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あるラボママの言葉です。「父母会でテューターのお話を聞いていて思ったんですが」と。
そうなんですよ。お金だけだったら2年前の秋に用意すれば良いことですが、心の準備はそう単純なものではありませんからね。
まず親がいつにするか覚悟を決めてスタートするのが積み立ての始まりです。そして親子で身近な仲間の参加を見守りながらその時に向かって行くのです。他人事ではなくてちゃんと見つめることができます。
現にある小4のママは、夏活動報告会で来年夏に中1で参加する子の1年前決意表明を聞いて、「我が子もいよいよだなあ、とぐんと現実味を帯びて来ました。」と話していました。積み立てをしているからこその言葉ですね。
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11月26日の発表会は年代別のテーマ活動発表。小学生は、2グループのJr〔小2~小5〕21名が合同で「ブレーメンの音楽隊」。
役とナレーターが決まったので、今日火曜グループ〔小2~小4〕はまずお話を通して動いてみました。
以下はその後車座になっての話し合いの様子です。
テューター:「テーマ活動係りさん、どうぞ!」
コスモ:「思ったこととか、これはもうちょっと気を付けた方がいいとか、意見を言ってください」
はるまき:「歌のところ、ずっと同じではないと思う」
コスモ:「そのところ、どうですか?」
たいやき:「歌ごとに通って行く所が違うと思う」
しんかんせん:「オンドリの所から森へ向かうから、どんどん暗くなっていく」
コスモ:「それ、良いねえ」
たいやき:「はるまきの案を取り入れた方が良いと思いますか?どう変える?」
テューター:「この動物たちが住んでたところをブレーメンと比べるとどう?」
かりんとう:「ロバたちが住んでたところは田舎みたいな所で、ブレーメンは町だと思う」
そうめん:「確かに、音楽の町だからねえ」
コスモ:「動物たちがいたのは村で、ブレーメンはにぎやかな町。ドイツの町ってどんなんだろう。ロバを飼ってた男が住んでたのは田舎で、ロバたちは森の中を通って行ったと思う」
そうめん:「深い森みたいだから、人とかいない」
かりんとう:「田舎から東京とかに行く感じ」
コスモ:「森を全部抜けたらブレーメンに行きそう」
はるまき:「村もちょっとだけ通るかも」
かりんとう:「オンドリとかもずっと歩いてもすぐにはブレーメンには着かないから夜になったんでしょ?遠いんだと思う」
テューター:「じゃ、泥棒の家はどんな所にあると思う?」
そうめん:「泥棒たちが隠れ家を作るんだったら、人に見つからないような所」
はるまき:「森の奥深くだと思う」
テューターの私は、ただひたすら書き取っていました。
子どもたちはとても穏やかにボソボソと話が続いて行く。この話の展開は予想以上で本当に感心していました。
来週はいよいよ第1回の合同です。この話し合いが生かされるように進んでほしいと思っています。
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今年のプログラムは
1. ソングバーズ/Dry Bones! Hei, Betty Martin! 他
2. 仮装コンテスト/投票してお話別に仮装大賞を選んでいます。
3. チーム別対抗Halloween BINGO
4. 前田Pお気に入りBest 3あてっこゲーム/夏休みのお話ベスト5を年代別に集計
5. ピニャータ/今年2年目。大人気!
6. Mummy Wrap ゲーム/トイレットペーパーを巻き付けてミイラもどきにします。
7. ポトラック・ディナー
8. Trick or Treat! /暗い外を歩いて行ってお家を回り、お菓子をもらってきます。小さい子たちも目がぱっちり。
☆★☆ お話の登場人物の仮装
毎年、それぞれ今取り組んでいるお話の仮装をしています。
今年のお題は、Pr〔未就園児親子のグループ〕が「てじなしとこねこ」、Kd〔幼稚園児+小1〕が「ガンピーさんのふなあそび」、Jr〔小2~小5〕が「ブレーメンの音楽隊」、Sr〔小6以上〕が「ポワンホワン家のくもたち」。
去年はKdが「ヘルガの持参金」で花嫁さんも多くてとても華やかでしたが、今年は動物中心で全体的にナチュラルカラー。実は、衣装担当のママたちの一工夫が光っていて、私は毎年密かに注目している子たちもいます。ママもあれこれ考えながら楽しんで下さってるのが良いですねえ。小学生になってくるとだんだん自分で工作が始まり、今年のブレーメンもそれぞれいろんな楽器を作っていました。テーマ活動の時間にも持って来てみてほしいな。ハロウィーンの仮装でお話のイメージがさらに広がると良いですね。
☆★☆ ピニャータとTrick or Treat! が人気です!
