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マイ・パーティでは1・3・5・7・10周年と周年の発表会を重ねてきました。普通なら次は15周年なのですが、それでは5年間も空いてしまいます。今年は6月で12周年。でも12、5というのも変だし、13では数字が良くない。ま、率直に言って名前なんてどうでも良い。子どもたちにチャンスを作りたい。ということで、来年の春12周年の会をします。
昨日と今日の父母会ではその話もし、周年では恒例の母の会のテーマ活動もスタートすることになりました。
ちなみにこれまでの発表テーマは、3周年で「ガンピーさんのふなあそび」〔この時は人形劇〕、5周年で「わらじをひろったきつね」、7周年で「おむすびころころ」、10周年で「3人のおろかもの」。
さっそくみなさんの都合を伺ってこれからの日程も決まりました。第1回の集まりでテーマ選びをします。できるだけ子どもたちと同じように取り組んでテーマ活動体験を楽しんでもらいたいと願っています。
初めて周年を迎える方は「えっ、私がやるんですか?」「ええ、楽しいですよ。やってみましょう!もちろん強制ではありませんが」
一方で、「またあるんですよね」と覚悟している方々も多く、「一緒にやりたい」という嬉しい声も。どうせやるなら多い方が良いし、大人だって楽しまなくっちゃ!ネ!!
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台風はそれたもののその影響で大雨洪水警報が出ていました。
夕方からのラボ、どうしよう。
3時の時点で雨は降っていなかったけれど、風がどんどん強くなっていました。
でもラボママに話してみたら、第一声が「車なら平気なんですけどね」。これで決まり。何しろ車で送り迎えの方が多いグループなので、来れる人がいるんなら私が行けば良いこと。
結局、お天気が理由でのお休みはゼロ。何とほとんどみんな来たんです。止めなくて良かった!私は歩きなので帰りはびしょ濡れになりましたが、今日のパーティは盛り上がっていたから大満足。
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この夏の貴重な体験を通して考えたことはたくさんあります。その中のいくつかをお伝えしたいと思います。
1.自己表現力を育てたい
ラボの国際交流は11月にスタートする事前活動があるのが特徴で、参加する仲間と共に、自己紹介アルバムや素語り、日本文化紹介など具体的な準備をしていきます。けれども、せっかく用意した物を現地でどう出していくかというプレゼンテーション力が無くては宝の持ち腐れです。また心の準備もしていきますが、いざホストファミリーや出会った人々とどう接していくか、それは一朝一夕で身につくものではありません。英語によるコミュニケーション力も、「しゃべれなくても平気」ではなく、話したいという意欲があれば力がつきます。帰国時の個人差が大きくなっていました。
一言で自己表現と言っても、自分を表現するには想像力・自信・相手を受け止める寛容性・人前に立つ度胸・積極性・柔軟性・リーダーシップ・モチベーションetc.いろんな要素があります。プレゼンテーション能力の基本が自己表現力ですね。
アンケート結果を見ても、自己表現力の養成はラボ活動に対する期待が大きく、そしてラボ教育の得意とするところでもあると思います。日頃のパーティ活動では、お話日記の絵を互いに自分で説明したり、希望の役を主張したり、テーマ活動の話し合いで意見を述べ合い、発表会で仲間と一緒に発表したり一人で発表したり、イベントで司会進行したり、・・・。自己表現力を育てるようにこれまで以上に意識的に一人ひとりのチャンスを作っていきたいと考えています。
2.「ひとり」の力を育てたい
引率しているとき、集団行動中は指示通りに動くのでほとんど問題なくても、一人二人になったときあるいはステイ中個人としての判断力が弱くていろいろ問題が起こりました。まあ良いだろうは通用せずルール違反には厳しいし、「どうして日本の子は困ってもじっとしてるだけなのか。カナダの子は何とかしようと考えて行動する!」とコーディネーターに呆れられたこともありました。
一方、4-Hキャンプでは、全員の前で一人ずつ次々にパフォーマンスを求められたり、誰かやってみないかと誘われると一人の手がパッ、パッと挙がったり。日頃、誰かと一緒ならとか順番にとか相談してとか、に慣れている私は驚きでした。
