければ体験できないテーマ活動だし、Kdになってからのものとももちろん大人のものとも全然違います。だから、ラボ活動の原点である「Prからのラボ」が理想的なのです。
また、どんな年代がやっても手応えがあるのはお話自体の素晴らしさと共に、ラボのCDが存分に手をかけて本物に創られている証しですね。テューターとして誇りに思います。
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昨年11月、テューター研修で久しぶりに西村先生のWSを受けました。とても良かったので、是非子どもたちにもチャンスを作りたい!と思って企画に動きました。
言葉を声に出す心地よさ、息を合わせて言葉を発することで心が通ってくる心地よさ。
これはラボのテーマ活動も同じ。
まさにテーマ活動は「群読」ですね。
「英語じゃないの?」ですって?
ラボはことばの教室です。
CDライブラリーを聞くときテーマ活動をするとき、子どもたちは英語と日本語を区別してはいません。
だからどんどん声が出てくるのです。
声に出す心地よさを感じてくれれば何よりの成果と思います。
もう一つ、西村先生はプロの演出家です。
そんな先生の指導を受けられるなんて、本当にラッキーです。
しかも格安で・・・。ラボならでは!ですねえ。
本物の群読を体験してみましょう。
~~詩の群読ワークショップ~~
<「雨ニモマケズ」知ってるかい?>
※私のネーミングです♪
3月2日〔日〕、鎌倉市大船。
神奈川支部湘南地区研の主催
早く申し込んでください。
定員になり次第の締め切りですから。
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届いたばかりの新しいCDを聞こう! 恒例の課題は、聞いたお話の感想を絵と字でかくことです。おぜんざいの会で提出。Kd以上はほぼ全員かいてくれました。そして、次はテューターの出番です。全部目を通して一人ずつコメントを書いていますよ。
☆★☆ ロージーちゃんのひみつ
出来たてホヤホヤのライブラリーをとりあえず全部聞いてほしかったのです。お話日記のお絵かきは6つのお話を書いて、小学生は好きな言葉も書きました。英語の字を書き写すのにも慣れてきたようですね。
○『ロバのシルベスターとまほうの小石』では、“I am, I am ! ”「ここだよ、ここだよ!」のセリフを書いている子たちが多かったです。シルベスターの心の叫びが胸を打ったのでしょう。
○『ひとあし ひとあし』ではそれぞれにお気に入りの鳥を大きくしっかり描いていて、しゃくとりむしの小ささが心に留まったのでしょうね。「ぼくの手にもしゃくとり虫がくっついたことがあります。ぼくの手もはかっていたのかな。」というタッツー(小3)のコメントもステキです。
○『フレデリック』は、“I know it.”「そういうわけさ」が圧倒的に多くて、この言葉にこめられた結末のあったかさが余韻となって心に響くようです。
○『まよなかのだいどころ』は、何と言ってもダントツの一番人気のようです。選んだ言葉は、“ Milk in the batter! Milk in the batter! …” 「しあげはミルク! しあげはミルク!…」の調子の良い歌が多く、“Quiet down there!” 「うるさいぞ しずかにしろ!」が次かな。
○『ピエールとライオン』は2番人気です。もちろん“I don’t care!” 「ぼく、しらない!」がとても多いけれど、“So the lion ate Pierre.” 「らいおんはピエールをたべちゃった。」も挙がっています。衝撃的な展開ですからねえ。
○『ロージーちゃんのひみつ』は、選んだ場面も言葉もさまざまですが、窓じきいの帽子を取るための人ばしごの絵が何人かいて、しかも本の通りではなく自分でアレンジした絵になっていました。もう一つ目立ったのが、ロージーちゃんではなくアラビアの踊り子チャチャルー嬢の絵です。変装して別人になることへの憧れかもしれませんね。
絵とお気に入りのセリフだけでも、一人ひとりがお話をどう聞いていたのか伝わってくるようで、とても興味深かったです。また、前述したセリフの数々はお話を知らない方には何のことだかピンと来ないでしょう。物語の中のイメージを持った言葉こそが子どもたちの心にしっかりin putされます。ラボが物語を題材に選んでいることを改めて納得していただけるのではないでしょうか?
ところで、実はCDの前に、夏から秋の<読み聞かせ100日間>挑戦中に出会った『まよなかのだいどころ』がお気に入りで何度も繰り返し読んでいます、という声が何人かありました。その子たちはCDライブラリーになってもやっぱり大好きだそうです。良かった!
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