ピニャータは風船を土台にし紙を貼り付けて張子を作りました。作り方は去年のを改良し、せっかく実行委員で頑張ったのですが、うーん・・・。ピニャータがなかなか割れなくて。。。それでも子どもたちはやっぱり大好きです!今年はママたちのチームも作ってみんなでやりましたよ。
一番のお楽しみはTrick or Treat! お天気が心配でしたが雨も降らず寒くもなく、本当に良かったです。お菓子をいっぱいもらって暗い中で全員集合。みんな大満足でいい顔してましたね。お菓子の用意をして下さった母の会のお世話さんたち、ありがとうございました。
☆★☆ リーダーシップがあちこちで見えていました
全体のMC〔司会進行〕はヒコーキ〔小6〕が初挑戦。中1のトン・ジュースがフォロー。今年は小学校の運動会を考慮したら試験にかかった中高生たちもいて、Sr参加が少なくなりました。欠席者も結構ありましたが、それでも50数名の幼児小学生をまとめるのはなかなか大変です。MCもパートナーとしてのフォローも場数の経験で力が付いていきますから、また頑張ろうね。
一方で、普段のパーティ活動でのリーダーシップが生かされていた場面もありました。ヒコーキが打合せ不十分のため急きょソングバーズのリーダーに抜擢されたメダカ〔小3〕は、声もしっかり出ていて一生懸命やっていましたね。毎週、幼児小学生の合同タイム20分間はソングバーズ係り数名がMCを務めています。また、4チームそれぞれのリーダーになった小4たちも、毎週ソングバーズ係りやテーマ活動係りをやっています。周りに声をかけながら頑張っていましたよ。
お菓子がいっぱいでしかも発表抜きのハロウィーンは、子どもたちには一年間で一番人気のイベントです。でも、縦長で大集合のこの場でも、実はいつもにはない貴重な体験をたくさんしているんですよ。
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マイ・パーティでは毎年たくさんのラボッ子たちがカレンダーの絵に応募しています。お話日記を毎週のように描いて来るので、その延長線上に夏休みの絵があるようです。
毎年、夏の終わりの夏活動報告会で展示して披露しますので、いつもずらり並んで素敵な展覧会。お気に入りに投票して入選作には小さなごほうびもあります。もっとも私としては、丁寧に見ていただきたいので投票を考えているのですが。
さて、今年は全国から約3000点の応募があり、1次選考を143点が通過したそうです。これら2次選考に進んだ作品〔カレンダー採用の30作品を含む〕は1年間ラボセンター本部で保管されて、機関誌などで紹介されるチャンスがあります。
マイ・パーティからは今年33作品が提出されましたが、そのうち2点が1次選考を通過!
ここ最近毎年1次通過が出ていて、みんなの励みになっているんですよ。
・ アイラちゃん〔小1〕:「ガンピーさんのふなあそび」
・ マユカちゃん〔年中〕:「ぐるんぱのようちえん」
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このお話は何度も取り上げてきましたが、そのたびに少しずつやり方が違っています。
今回はみんな手品の道具を手作りしてきてもらいました。それを小さなプレイルームさんにはちょっと大きいカバンやら袋やらに入れて持って歩くところから始まります。「おかげで、普段でもバッグを持って歩くのが今お気に入りなんです」という声も。また、「空っぽの箱です!」というせりふが気に入って、「空っぽの○○です!と、何でも手に持っては言ってます」というお話も。
そういう訳で、6、7回やりましたが、その度に最初からするのでなかなかお話が進みません。いつもだったら筒や箱に入ったり出たりするのがみんな大好きなのに、今回はいつも一回森に逃げて行くところまででおしまい。今3歳がとても少ないこともあって、お話を通して楽しむよりお気に入りの場面を満喫することを優先しました。
また、いつか最後までやろうね。
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11月26日のパーティ内発表会で、中学生以上のグループは「ポワン・ホワン家の雲たち」を発表します。それから4ヵ月後の12周年の会ではそれを多言語で取り組むつもりですから、
そろそろ多言語を何にするかを決めなくては。
「ポワン・ホワン」は英語・日本語の他に、スペイン語、フランス語、韓国語があります。中学生以上の子たちは、7周年の会でスペイン語、10周年の会で中国語に挑戦しています。前々から今回の12周年ではフランス語か韓国語にと話していました。
今日はCDを聞き比べながら話し合いです。
・ 「ポワン・ホワンのお話のイメージがフランス語に合うと思う。韓国語のCDは北朝鮮のあのニュースの調子とは全然違っていたけれど、やっぱりフランス語の方がぴったり合うと思う」
・ 「母が韓国ドラマのファンなので韓国語が耳になじんでいる。この機会に韓国語を極めたい。でも、いろんな言葉をやってみたいという気持ちもある」
・ 「韓国語は、お母さんにドラマを見せられて飽きちゃった。フランス語の方が新鮮でいい」
・ 「今は韓国の方が身近になっているので、フランスのことを知りたい気がする」
という訳で、来年はフランス語・英語に挑戦することになりました。
多言語に対して「え~っ!」「やだ~~」という抵抗感がないし、これまでの体験から、単に言語としてではなく言葉を通してその言語圏に親しめると分かっているのですね。
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今年の夏は例年にも増してわくわくワークスの出品が多かったのは、とても嬉しいことです。全部で20数点でした。絵や作品を作って楽しむことでお話や歌・ナーサリーライムのイメージが膨らみますし、そこで微笑ましい親子の会話があるんだろうなと思うとまた嬉しくなります。ラボライブラリーにはいろんな楽しみ方がありますね。
そして、神奈川支部では500点の応募から20点の優秀賞が選ばれました。
その中に、マイパーティから入賞がありました。Prのユリちゃんママときょうりゅう〔小2〕の共作で、。ママ曰く「スポン!と抜ける感じを何とか出したかったんです」。出てましたよ、その感触が。夏活動報告会でもみんなスポン!と抜いては「あっ!」と思わず声を上げていましたね。
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ハロウィーン・パーティの司会進行は毎年小学高学年がやっています。
今年は、中1がフォローして、来夏国際交流ホームステイに参加する小6のヒコーキが担当することになりました。
昨日はそのための打合せとピニャータ作りです。
去年初めて本格的にピニャータを作って好評でしたが、へこんでなかなか割れなくて。。。
そこで今年は、糊を使わず小麦粉を水溶きしたものだけにして、(この方がパリッと仕上がるとか!?)
