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お話日記のタイトル欄にママの真似して自分で書きたくなり、さらにお絵かきの中に一生懸命書いた英語の字も表れます。最近『そらいろのたね』のお話が人気で〔まだパーティ活動ではやっていませんが〕、看板 The Sky Blue Seed を書く子が何人もいました。
さて、『かいじゅうたちのいるところ』の第1週火曜キディグループ。
テューター:「この舟は誰の舟?」
リコ:「マックスのだよ。『マックスの舟が流れて来た』てCDが言ってるもん」
リョウ:〔絵本の舟の絵を指して〕「ここにマックスって書いてある」
テューター:「そうだね、これマックスの名前だね!じゃあ、みんなお家でマックスの舟描いてこの名前も書いてきて。MAXの Mはマクドナルドの Mで、 MAXのAはABCのA。MAXの最後はバッテンて書くんだよ(?!)」
リョウ:「エックスでしょ? マックス、エックス、似てるなあ」 ※フォニックス発見です。
これがきっかけでした。翌週は、「本の絵をよーく見て、舟以外にもMAXて書いてないか探してきてね。」お家では、発見した時きっと歓声が上がったことでしょう。つまり、読めるということですね。
さらに翌々週は、本の絵の中のMAXを数えました。
星川Kdで、
テューター:「本の絵の中に何回MAXて書いてあると思う?」
フミナ:「絵と舟で2回」
みんな:「2回!」
ソノカ:「でも、舟はひとつじゃないから3回くらいかな?」
みんなで数えてみると4回。舟はもっとたくさん出てくるけれど、後半のには書いてありません。
ヤマト:「舟の反対側に書いてあるんだよ。帰るんだから舟反対向いてるんだよ!」
これは大発見でしょ?3つのKdグループでそれぞれちゃーんと発見したんですよ。
もちろんMAXの字だけで『かいじゅうたちのいるところ』が終わったわけではありません。活動のひとつとして、絵本の絵をじーっとよく見ることと「英語の字」に興味を持つきっかけになったら良かったと思います。
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このお話の中心は、たろうの「The ice cream will melt! アイスクリームが溶けちゃうよ!」という気持ちですよね。そこで今回は最小限の小道具として、簡単なアイスクリーム・バッグをみんなで一緒に作りました。あとは毎回このバッグを手に手にトットコトットコ。あっちこっちから「アイスクリームが溶けちゃうよ!」という声が聞こえていて、ひたすらユキちゃんのおうちを目指して走って行きました。おっと、バッグの中にアイスクリーム〔ティッシュペーパーを丸めた物〕もちゃんと入れましたよ。
途中で、お店屋さんやいろんな車に目を奪われたり、「Little boy,be careful.ぼうや、気をつけて。」「It’s dangerous.Be careful!あぶないよ。気をつけて」とそのまんまの状況で声がかかることも?! 信号や横断歩道は、実生活の中でたろうのお話を思い出しながら歩いているという話も伺いました。やっとユキちゃんちに到着した日、初音ヶ丘グループはうそっこのアイスクリーム・パーティが本当にいつまでも続きましたよ。
約2ヵ月間の『ストップ、たろう!』は一応おしまいですが、次のお話『すてきなワフ家 火曜日』と同時進行でお家ではまだまだCDをかけておいてくださいね。
ところで、ソングバードのThe Mile Around もSTOP!つながりで取り上げています。さっそくお気に入りの歌になっています。
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子供の心を見事にとらえる絵本作家、M.センダックの名作中の名作。個人的にも大好きなお話なんです。
今回は特に絵本の絵をじーっと見てほしくて、毎週手を変え品を変えてセンダックの絵を見る宿題を出していました。※詳しくは後述。こういう絵はテキスト〔本文〕のなぞりに終わらずそれ以上のストーリーを語っているので、見れば見るほど新しい発見があっておもしろく、CDを聞いていても飽きませんね。本当はもっともっとながめていてほしいのですが、発表会を控えているため残念ながら一区切りにしました。
今回取り上げたのは3回だけですが、毎回一気にお話を通していると、マックスやかいじゅうたちに成り切ってセンダックの世界にどんどん入っていくのが分かりました。3回目にして火曜Kdも星川Kdも、CDに耳を貸し何人かは力のあるセリフも出てきて、集中が途切れませんでした。終わった後の満足そうな顔がとても良かった!小1の多い金曜Kdでは、「テューターが一緒にやらなくてもできるかな?」「できる!」と言う訳で、初めてのチャレンジ。張り切ってやっていました。