PrからSrまで、年代に応じたリーダーシップのチャンスを作っていますが、この秋から、グループのリーダーを順番に回すことは止めました。誰にでもチャンスをという考えに変わりはないのですが、かと言って受身でやってほしくないからです。おかげでKdは毎回希望者のジャンケンとなり、Jrは小3以上のソングバーズ係りとテーマ活動係りを自発的な希望で決めました。やりたくないならパスもOK と言ったのですが、辞退者は出ていません。張り切ってリーダーをやるようになりラボ活動そのものに積極的になった子もいます。Srは二人ずつだったのを一人ずつに変えました。中1のジュース・トンもやっています。どのグループもいい調子です。
3.大人になるために育てたい
子育ての目標は何だと思いますか?一人で生きていけるように一人立ちできるように、親の手を少しずつ引っ込めていくのが子育てですね。つまり、大人として一人前に育てるのが最低限の子育て目標ではないでしょうか。
北米の小さい子たちは日頃から年齢に応じた手伝いをし家庭の中で必ず役割がある。高校生までは夏休みが2ヶ月、大学生は3ヶ月もあるのですが、その過ごし方は日本とは全く異なっている。中高生年代はアルバイトをして自分のお小遣いを確保するのが普通で、大学生ともなればバイトというより仕事という構えで、学費や旅費〔バカンス感覚ではない〕なども自分で用意する。13、14才で近所の家のベビーシッターを信頼して任せられるし、4-Hキャンプでは社会人なしで大学生だけの手で運営を任せられる。本当に立派な仕事ぶりでした。
こんな現状を見たとき、違うのは子どもというより大人ではないかなと思いました。小さな子でも個人を尊重して大人がきちんと向き合う姿勢、大人になるために育てている親の姿勢ではないかと。いつまでも一人前として認めないのが日本。少なくとも高大生ともなればもう社会人という年齢なのに子供扱い。というよりも一人前であることを求めていないのです。
振り返ってラボ教育を考えると、特に高大生年代は一人前の人間に育てることが目標でなくては。ラボを卒業して社会に出たとき一人前として通用するように。そのためには、自己表現力や「ひとり」の力が必須。プレゼンテーション力やリーダーシップを育てなくては。
そして☆★☆ スタートは親の覚悟
長くラボ活動をしてきた子たちはやっと自分の番が回って来たという調子でスムーズに国際交流を受け入れています。が、息子の同級生の母たちと話していると、たとえ親が良い事だと思って勧めたとしてもうちの子はとても行かないと思う、という人がほとんどでした。そうか、それが一般的なのかと改めて認識しました。
が一方でラボッ子の中でも、親が「さあ、うちの子も」とやっと決心した頃には時既に遅く、子供はその気がなくてせっかくのチャンスを逃してしまったというのもよく聞く話です。本人がその気になれば行かせます、というのもよく聞く言葉ですが、現実にはまず親が覚悟を決めて参加する準備を整えておくことではないでしょうか。チャンスを作るのは親の役目、チャンスを生かすのは子ども本人次第と思います。
お子さんが中学生になるまであと何年ありますか?最短でも2年前、中1の夏行くなら小4の秋までに申込みが必要です。ラボッ子みんなを参加させてあげたいなあ。
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ラボって、やっぱり紹介による入会が多いんですよね。
そこで、前田パーティのラボママたちにアンケートして聞いてみました。
その結果は、下記の通りです。※後で届いたアンケート回答を加えました。
1.幅広い異年齢でたくさんの友だちと縦長交流ができる 24名
・ 異年齢の交流
・ 縦の交流もあるしみんな仲が良い
・ 年齢や地域が違うたくさんのお友達と交流できる
・ 仲間が増える!小さい子から大きい子まで縦長の交流がある
・ 「異年齢の群れ」である
・ 縦長のグループ活動
・ 異年齢による縦長でテーマ活動をする
・ 世代を越えて交流ができる
2.世界中の物語と出会うテーマ活動が中心、楽しんでできる 19名
・ ドラマメソッド
・ 英語を勉強するぞーっていうよりも、歌や物語などで親しみながら自然に英語が入って身についてくる
・ 英語圏その他の国の歌やお話(物語)を通じて外国語に親しめる
・ 世界各国の素晴らしい物語とたくさん出会える
・ 英語だけでなく日本語も大切にしている
・ 教材(ライブラリー)が優れている
・ 外国語と日本語のラボライブラリーでテーマ活動を行う
・ 話し合って創り上げ表現するテーマ活動
・ 自分たちで考えながら言葉と身体で表現していく
・ 価値観の違いを自然に理解することができる
・ 一つの目標に向かって頑張り達成感を持つ
3.自己表現力が身につく 7名
・ 豊かな表現力が自然に身につく
・ 自己表現が育てられる
・ 野外活動・人前力・将来につながる基礎を身近なお友達と体験できる
・ 度胸がつく
・ 社交性がついて積極的になる
4.イベントが多彩で、国際交流の機会もある 7名
・ イベント、国際交流etc. とにかく楽しい!