半紙も止めて新聞紙だけにしてみました。
今我が家のバルコニーに、ちょっと長めの張子が3つぶら下がっています。
実は土台に使った風船がまん丸くなくて長くふくらんだのです!?
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周年行事ごとに母の会でテーマ活動を発表してきました。その目的は
① 子ども達と同じ体験をして、テーマ活動を理解してほしい。
② テーマ活動を通して、お母さん同士もグループを越えて仲良くなってほしい。
そして、今日は第1回。13名出席。初参加も3人。発表はたぶん20名ほどかな?
リーダーをその場で募り、終わりには次回のリーダーも決まりました。
「ノートを一冊用意して記録を取っていくと良いですね」と私が言うと、「はい、用意しました」とお世話さん。あうんの呼吸!
ソングバーズを2曲やって、
Can’t You Line It? Pig In The Parlor
さっそく子どもたちと同じようにテーマ決めからスタートです。
事前に父母会で挙がっていた候補の中から、「不死身の九人兄弟」「そらのかけらを入れたパイ」「ヘルガの持参金」に絞る。それぞれ推薦者があらすじを話しながらアピールしたけれど、お話を知らない人も多く、3つ全部通して動いてみてから決めることに。
テューターは動く中には入らず絵本を広げて見せているだけ。子ども達10人くらいが遊んでいる横で、立て続けに3つ通す。これができるのはやはり数年に一度の積み重ねがあるからですね。
やってみて残ったのは「不死身」と「ヘルガ」。その感想は、
・ 「不死身の方が動きやすかった。ヘルガは間延びしてしまうところもあった」
・ 「ヘルガは場面を考えるのがおもしろそう。やっていくうちにどんどん楽しくなると思う」
・ 「不死身は動きやすくて楽しかった。登場人物のキャラクターを出しやすいかも。ただ、最後9人ともどこかに行ってしまって終わり方がさみしく感じた」
・ 「ヘルガは子ども達も大好きなので、発表も楽しんでみてくれそう。歌があるのも良い」
・ 「ヘルガの方が年齢的に成り切るのに違和感がない。理解しやすい」
・ 「不死身は役が多いからみんなでやるのにちょうど良い」
・ 「不死身は9人が子どもだから、大人である王様に子どもパワーで立ち向かうのが出せるかな?」
母の会のテーマ活動体験が蓄積されているので、「やりたいお話をやる」という建前が通せるんです。私はママたちにお任せの構え。
「ヘルガの方が楽しい!」と推す声が多かったけれど、そこはみんなが納得するまで話し合い、最終的には「不死身で常に10の役が揃うのは大変。毎回練習に来れない人たちも楽しく参加してほしい」という判断で、「ヘルガ」に決まりました。
「ヘルガ」のお話は、前田パーティのお母さんたちの雰囲気にぴったり!私もとっても楽しみです。
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今月で満1歳のミクちゃんは一人っ子。入会して7ヶ月になります。ミクちゃんは2歳になったばかりのアヤちゃんが大好き。ミクちゃんが寄って行って両手を差し出してくっついていくと、アヤちゃんはじっと見つめて受け止めてくれます。優しいな。
先週いつものように「○○ちゃん」「はーい」と点呼を取っていると、ミクちゃんがアヤちゃんの方を向いて「アヤちゃん」と確かに言ったんです。ミクちゃんママは、「まあ!」とびっくり。何と初めての発語だったんですよ!そして、今週はもっとしっかり「アヤちゃん!」と呼んでいました。見ていても嬉しくなるほど。とっても微笑ましい光景です。
今週初めて体験教室に来たママが終わったあとで、「Helloとか Are you ready?とか、子どもが言う場面があるんですね」と尋ねられました。「そうです。言いたい気持ちを育てて声に出そうというのが基本です。オウム返しで言っていても言葉は身に付きませんから」とお話ししました。
前述のミクちゃんの発語と基本は同じですね。必然性のあるシチュエイションで言いたいという気持ちを大事にするのは、ラボ独自のテーマ活動も国際交流ホームステイにも通じています。
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