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一昨日は年に1回だけの、神奈川支部小学生広場でした。
対象は小4~小6で、10時~3時。全体では70~80名集まったようです。前田パーティは今回5年生中心の5名参加でした。
今日パーティ活動でシェアしたところなので、
まず参加したラボっ子の感想からお伝えします。
○テーマ活動について:スサノオを2回通して動きました。
・「前田パーティと全然違って、みんなの気持ちが違うからテーマ活動がちゃんとできなかった」
※この子は同じグループになった他の2人の男の子たちがふざけてからんでくるので、
合わせていたけど本当はイヤだったようです。
・「考え方が違うから上手くいかなかったけれど、1回目はバラバラで何もできなかったけど、
2回目はパーティは違っても同じラボっ子だから安心してテーマ活動もできた」
・「最初は初めて会った友だちでどうなるかな?と思ったけど、でも、2回目の時はもうみんな
意気投合していて、ちゃんと、前田パーティでやってたのよりもいいかもしれないくらいできた」
・「他のパーティの人ばかりで確かにやりずらかったけど、自分たちとは違う表現もできておもしろかった」
○その他:事務局の曽我氏によるワークショップなど
・「友だちがいっぱいできた!」「でも、自己紹介してないからパーティとか名前とかはわからない」
・「漢字の成り立ちとか、ひらがなやカタカナのでき方とか、勉強になった。おもしろかった」
・「子どもの潜在能力は大人のより上だと言ってた。それを生かして小さいころからやっていけば、大人になった時もスゴイんじゃないかなと思った」
・「リーダーシップとフォロアシップの話をしてた。一人のリーダーに任せておくんじゃなくて、みんなで意見を言ってみんなでやろうとすることだって言ってた」
・「書いてあることばをみんなで言ってみた。海とか、海が荒れているとか、イメージして、想像して言ってみるのがおもしろかった」
こんなところです。
フォロアシップという言葉が子ども達からちゃんと出たので、
ここぞとばかりに、
私:「さっきもソングバーズやってた時〔幼稚園児と小学生の合同タイム、毎週20分。今日は21名〕、
ソングバーズ係り以外の大きい子たちはどうしてたかな?」
子どもたち:「ふつうにやってた。」「〔ニヤリとして〕しゃべったりもしたかな?」
私:「ソングバーズ係りを助けようとするのがフォロアシップなのよね?来週からはよろしく!!」
フォロアシップが定着するように願っています。
事前に聞いていた話では、
「小学生高学年に少し背伸びしたお話を出会わせたいのでスサノオに決まった」
「曽我さんにワークショップをしていただく」
とのことでしたので、
私はとっても楽しみにしていました。
子どもたちはスサノオのCDを持っていないので、
①「やまたとのおろち」の絵本を読み聞かせ
②ラボのCDライブラリーのテキストを読み聞かせ
③CDを流して1回だけ動く
と、一応パーティで取り上げて準備していったのですが、。。。
そもそも私の勘違いで、
曽我さんによるスサノオのワークショップ、ということではなかったのですね?
でも、ワークショップの内容はとてもおもしろかったと思います。
語りかけがお上手ですよね?
正直言って、せっかく連れ出した子どもたちの反応が気になっていましたが、ラボっ子はたくましいです。
去年は「ラボっ子囃子」でエネルギッシュにやったので、たぶんそんなイメージで行ったはずなのに、
それなりに順応・適応して楽しんできたようです。
ありがとうございました。
PS.子ども達の様子を見ていて、キャンプでもきっとこんな調子なんだろうなと思いましたよ。
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昨日、修了生とお引越しのラボっ子のための送る会をしました。
運動会が多かったせいか欠席も多かったけれど、ラボっ子は40名余り参加。入会したばかりのマイちゃん(年長)もパパに連れて来てもらい、結局最後まで参加しました。さっそく縦長ラボを楽しめて良かったね!
