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3週間は短い!やはりせめて1ヶ月あるといいな。
昨日はパーティでお別れ会をしました。まだまだ冬休み中で欠席も多かったけれど、楽しい時間を持てました。
特に小学生以上の時間にSARITAが教えてくれたCAT&MAUSEはみんな大喜び。走り回って楽しんでいました。
また、SARITAはラボッ子一人ひとりに、出会いの感謝と歓迎会で手渡したプレゼントのお礼を書いたメッセージカード〔シート〕とキャンディを渡してくれました。彼女は以前の来日者たちと違ってこういう時用のいろんなおみやげをたくさん持って来ていたし、とても筆まめです。でも、とは言えたくさん枚数書くだけでも大変だっただろうにと、やはり気持ちが伝わるものですね。
受け入れ2回目のホストマザーも話していたのですが、全く初めて出会った異国の子を受け入れ生活を共にして家族同然の絆を結んでいくのは、何とも不思議な縁を感じます。その交流のお裾分けをもらったマイパーティのラボファミリーも、最初は「オーストラリアから来た女の子」として見ていたのがいつの間にかSARITA自身として受け入れていました。ホストマザーも「やっぱり〔交流は〕個人なんですよね」。テューターとしても、改めて受け入れる側の気持ちを考え国際交流を考える良いチャンスになりました。
今朝お別れの挨拶に行ってまた話していると、正直言ってだんだん別れがたくなってしまいました。ちょっと幼いところもあるけれど、純真で誰からも好かれる良い子です。何年か経ったらまたどこかで会えるような気もしました。日本で?オーストラリアで?
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私は3回目のウィンターです。12月27日出発、3泊4日。
近年で年内にこれだけ降ったことはない、と地元の方もびっくり。
*訂正します。近年にない、ではなく、過去にないようですね!
道路は除雪されているので、貸し切りバスはチェーンを巻いて無事到着。でも、道の両側は雪の壁になってました。
1班にはオーストラリアと中国からのユースも参加していて、
各ロッジに必ずユースのキャンパーがいました。
国際交流キャンプにふさわしい良い雰囲気。
アンデス4はキャンパー30名とシニア2名。
全員が仲良くなってまとまるにはちょうど良い人数です。
ただ、テューター参加は少ないのでロッジマザーがいないところの方が多い。
来年夏に国際交流に参加する中高生を中心に、
(でも、A4はキャンパーの3分の1くらいで予想外に少なかった)
シニア経験者の高校生やコーチ格の大学生もたくさん参加していたので、
やはり全体的には大きい子が多い印象でした。
夏は部活でキャンプに参加できないからウィンターに来たという中高生も結構いました。
ロッジ活動以外のプログラムは、
2日目に異文化交流のワークショップが午前午後の2回。
3日目は雪原の野外活動と、夜は雪も上がって、雪の上でのキャンプファイヤ「ゆきまつり」もできました。
恒例の姉妹ロッジ交流ではなく、
事前に組み合わせてあったパートナーロッジとの交流が2回あったのが新しかったです。
異文化交流のWSで、私は「国歌にこめる熱きメッセージ」というコーナーに行きました。
日本を初め、アメリカ・オーストラリア・ベトナム・韓国などの国歌の歌詞の内容を知り、その成り立ちを知り、やはり考えさせられました。
最後に「もし新しく日本の国歌を作るなら」と、「ひとつしかない地球」の替え歌をグループ毎に考えたのですが、
キャンプなどのラボッ子体験や日本の未来を思う気持ちなど、ラボッ子たちの豊かなメッセージが織り込まれた替え歌はなかなかのものでした。
掛け声付やラップなど一味加えたものもあって、おもしろかったです。
野外活動はキャンパーの選択ではなくパートナーロッジ毎で、
私たちは雪が降る中を苗畑という所まで歩いていってさながら雪上運動会。ゲームやレースをやりました。
動き回ってるときは全然寒くなくて楽しかった。
A4では、時間があればと私がシニアに提案して、
来年国際交流に行く子たちへ体験者からのアドバイスタイムが実現。
不安なことや質問に対して生の声をきくことができました。