さて、次から『Ask Mr. Bear おかあさんのたんじょうび』を再び取り上げます。今のキディグループで発表するにはこのお話の方が良いと考えました。
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やっぱり描くことがスタートです。マイパーティでは3才になったらお話日記のお絵かきを始めています。
CDを聞きながら絵本を広げて描いています。お絵かきするときにお話の絵本を見ると真似になるから自分の絵を描くように絵本を見せないようにしていた、というママが何人もいらしたのには正直驚きました。幼い子たちは、よく見て描いても感じたままにデフォルメしているため決して模写にはなりません。優れた絵は子供たちの心に響くようです。マーシャ・ブラウンの『がらがらどん』に刺激されたKdさんが何人もいました。絵本は選びたいとつくづく思います。描いてほしいと思うような絵をたくさん見せることですね。幼い頃とてもいい絵を描いていたのに、アニメ・漫画・ゲームで育つとそういう絵しか描かなくなるのはよくあることですから。ちなみに、ラボ・カレンダーの絵は身近に目にできる優れた作品なのでお勧めです。
タッチがしっかりした絵をたくさん描くようになると、ママに書いてもらっていたお話のタイトルを自分で書きたくなるようです。字に興味が出てきて書いている「つもり」なのです。モジモジと何やら書いてあるのを見つけると、とっても嬉しくなります。明らかに絵を描くことは字を書くことに通じています。
毎週何気なく描いているお絵かきですが、プレイルームやキディグループではママのフォローが大きく影響しているようですね。宿題としてではなく、楽しんで描けるような言葉かけをお願いします。
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12周年の会でテーマ活動がステップアップした伸び盛りのJrに、もう一つの目標としてリーダー力を考えています。そこで、この機会に久しぶりに係りを決め直しました。
まず、どんな係りを作るか何人にするかを話し合って決めました。火曜Jrは4、5年生だけで、TA係り(テーマ活動の司会進行)2人、SB係り(ソングバーズタイムの司会進行)2人、CD係り(CDの入れ替えと操作)1人、書記(板書)1人。金曜Jrは3年生以上で、TA係り3人、SB係り3人、CD係り2人。ちなみにLABO!係り(適宜静かにさせる)は「前作ったけどやんないから無くなったジャン」で没に。希望を募ると、「TAの方がおもしろい」〔たいやき〕、「CD係りも良いかも」〔そうめん〕とか「これまでSBしかやってないからTAもやってみたい」〔めだか〕とか、それぞれの思いがあるようでした。これまで上級生限定で係り決めをしてきたためか、「やってみたい!」3年生がたくさんいることも分かりました。でも、「初めてだからやり易いのがいいけど」の声に、「やり易いのなんかないよ」と経験者が反論していました。なお、遅刻して来たらリーダーができないので要注意です。
パーティ・イベントでもチャンスを作っています。先日の夏活動報告会ではMC(司会進行)をJrが初めて担当。時間前に打ち合わせしてそうめんとめだかが挑戦しました。そして、ハロウィーン・パーティでは小4・5が前日の実行委員会を経て初のチャレンジです。みんなで応援しましょう!
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Srのお話選びは4月末に始まっていました。CD購入の都合からです。
各自やりたいお話を考えてきて、その中から『幸福な王子』と『ヒマラヤのふえ』の2つに絞りました。両方やってみるとどちらもいい、もっとじっくり考えたい。決定は夏休み最後の週に延期となりました。そして、いよいよその日。二つ通した後の話し合いでは、ストーリーとしてはどちらも捨て難いけれど『ヒマラヤのふえ』の音楽や絵の美しさ神秘さに惹かれて、「星が魚になったり蜂になったりハスの花で耳をふさいだり謎のおじいさんが来たり、すごく不思議な感じがする。笛の音をきれいに表現してみたい」〔めぐ〕と『ヒマラヤ…』に決まりました。
以下は9月14日(金)の話し合いです。
テューター:「みんなは『先祖代々住んでいる土地だから離れられない』という気持ちがわかるの?」
レイ:「昔の人達は代々ずっと同じ所に住んでいるイメージがある。その土地でずっと暮らしてきたから自分達もという気持ちで、先祖を大事に思っている」