・ 普段の活動以外にいろんなイベントがあり、たくさん交流できる
・ イベントが豊富で家族ぐるみで楽しめる
・ ホームステイなど国際交流の機会がある
・ いろんなイベントや国際交流もあってスケールが大きい
5.その他
・ 何回か辞めたいと言った子どもに続けさせてきて良かったと思うこと
・ テューターの人柄&情熱が素晴らしい
・ 何と説明して良いのか、正直いつも考えてしまいます
以上は書かれていたことをまとめたのですが、恐らく書いてなくてもそうそう!と同意されることが多いのでは。また、感じていることは異口同音のようですが、誰彼となくよく使われる同じ言葉も出てきました。
前田パーティの場合、いわゆるキーワードは、「異年齢・縦長の交流」「たくさんの物語との出会い」「自己表現力」のようです。
空欄が結構あって、何と説明すれば良いのか・・・というのが本音の方も多いでしょうね。どうぞ参考にしてください。
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今日アヤちゃん〔満2才〕の弟が生まれたと5時間後にママから報告MLが届きました。ギリギリまでラボに通います、と先週もいらしてました。で、今週は?「主人の母にお願いしてあります。アヤはラボが大好きなのでなるべく行かせてあげたいと思ってます。」さらに、「息子のラボデビュー、親の私が今から楽しみにしてます!」と。なんて嬉しいことでしょう。
実はここ数ヶ月おめでた続きで、先月も「無事出産しました!」とミユちゃんママから報告がありましたし、あともうお二人も近々です。孫を授かるにはまだまだだけど、身内気分で何だかとっても嬉しい私です。
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☆★☆ kd〔幼児〕とJr〔小学生〕はそれぞれ合同パーティ
夏休み恒例の年代別合同パーティ。中学生以上の大きい子たちSrはリーダー研修です。
でも、今年は全6回のうち3回はテューターがお留守。全体的な打合せをしたあとはSr2人組のリーダーに任せました。特にテーマ活動ではお話を楽しむ導入としての活動を毎回課題としたので、ペープサートを用意したりクイズを考えたり工夫をこらして臨んだようです。毎回の活動計画と実施記録を読んでみると、元気の良いKd・Jrを相手にあの手この手で奮闘した様子がよくわかりました。それぞれにとってまたとない貴重な体験になったようですね。
☆★☆ Andrea の受入れ
レイが一昨年の夏カナダ・オンタリオ州にホームステイしたホストAndreaが来日しました。前田Pでは過去オーストラリアから3名を受入れしていますが、Andreaはこれまでにないタイプで、大人しくて自分の殻に閉じこもってしまうしホームシックにはなるしでホストのレイもご家族もずいぶん戸惑っていました。「表情でも言葉でも自己表現することが大事だと改めて思った」とレイは力を込めて話していましたが、「でも、受入れしたことを後悔していない」とも。良かった!
それでもせっかく日本に来たのだから、と帰国前にはAndreaのために「さよならパーティ」として夏祭りをみんなで催してくれました。Andreaに浴衣を着せてあげたいという思い付きから、参加者にはできるだけ浴衣か甚平を着て来るように呼びかけました。偶然にもAndreaは2年前にレイがお土産としてプレゼントした浴衣を持って来ていました。
当日は、紙風船とうちわのゲームや輪投げをやり、公園で花火もしました。参加者はそう多くなかったけれど、Srもリーダーを頑張ってとってもいい感じの会になったようです。
テューター留守中は、会場の鍵の開け閉めと安全管理を母の会のお世話さん中心にママたちにお願いしました。おかげさまで何事も無く、夏ならではの交流活動ができたことを感謝しています。
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ゆっくん〔中3〕は アメリカ・ウイスコンシン州〔州別チームはミシガン。〕に1ヶ月間のホームステイ。州境だったんです。
牧場で過ごしたい、アメリカの同年代の子たちと野球をやりたい、野球じゃなくてもとにかくスポーツを一緒にやりたい、というのが願いでしたが、残念ながらことごとく叶わなくて最初落ち込んだとか。
でも、「気持ちを切り替えて」与えられた環境の中でホストファミリーや出会った人々と充分楽しく過ごしてきたようです。誰とでもどこでも仲良くなって楽しくやるというラボっ子魂を発揮できて幸いでした。十代半ばで丸1ヶ月間一人で生活してきた体験そのものが自立への第一歩です。
帰国後の変化をまず感じたのは夏活動報告会でした。前に立って帰国報告をしていた時、「国際交流に行きたいと思っている人!」と尋ねた後で、「こういう時は自分でちゃんと意思表示した方がいいんだよ」とみんなに語りかけていました。