会はずっと和やかに進んで、最後はセレモニーで静かにお開き。やって良かったね~と、さみしくても爽やかな快さが後に残りました。マイパーティも満13才になり、卒業生の送り出し方も考えなくてはという思いで迎えた会でした。新しいページが飾れたように思います。
ラボ修了生のアヤはマイパーティのラボっ子第1号で、今春短大を卒業して幼稚園の先生になりました。4月1日に行った12周年の会に続いて4月22日の地区発表会まで参加〔同じテーマ活動を発表したため〕して、締めくくりとなりました。みんなに会うのは1ヶ月ぶりです。
また、まめっち(小3)サトくん(小1)兄弟は3月末に東京へお引越し。4月1日の12周年の会が最後の発表会で、今月から新しいパーティへ通い始めています。前田P12周年Tシャツを着て、わざわざ来てくれました。
会のプログラムは、
○ソングバーズ・タイム/3人のリクエストもたくさん入れて、1時間たっぷりやりました。Prの参加もあった中で、小さい子から大きい子まで皆で楽しめるのは、やっぱりラボならでは!
ちなみにアヤはGreen Greenなど最近のお気に入りに加えて、小さいときにやっていたEency Weency Spider や Parade of Colors もリクエストにあがっていました。Parade of Colorsは「あの頃、テューターがいろんな折り紙を取り出すと、あっ、あの曲だ!て嬉しかったのを覚えてる」と話していました。事前に最近のパーティ活動で取り上げておきましたが、40名以上のParade of Colors〔3人一組〕はどうなったと思いますか?前後の賑やかさとは打って変わってシーンと静かになり、しかも何と全部当たりでちゃんとできたんですよ!!このメリハリの良さと耳の良さにテューターも感心しました。
○3人についての振り返り三択クイズ チーム対抗/アヤチーム・まめっちチーム・サトくんチームを編成しておきました。問題は、例えば、「アヤちゃんが初めて地区発表会で発表したテーマ活動は何人だったでしょうか?」答え:4人。「まめっちサトくんの入会は?」答え:弟が先。「まめっちの初めてのテーマ活動発表は何の役?」答え:ハエ〔ひとうちななつ〕
○お気に入りのお話ベスト3あてっこクイズ チーム対抗/3人とそのママたちに事前に聞いておきました。もちろん正解は本人が発表。アヤのママは3つとも意外だった?いいえ、私はピンと来ましたよ。「子供たちがまだ小さかった頃、目覚めたとき、おやつ時、夜は子守唄がわりというように、一緒に聞いたお話には思い入れが強くなります。」とのことでした。
○ポトラック・パーティ/テューターからの注意:「デザートは後でね!?」(^_^)
○紙風船リレー/昨夏のAndreaの会でヒットしたゲーム。紙風船をうちわに乗せてリレー。小さい子も一人でできるし皆楽しめるんですよ。
○セレモニー/寄せ書きの贈呈、代表者の送ることば、母の会からお花、本人とそのラボママのあいさつなど。
この会の実行委員はSrです。大きい子のグループで毎週少しずつ話し合いを重ねて、当日は1時間半前に集まり会場準備と打合せをしました。みんなで心を込めて準備したのでいい会になったんですね。特に中学生4人はまだまだ不慣れながらもそれぞれの担当を頑張ってこなしていました。行事は企画運営の経験を積むチャンスです。
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今プレイルームとキディグループで、<Ask Mr. Bear おかあさんのたんじょうび>を取り上げています。
このお話の初版絵本は何と1932年の発行。明るく生き生きとしたマージョリー・フラックの絵は黄色の色使いがとってもきれい。子どもたちはさっそくお話日記にお絵かきしてきていて、主人公のダニーという男の子の絵はたいてい描いているわけです。すると、
絵本通り黄色の髪の毛の子が多いのですが、中には黒い髪の毛になっていたり、黄色の上から黒をぬった子もいました。
そっかー、髪の毛は誰もみんな黒だと思い込んでいるのかもしれませんね。
また、ひょっとしたら別なお絵かきのとき、周囲の大人から「ほらっ、髪の色は黒よ!」なんて言われたことがあるかもしれません。以前、小学校受験の教室に通う子どものママから、「テューターは固定観念にとらわれない色使いを、あら、すてきね!とほめてくださいますが、教室の先生からは直されてしまうんですよ」と残念そうに話されたことを思い出します。
絵本を広げたとき、「ダニーの髪の毛の色、きれいねー」と何気なく言ってみました。すると、すかさず、「外人は黄色なんだよ!」と言った子がいました。「でもね、テューターもまっ黒じゃないし、みんなだってよーく見ると少しずつ違うでしょ?いろんな髪の色の人がいるんだよね?黄色も赤っぽいのもいろんな色の人がいて、テューターはみんなきれいだなって思うよ」
こうしてこの子たちは、ゆっくりと国際交流人としてのあゆみを進めていくのですね。