トン:「ずっと住んできたんだから自分も移りたくないし、ずっと暮らしてきた土地を自分達の代でこわしたくないという気持ち」
ジュース:「自分達の代でその土地から逃げ出してダメにすることはできない」
ヒコーキ:「自分達にとって唯一の宝物だし財産だから守っていきたい」
ゆめ:「ラモルはこの土地を手放したくない、先祖代々のものをダメにしたくなかった。で、じいさんが先祖の霊みたいに思えて仕方が無いんだけど…」
みんな:「あ~っ」〔ハッとしたように〕
ゆめ:「ブリンジャマティがあんなことを言ったりしたから、あわてて現れたような気がする」
トン:「けど、じゃあ、おじいさんが食べ物をもらう必要が無い」
ジュース:「おじいさんは試そうとしたんじゃない? 自分の子孫がどういう心を持った人かを」
ゆめ:「ラモルを試したんだと思う。どんな人かを見極めようとした。あるもの全部出したのはやっぱりいい人達で、だからできる限りのことをしてあげた。いきなり来て笛を置いていくのは不自然だから。ちゃんと人格を見てから手渡した」
一人では考えていなかった事も話し合っているといろいろ出てくるからおもしろい。
ところで、みなさんは『ヒマラヤのふえ』の絵本を見たことがありますか? 文・絵ともにラマチャンドラン〔インド・ニューデリーの大学教授であり画家〕の作です。だから、「じゃあ、絵はお話のまんま!」と、Srでは毎回絵本を広げてイメージを膨らませ、絵が物語る意味も考えています。
こんな話し合いを生かして音声と身体で表現するテーマ活動に創り上げる、そのおもしろさと難しさを味わっています。
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まずお話選びから始めました。テューターからの提案は、『不死身の九人兄弟』か『トム・ソーヤ第1話』。これならどちらでも気に入ってくれそうだと考えたのですが、それだけにまさに五分と五分でなかなか決まりません。「どっちもやりたい!」〔コスモなど〕という子が多かったし、「両方やってみればいい!」〔めだか〕と意見が出て他の子も何のためらいもなく賛同して両方通して動いたこともありました。強いて言うなら、傾向としては男の子が『トム…』で女の子が『不死身…』でしたが。結局、『トム…』になったものの、だからと言ってこの決定に不満が出なかったのはうなずけますね。
さて、『トム…』は夏休み中の合同でやり、黒姫キャンプと地区合宿のテーマでJrのほぼ全員が少なくともどちらかには参加しているため、活動は最初からどんどん進んでいます。むしろ夏休み中にいっぱい聞いていて新鮮さがないためか、いざテーマに決まったすぐは聞き込みに今一つ弾みが付かなくて困りました。最近やっとみんな頑張って聞いてくるようになりましたよ。
9月14日の金曜Jr、「今日は好きな場面をやろう」とテューターが提案。圧倒的多数の意見でへいぬりの場面に。まずやってみた後での話し合い。
テューター:「ちょっと役の気持ちを考えてみてほしいんだけど。たとえば、『土曜の朝っぱらからお仕事を言いつかたってわけか』て、どういう気持ちで言ってるのかなあ」
けいと:「からかってる。残念でした、アッカンベーッ! 悪気を持ってる」
めだか:「いつものトムだったらこんなことやってないからトムらしくない、て気持ち」
ハンター:「何やってんだよー!」
はるまき:「トムをなぶりものにしてる感じで言ってる」
けいと:「どういう意味なの?」
そうめん:「なぶりものっていうのは、バカにすること」
めだか:「うん、お母さんに聞いたらそう言ってた」
はるまき:「土曜日はみんな遊んでいて楽しみにしている日だから最悪!てわけ」
テューター:「なるほどねえ。トムもベンも最悪!て思ってるわけね。」
みんな:〔うん、うんと言いながらうなずいている〕
テューター:「じゃあ、もう一つね。『トムの心配事といえば財産置き場ぐらいのものだった』のトムはどうかな?」
きょうりゅう:「お金がなくなっちゃうよー!」
めだか:「貢ぎ物をどこに置いたらいいかという悩み事」
そうめん:「『こんなに貢ぎ物を持ってて、あんたこんなのどっから持ってきたの?』て、ポリーおばさんに怒られないかな?て」
はるまき:「どうしよう、ポリーおばさんに見つかったらって」
テューター:「ちょっと待って。トムは困ってるの?」
ハンター:「こんなにもらったから心配なんじゃなくて嬉しいんだよ」
はるまき:「確かに、いろんな物もくれたし仕事もみんながやってくれたから、すごく嬉しかったということが考えられる」
めだか:「ハンターが言ってることはわかるんだけど、ちょっとは心配事があると思うな。でも、嬉しい気持ちの方が強いと思うけど。」