みんな熱心にメモをとっていたし、体験者の言葉には説得力がありました。
将来行く子たちも一緒に、国際交流を身近に感じられたかも。
今回のロッジは私にとってこれまでにない雰囲気でした。
シニアもキャンパーも特に強い個性の子がいるわけではなく、
でもやっぱりいつの間にか仲良くまとまってきて、
「キャンプに来て良かった」「いいロッジだった」と口々に語り、
別れが寂しそうでした。
中には、国際交流に来年参加予定なので渋々来たけれどという本音も告白し、「楽しかった。ラボ頑張る!シニアもやりたい!」という声も。
4日間を共にするロッジ仲間はたまたま出会った者同士。
でも、どんなメンバーであってもたちまち仲間の絆が結ばれる。
ラボッていいなあ。ラボッ子て何てしなやかなんだろう。
もちろん私も楽しかった。またたくさん学んだ。
行って良かった!と、心から今そう思っています。
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午前中はホールで発表会、午後は和室大広間でクリスマス・パーティ&SARITA 歓迎会。
☆★☆発表会は、いつもの様子を見ていただきたくて
特に小さい子たちはいつものままに、参観日。Kd〔幼稚園児〕以上は毎週の活動の仕上げとしての発表です。発表会は決して特別ではなく、いつもの延長線上にあると考えています。
今回は年代別に5つのテーマ活動とソングバーズを次々に。
*詳しいプログラムは少し前に書きましたのでそちらをご覧ください。
発表は率直に言って上出来!!それぞれ充分力を出し切っていましたね。へえ、なかなかやるじゃない!と私も感心しながら見守りました。 発表の緊張感が程よく作用して、みんな胸を張って「頑張ったよー!」と言わんばかり。初めて発表に臨んだ小さい子たちは〔Prと星川のラボママたちも〕さすがにちょっと緊張気味でしたが、Kd〔幼稚園児グループ〕以上はステージに立つことも慣れてきて、むしろ集中力を発揮して伸び伸びと自己表現しているように感じました。
特にJr〔小学生〕の「3びきのこぶた」や「JUGEM」〔寿限無の名前のみ〕は小学生のパワーを見直しましたよ。
運営面は、ホール使用が午前枠のみだったのでまさに分刻みのタイム・スケジュールでしたが、たいへんスムーズに進行して時間通りに無事終えることができました。まずほっと一安心。ふーっ。こういう発表会形式にラボッ子もラボママもみんな手馴れてきているためですね。おかげで予定外の全員の記念撮影までできましたし、在籍表彰では一人ひとりメッセージを読み上げることができました。
お客様はご父母はもちろん、おじい様おばあ様も何人もいらして下さっていて、嬉しいことに、開場とともにあっという間に客席が埋まっていました。たくさんのお客様に見ていただけて良かったね。
☆★☆午後はパーティです!
まずポトラック・パーティで始まりました。人数が増えて会場は狭くなったけれど、持ち寄りは皆さん楽しみにしているようですね。今日は朝から集まっているのに、素晴らしいごちそうがずらりと並びました。場内整理をしていると、ママたちが「テューターも早く取らないと無くなっちゃいますよ」と気遣って下さいました。そうなんです。ホントにあっという間に食べ尽くしてしまう、おいしいおいしい会食です。
ソングバーズは二重の輪になってクリスマス・ソングを4曲。Rudolph, the Red-nosed Reindeer はSr〔中高大生〕に教えてもらって初めてやったけど、みんな楽しそうだったね。
お待ちかねのSARITAタイム。英語日本語で自己紹介してもらい、ホストのメグからも様子を話してもらいました。全員一人ひとりからプレゼントを手渡し〔すごい数!紙袋3つ分はあった〕、サリからもみんなにオーストラリア・コインとちっちゃなコアラをもらいました。良かったねー。
最後に年代別に丸くなってプレゼント交換。会場が暗くならなくてキャンドル・サービスができなかったため、クリスマス・プログラムとして初めての試みでした。包みを開けながらひとしきり賑やかに。
そしてお開き。みんなみんな笑顔で帰って行きました。
本当にたっぷり楽しんだ、充実した一日でしたね。
これにて今年のパーティ活動はおしまいです。
私はあさってから黒姫ウィンター・キャンプ1班に行ってきます。
もうひと頑張り!