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嬉しいことに、中には<ポワンホワン家のくもたち>や<ブレーメンの音楽隊>の発表を見て「やってみたいなあ」と感想を書いていたラボっ子〔けいと(小3)・シュークリーム(小2)〕もいましたよ。見たお話のCDを聞きたくなったラボっ子もいてカズヤくん(年少)は<トム・ティット・トット>をお話日記に描いてきてくれました。
また、有志ラボママの発表<ヘルガの持参金>が一番のお気に入りというラボっ子も多く、練習に一緒に行って隅で遊んでいた子たちは「木を切るところが好き!」〔リコちゃん(年中)〕という声も。発表を子どもたちは一生懸命見ていてくれたし、こんなに予想以上に喜んでくれて、有志のママたちはやって良かったと痛感していらっしゃることでしょうね。
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小学2年~5年の二つのグループで、発表後のクイズをしています。
12周年の会の<ブレーメンの音楽隊>と、地区発表会でも発表した<トム・ティット・トット>で、5月に入ってからダメ押し(!?)のクイズです。あんなに何度も何度も聞いて取り組んだお話ですが、みんな覚えているのかな?クイズで確認して定着すればというのが目的です。
やり方は、3、4人ずつのチームを組んで、チーム対抗。テューターが、英語のワードやフレーズを言って日本語を当てたり、その逆だったり。一問正解1ポイントで、早く10ポイントになったチームが勝ちです。チーム内で相談しながら答えるのですが、解ると得意満面だったり、自分のセリフだったのにわからなかったりするととっても悔しがる。今は面白がっているので、このところ毎週続けています。
実は、カルタでも皆で作ろうかと思っていたのですが、なかなか時間が取れなくて。ならいっそのこと字も絵もナシ!と思いつきました。ラボらしくて良かったかも。
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マイ・パーティが属しているのは神奈川支部湘南地区です。湘南地区毎年恒例の夏の合宿の会場がやっと決まりました。200名規模での夏休み中の会場予約はとっても難しいんですよ。
8月26日〔日〕・27日〔月〕、横浜市野島青少年研修センターにて。
実は今年地区としては他の会場が第一希望だったのですがそれは叶わず、取れたこの会場も当初検討していた希望の日程ではありません。でも、とにかく取れただけでも本当に良かった!一安心、というのが率直な感想です。
さて、この地区合宿は小学生以上が対象です。全国規模のサマーキャンプ黒姫〔3泊4日、長野県黒姫ラボランド〕には小2以上がマイパーティのお勧めで、その前に是非小1でこの地区合宿〔1泊2日〕にデビューしてほしいです。
テーマ活動のお話も「トム・ソーヤ」に決定しました。この夏の全国キャンプと共通です。私も「トム・ソーヤ」は大好き。ラボっ子なら絶対一度は出会ってほしいお話ですし、子ども時代にこの物語に出会えるのは幸せなことですね。昔なら世界名作全集が子どもの読書の通り道でしたが、今はなかなか。。。テーマ活動で出会えるのは本当に貴重なチャンスになっていますね。
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発表会は見るのも勉強。そして、一歩進んでそのお話をやってみました。Prは<3びきのやぎのがらがらどん>を、Kdは<ブレーメンの音楽隊>を取り上げてみました。
特に、兄弟がいて既に聞き込み充分の子どもたちは張り切っていましたし、さすがに言葉がどんどん出てきました〔ゴウ・ナツミなど〕。また発表で印象が強かったらしく、オンドリの役を気に入っていたり〔リョウ〕、後半を楽しみにしていて動物の鳴き声は最初から勇ましく、カカシがやっつけられる場面は動物たちもカカシもJrそっくりの名演技でしたよ。
発表会が楽しめるようにその前に取り上げておくこともありますし、終わったあとで取り上げることもあります。発表するだけではもったいない。発表会というチャンスを生かしたパーティ活動も心がけています。
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4月22日〔日〕の神奈川支部湘南地区発表会に出演した時の写真を事務局の奥川さんが撮ってくださいました。
表情が生き生きとしたいい写真がたくさんあったので、紹介します。
●キッズタイム
小1までの子供たちが、中高生のリードでソングバーズを4曲やり、一人ずつ自己紹介もしました。
●テーマ活動「トム・ティット・トット」
前田パーティの小2以上です。

●ホワイエにて
パーティ紹介の写真の前で、ラボっ子と一緒に。
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今週からSrグループ〔中学生以上〕は、<ふるやのもり>を取り上げます。7月のパーティ壮行会で国際交流参加者ヒコーキ〔中1〕を中心に発表します。今年度の国際交流共通テーマが<ふるやのもり>で、ヒコーキが素語りとしても選んでいるお話です。
2ヶ月しかないけれど、テーマ活動はじっくり時間をかける時とさっとやる時と両方あって良いと思っています。もっとも<ふるやのもり>はナレーションが結構たっぷりあるんですよね。どこまでできるかな?