けいと:「半分半分かな?」
みんな:「え~っ!」
きょうりゅう:「嬉しい方が大きいと思う。でも、心配だってある」
みんな:〔てんでにどちらの気持ちが大きいかを言い始める〕
テューター:「ハイハイ。じゃ、もう一回やってみたらどう?トムの気持ち考えながらやってみたら分かるかもしれないでしょ?」
そして、動いてみた後で、
はるまき:「動いてみて、みんなどう思いましたか?」
めだか:「心配事もあるんだけど、でも、嬉しい方がうんと大きかった」
みんな:〔「嬉しい」「そう」と口々に言う〕
そうめん:「トムは初め嫌な気持ちが100%だったけど、終わった後は心配事は5%で、良かった、嬉しいという気持ちが95%くらいになっていたと思う」
はるまき:「嬉しい気持ちがいっぱい。へいぬりやってる人もなかなか体験できないのにできて嬉しいし、トムも言い付けられたへいぬりを自分でやらないでどんどん進んでいくから嬉しい」
ハンター:「〔トムの気持ちは〕暇だなあ」
めだか:「へいぬりしてる人もおもしろいし、トムもゲームやってるみたいに嬉しい。だから、みんなが嬉しくていい時間がいっぱい」
けいと:「ベンにやらしたらみんなやるって行列ができて、嫌なことを忘れて〔トムの〕頭の中には良いことがいっぱい」
あんなにいろいろ意見を言っていたのに、動いた後はいとも簡単に意見がまとまった。予想以上の反応で驚きました。しかも、『土曜の朝っぱらから…』というセリフは口をとがらせて憎たらしいほどに気持ちがこもり、トムとベンのやり取りは実に愉快だったのです。しかも、英語だって言いたいと言わんばかりに英語も出ています。これがテーマ活動というものですね。
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9月1日〔土〕の報告です。
ラボの夏は交流の夏。そして、前田Pでは、プラス個人活動の夏です。
あっという間のひと夏ですが、その過ごし方はさまざま。そこで、前田Pでは毎年たくさんの「夏活動のテーマ」を提案して、やってみよう!と呼びかけています。つまり宿題ではありませんが、やったことに対しては大いに拍手を送りたいと考えています。
報告会では、披露して表彰しました。今年のテューターからのごほうびはふりかけでしたよ★
今夏の一押しは素語り。
小学生も力が付いてきたので、今年は小5から中学生までは必須としました。嬉しいことに小3も3名挑戦して、グループ別夏活動報告ではたくさんの素語りの発表を聞きました。ただ、あまりにもできていなくて9月のパーティに延期した子たちもいますが。今回は最後まで語り切ることを目標にしたので、グループ別の全体報告会の代表は次の三人でした。素晴らしかったですね。
火曜Jr/コスモ「おかあさんのたんじょうび」、金曜Jr/はるまき「くまがり」、
Sr/トン「わらじをひろったきつね」
もう一つの今年の注目は、絵本の読み聞かせ100日間をラボママへの提案したことです。100日はまだこの秋も続くのですが、配布した絵本のリストを参考にして、たくさんの方々が提案に応えてくださっています。
リストを見なければ出会わなかったと思う絵本も読んでいる方、新しいお気に入りがいろいろ見つかったという方、寝る前の読み聞かせがすっかり習慣となった方、久しぶりに読み聞かせを再開した方などなど。100日目指してどうぞ続けてくださいね。
読書の秋です。この機会に新たに始めようと思う方は用紙をお渡ししますのでお申し出下さいね。
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湘南地区合宿は、8月26・27日でした。
とにかく高大生のやる気を尊重してできる限り企画・運営を実行委員に任せたい、という合宿担当テューターの意向でスタ-ト。時間はかかったけれど実行委員には達成感たっぷりの地区合宿になったようです。
実行委員参加:めぐ(高2)、ゆめ・れい(高1)、ジュース・トン(中2)
キャンパー参加:ヒナコ・リョウ・ユウキ・ユウト・タツマ・ゴウ(小1)、せんべ・こまち・いちご(小2)、シュガー・タッツー・ゆかりん・ぐみ・きょうりゅう・ハンター(小3)、さかな・めだか(小4)、はるまき・げんき・コスモ・そうめん(小5)、まーたん・ヒコーキ(中1)
会場はパーティ合宿と同じで、金沢区の野島青少年研修センター。
今年の特徴は、実行委員会の提案で1日目にたっぷり外活動〔センターの周辺の公園にて〕があり、5つのグループ別活動やトムソーヤのお話広場〔5コーナーを順に巡る〕、夜にはキャンプファイヤーもしたことです。地区の仲間と一緒に、パーティ合宿とは一味違う経験ができました。