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16歳のSARIは明るくて素直な女の子。国際交流の受け入れでマイパーティにきました。今日はKd(幼稚園児)、Jr(小学生)、Sr(中学生以上)の年代別に交流会。歓迎会は25日の発表会の後、改めて全員でやります。
今日はゲームも、グループそれぞれに用意してSARIに説明してもらいながらやりました。
・ Kdでは、DUCK,DUCK,GOOSE のクリスマス・バージョンとして〔私の発案ですが〕、Reindeer, Reindeer, Santa! みんな大きな声を合わせ、走り回って大喜び。
・ Jrでは、ちょうど「3びきのこぶた」をやっているので、Mr.Wolf,Mr.Wolf,What time is it now?を。もちろん、dinner time は6時〔かぶ畑〕と5時〔りんご〕と3時〔シャンクリンの市〕です。こちらも飽きずに何度も何度もやりました。SARIもこのお話をよく知っていて、嬉しそうだったね。
・ Srは、SARIも一緒に発表する Winter Wonderland と、ウインター・キャンプの共通ソング2曲をSARIに教えながらみんなでやり、あとはにぎやかにおしゃべり!
SARIは日本語も勉強しているようですが、まだまだ片言です。時にはその日本語がわからなくて思わず英語で確かめる場面もあってまた爆笑!でも、照れずにどんどん話そうとするから本当に感心します。だからみんなも何とかコミュニケーションをとろうとして、すぐに親しくなりました。また、SARIは小さい子が大好きで「カワイイ!」を連発するし一度名乗ると名前を覚えようとしたり、とにかく自分からどんどん関わろうとするのです。Srたちとはもうすっかり打ち解けて仲良くなり、ホストファミリーが多忙な日は一緒に遊びに行く相談もできています。
SARIとさり気なく接するラボッ子も素晴らしいし、SARIのようなコミュニケーション力をみんなが身につけてほしいなと痛感しました。
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12月25日のクリスマス発表会で「おかあさんのたんじょうび」をやります。私はパーティでやっているいつもの様子を見てほしいので、お話が流れる英日CDをかけてママと一緒にやります。13人いるので2週間前に一応みんな好きな役に決まりました。
初めはお話の半分もできなかったのに、今週は何と最後までやってもちっとも長く感じなくて、自然体で楽しくできました。本当にすっごいなあ、とテューターは感心することしきり。
めんどりや牛、くま等などはママと一緒にそれらしくやってすっかりみんな動物気分だし、どうやらみんなストーリーをわかって来たようです。もちろん1才さんや2才さんは時々ウロウロ歩き回っているけれど、それもいつものまんまだからOKというわけ。それにしても、私としてはプレイルーム年代でこれだけできれば本当に素晴らしいと思いますが、実はラボママたちの力があってこそなのです。ママたちには、「子どもたちには無理に言わせないで。でもママたちはしっかり声を出してやってくださいね」とお願いしてあったのです。すると回を重ねるごとにママたちの声がよく聞こえるようになり、そうすると子どもたちも一緒に言っているのがわかりました。
発表の会場はホールで、プレイルームさんは初めてステージでテーマ活動をします。本番はどうなるかわかりませんが、それはそれ。まあいいや、と私はすでに満足しているところです。
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2曜日合同になり25人の小学生。今も曜日毎にソングバーズ係りとテーマ活動係りがリーダーをしています。
まずグループ毎に考えていた表現の違いを一つにまとめることをやりました。あまり大変にならないようにこれまでにテューターが少しずつ互いの情報を伝えていたのですが、合同になって改めて表現を考えることも大事です。
今はこぶたとオオカミの気持ちの変化をセリフと身体で表現すること、ナレーションに気持ちを込めることが目標です。同じ役で一緒に考えたり全員でシェアしたり、自分でラボノートに書いたりしながら、生きたことばを求めています。
前回は後半をみんなで考えました。作戦タイムのあとのシェアでは、
・オオカミ/怒ってるとき、悔しがってるときの気持ちを表現する。
・こぶた/オオカミを見つけて驚いた気持ち、こわい気持ち、あわててる気持ちを出す。
・ナレーション/切羽詰まってるところ、「思わずカッとしましたが」、「ぎょっとしたのなんのって」、「どうしたらいいかわかりません」などの気持ちを込める。
人数はいるけれど低学年が多いしラボ歴もさまざまなので、特にナレーションはことばの入っていない音楽CDでやると少々苦しいところもあります。でも、無理やり滞りなく言えるようにするよりも、自分の力でできるだけ頑張って生きたことばを発してほしい。精一杯を発表しましょう!