パーティ活動でも夏前に比べるとテーマ活動で積極的に発言しています。どんなステイだったのかはまだ細切れにしか伝わってこないけれど、「アメリカは何もかもデッカイ!」「アメリカに住みたい!」という言葉からも、何か感じて帰ってきたのだろうと思っています。
ホームステイ体験談やその成果は、何ヶ月経っても何年経ってもじわじわと出てくるんですよ。これからが楽しみです。
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とっても遅い挨拶になってしまいましたが、無事帰国しました。
この夏、カナダ・アルバータ州へラボッ子を引率しつつ、私自身もホームステイしてきました。引率は「何かあって当然」と覚悟していきましたが、成田集合から東京駅解散まで大小さまざまな出来事が起こり対応してきました。
そして帰国後は報告に次ぐ報告で、書面以外でもその場は数えること実に6回ありました。何度も振り返ることで考えも整理されていったように思います。
でも、私個人のホームステイは中身が濃くて本当に大満足。「1ヶ月じゃなくて1年間くらいですね」と言われたくらい、実にたくさんの人たちと出会いたくさんのいろんな所に行き、まさに楽しく充実した日々でしたよ。
この貴重な体験とそれを通して考えたことは、10月の父母会で是非お伝えしたいと思います。乞うご期待!!
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日付が変わって、とうとう今日が成田集合の日。でも、まだ準備が終わっていません。トホホ。。。
実は今日のほとんどは家の片付けでした。家中ラボのものが散乱し、挙句に準備で引っ掻き回しててんやわんやの数週間。その付けが回ってこの始末です。息子が私より3日前に帰国になるため私の両親に頼んで駆けつけてもらいます。だから、足の踏み場もない状態を何とか片付けておかなければならなかったのです。
さらに、主婦が1ヶ月留守するということは、銀行初めあれこれこまごまと段取りを付けておかねばなりません。
あっ、こんなこと書いてる場合じゃない!
PCもこのところご無沙汰で、カナダのコーディネーター、2人のホスト〔後半も無事決まりました!〕へ連絡とって、そして、息子のホストファミリーへも最後のご挨拶をしておかなければ。
では、ひとまずこれで。
行ってきま~す!!
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今、よくパニックにならないなあと自分で感心するほど多忙です。初めての国際交流引率を控えて、事前活動の担当・引率州の参加者への連絡・日常的なパーティ活動・夏休み中の活動の計画と用意・留守中のパーティのお膳立て・秋以降の行事の会場取り、そしてこの夏ホームステイ参加の息子と私の準備。結局この自分のことが後回しになってしまい、正直言って今あせっています。
私のホストファミリーはまだ前半しか決まっていません。大人なんだし自分のことは何とかなるだろうと楽観視しています。でも、息子のことはやはりできることは手を尽くしてやらなければならないでしょう。
ユメは中3で、部活は野球部。夏が本番の野球ですから、行かないと言い出すのではないかと少々気がかりでしたが、そこは何とかクリア。やはり小さいときからラボで育ち、次はオレの番!という気持ちでいたようです。
ミシガン州のホストファミリーが決まったのは比較的遅くて6月中旬。それまでは、事前活動担当の母親の元に同じグループの仲間から次々と決定の報告が入り、いいなあとうらやましそうでした。
さて、決定通知が来たものの、ホストファミリーのapplicationや写真はなく、挙句にメールアドレスもわかりません。ミシガン州のコーディネーターにメールを書いてメールアドレスを教えてほしいとお願いしました。それから何度かメールのやり取りをして、ホストファミリーのカウンティの方から昨日やっと嬉しいメールが届きました。直接ホストファミリーを訪ねてメールアドレスを聞いてきたと。もちろんすぐに私とユメからそれぞれメールを送ったら、本当に即座に返信がきました!ユメの出発の一週間前です。ホストファミリーのapplicationや写真は相変わらず届かずどこかをさまよっているようですが、ホストマザーからの心のこもったメッセージを読んでこれまでの心配は一挙に解消してしまいました。
e-mailとは何と便利なもの!!
私の行くカナダ・アルバータ州のコーディネーターはラボ国際交流を支え続けて15年、ミシガン州のエデュケーターも18年だそうです。こどもたちのホームステイのために一生懸命働いてくださる様子を垣間見るにつけ、まるでラボ・テューターのようだなあと思いました。だからラボとの長~いお付き合いが続いているんですねえ。
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