また前田Pの小1にとっては、いきなり3泊4日のキャンプに参加する前の地区合宿と位置付けています。大きい子とバディになっていつも一緒にいた子、まずはちょっと遠巻きに見てから輪に入っていた子、そばにいた同年代とさり気なく友達になっていった子などなど。見ていると十人十色の反応ですが、みんな貴重な体験になりましたね。
・ たつま:「がっしゅくにいって、ともだちができてよかった。そのなかでもいちばんなかよくなったのがライコウでした。おしゃべりしたり、あそんだりしました。まだもっとあそびたかったから、がっしゅくがながければよかったなと、ぼくはおもった。」
・ ごう:「テーマ活動でぼくのグループはへいぬりのなかのけんかのシーンをしました。ぼくはトムをやりました。すきなセリフは、ぼかぁんとやったろか。たのしかったばめんは、トムがうまのりになったところです。いえにかえったら、なつかしかったです。」
・ コスモ:「一日目はトム・ソーヤの世界に入って、グループでいろんなゲームを回りました。一番楽しかったのは、海賊ごっこです。このゲームでは、海賊がぼくたちに輪ゴムでっぽうの作り方を教えてくれました。二番目は、ドビンズ先生がふりむいたです。このゲームはだるまさんがころんだと同じルールで、ぼくは1回も呼ばれず1回も鬼になりませんでした。その他にも、大ミズーリー号を体で作ったり、宝物を探したり、へいぬりもしました。」
・ げんき:「テーマはトムソーヤ第1話でした。グループ活動で最初は全部通してやりたい場面を決めました。多数決で決めたところ、けんかの場面になったので良かったです。ぼくはトムの役をやりました。発表したときは、がんばってセリフを言えるようにしました。けんかのときのトムの表情を工夫しました。弟といつもけんかしているけれど、表情をするとなるとむずかしかったです。」
・ ジュース:「私は今年初めて実行委員として参加しました。テーマ活動でも小さい子をまとめたりするのが難しかったし、何より、発表のためにある一場面を考えていた時に、最初みんながあまり意見を言わなかったので少し困ったけれど、最後にはいい発表ができてよかったです。この他にも全体会のソングバーズの係で、盛り上げたりしました。やっている時、みんな楽しそうにしていたのでよかったです。初めての実行委員で緊張したけど、無事終わった時はほっとしました。来年もまたやってみたいと思いました。」
・ めぐ:「今回は2回目の実行委員としての参加で、去年よりも流れをつかめてたので、いろいろ動けてたと思います。5つのグループに分かれての活動は、パーティ・リーダーを生かして全体を見ていたつもりだったけれど、参加者からはどんな風に見えていたのかな?自分の目標は『リーダーのフォローをする』だったのですが、自分が結局出てしまって、高1のリーダーを生かしてあげられなかったので、これからのパーティ活動で力をつけていきたいです。キャンプファイヤーは去年の反省を生かして、ソングバーズを盛りだくさんにしたので、小さい子から大きい子まで輪に入れたと思います。責任者になっていたので、ただただ皆が楽しんでくれるようにと頭がいっぱいでした。今回の合宿は新しいプログラムなどもあり、『自分達の合宿』ができて良かったです。」
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キャンプの花形でもあるシニアメイトは、さまざまなラボ活動で経験を積んできた高大生が、書類審査と面接〔キャンプ課題曲とテーマの素語りもテスト〕によって選ばれます。
この夏はれい(高1)が挑戦して見事合格。オリエンテーションを兼ねたプレキャンプ〔デイキャンプ〕に参加し、事前に合同パーティでもリーダー研修して、ラボランドに数日前には入村して第3・4班を対応しました。さて、どうだったかな?
れい:「初めてシニアとして参加して、こんなにも難しくて不安で、でもすごくやりがいがあるものなんだと知った。〔中略〕
私が今回学べた事は、ただタイムテーブルをこなしていくんじゃ意味がないんだってこと。キャンパーが楽しんでくれたり何かを得られるものがなければやる必要がないんだから、その場に合わせて臨機応変に動くことが大切なんだなって思った。そしてパートナーと協力すること。最初はみんなのとこに行くのがイヤだって言ってた子が、最後に楽しかったと言ってくれたときは涙が出るほどうれしかった。本当に逃げ出したくなるほど不安になったりもしたけど、しっかり向き合ってたくさんのことを学べたと思います。」
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