Srグループとしてテーマ活動を送り出しのプレゼントにするようになって3回目。最初は、1年間の高校生留学ユイに、「何でも好きなお話を選んで良いよ」と言って始まり、<鮫どんとキジムナー>を、去年はホームステイ参加のゆっくんが素語りに選んでいた<ききみみずきん>をやりました。
来年はどうしようかな?ま、その頃になったら考えましょうか。
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今12周年の会の感想文をまとめていました。ラボっ子とラボママのほぼ全員分と会場のお客さまのがあるので、かなりの量です。どれを読んでもうんうんと頷ける中で、まとめとして取捨選択するのはとっても難しい。しかも、あの時の感激が蘇ってきて、‥‥。
そんな中で、改めて感じたのが「テーマ活動は生き物!」
4月1日の12周年の会で発表したテーマ活動は6つ。そのうち4つは、2回目の発表でした。
★ Kdグループの「3びきのやぎのがらがらどん」
① 1ヶ月前のパーティ合宿で中間発表をやりました。この時はまだ英語日本語のCDを流しながらではありましたが言葉はよく出ていて、とりわけ大きいやぎの迫力が他を圧倒していました。
② けれど、12周年の会ではトロルが力強さを増していて、そのセリフも存在感も大きいやぎに負けていなかったのです。戦いのシーンではまさに両者五分だった。
★ Jrグループの「ブレーメンの音楽隊」
① 昨秋11月のトビウオ発表会では英語日本語での発表でした。小学生だけ〔小4・小2が多い〕の発表に、「よくやったね!」「小学生らしい楽しい表現だった」と拍手が沸き、セリフの多い主役のロバが注目されていました。
② ところが、12周年の会でスペイン語・英語〔ナレーションは英語・日本語〕で発表すると、「多言語に対する抵抗感がなく楽しんでいる」「ただ元気いっぱいという勢いだけではないテーマ活動」と見直されて、特に後半の展開がぐんと引き締まり、カカシの表現力がついていたのに注目が集まりました。
★ Srグループの「ポアンホアン家のくもたち」
① 昨秋のトビウオ発表会では英語日本語で発表しました。美しい音楽にのせて「まるで絵本を見るような美しい表現」と、お客さまはうっとりしていたようです。
② 12周年の会ではフランス語・英語に挑戦しました。前回残した課題は、心を込めて語ることとお話のメッセージを伝えること。しかも今回は多言語ですから、目標が高かった!それを発表で体現できた子供たちは確かに力が付いています。
★ 小1以上の「トム・ティット・トット」
① 1ヶ月前のパーティ合宿はまだ英語日本語のCDに頼った言葉でした。テーマ活動としてそれなりにはまとまっていました。役もそれぞれが一応ちゃんとやっていて、物語の視点は娘でした。
② 12周年の会では、まず第一に物語の視点が変わっていました。後半をトム・ティット・トット中心にして、娘とトムとのやり取りをみんなで思いっきり楽しみました。発表会前2週間で大幅転換したので荒削りの発表でしたが、お客さまからの声は「みんなが一番生き生きと発表していた」と。
③ そして、実はこのテーマ活動は3回目の発表をしました。12周年の会から3週間後の地区発表会です。一旦気が抜けたものの、持ち直して2回目以上のテーマ活動になりました。子どもたちによると、「無条件に楽しかった。12周年では精一杯!だったが今度は余裕を持って楽しめた」と言います。表現ももう一工夫してマンネリに陥らないようにし、トムの気味悪さも出てきました。会場全体が息をのんでいるのがわかり、やっと仕上げのテーマ活動としての達成感を持って終わりました。
つくづくテーマ活動は生き物と思います。
いいえ、子ども達のラボ活動が生き物と言った方が良いのかもしれませんね。
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