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星川グループ1才から4才の8人のラボ歴は長くて半年、短くて1ヶ月余り。平均で4ヶ月にも満たないメンバーです。
テーマ活動も場面を切り取って楽しんでいたところなので、みんなでやっているときもなかなかCDに注意が向きません。そこで、お気に入りの役のどのせりふを言いたいか、3つか5つくらいママと相談して考えてもらいました。お歌を歌っても元気のいい声が出るようになってきたし、ワフ家も英語日本語に関わらず時々しっかりした声が聞こえると、「わあーっ、すごい!上手ねぇ」とすかさずママたちからも声が上がってみんなで盛り立てています。
入会してまだ2ヶ月も経たないかずやくん(2才)は、お友だちと駆け回るのが好き。本当はまだラボというより同世代のお友だちがいるから嬉しいのだと思います。それでも、ママがおうちでCDをいっぱいかけて下さると口ずさんだりシャドーイングするようになり、パーティ活動中も少しずつみんなのラボに参加するようになってきました。「家でCDかけてると違うものですねぇ」とママもにっこり。そうなんですよ。とびきり耳の良い今がチャンス!ラボの1時間とおうちでの1週間がつながるとうんと楽しくなりますね。
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13人のラボッ子とママたちでやります。Prの発表の一番の目的は参観日。いつもどんなお友だちとどんなふうにやっているのかな、と観てもらえるといいな。いつものまんまが一番です。
このお話は以前やっていたけれど、初めてのラボッ子も何人かいます。だからいつものテーマ活動のように毎回なりたい役を変わってやってきて、その上で先週一応発表会の役を決めました。好きな動物があったり一緒にやりたいお友だちがあったり〔3才のみゆちゃんは1才のりさちゃんと一緒に!〕、それぞれの役に落ち着きました。ママたちがどんどんCDのシャドーイングをして下さるので、子どもたちもプレッシャーを感じることなく楽しんでやっていますよ。
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18名の幼稚園児・保育園児さん。火曜金曜合同でやるので、今はできるだけ2曜日出席です。
このお話は繰り返しが多くて歌のような演出になっているので、リズムに乗ってよく声が出ます。マイクの前で言ってる声を聞きながら合わせて言いながらやるように声かけしています。お家へ帰るところからが難しくてこんがらかるけれど、何とか最後までたどり着けるといいなあ。
PrのAre you ready?は誰でもやっていいけれど、Kdは5才になったらできることにしています。中にはやりたくても「5才じゃないからダメ」とお友だちから言われることもありました。12月初め、待ちに待った5才のお誕生日を迎えたユウくんとリリちゃんが「5才になったよ。リーダーやりたい!」と主張しました。もちろんみんなもOK!で、大きな声でやりました。
この頃ではAre you ready?の掛け声だけではなくて、「ごま塩だよ。そこは塩塩になってる(!?)」とか「LABO!」とか、リーダーらしい自発的な声が出ることもあるんですよ。
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CDライブラリーの音楽を聞き絵を見ただけでもこのお話のあったかさが伝わってくるようです。でも、音楽CDにした途端、「暗~いねえ」という状態でした。何とか少しずつ変わってきていますが、なかなかインガルス一家のようにはいきません。
大きい子たちのテーマ活動は納得できるまでじっくりと進みます。
そんなとき、ある日のふとした会話。
ミサ:「このお話は人間しか出てこないから役次第だねえ。でも、こういうのを絶対やった方が良かった。『注文〔の多い料理店〕』とかみたいに表現考えたりじゃないし、とにかく役頑張るしかないから。」
アヤ:「『注文』は頑張ったよねー。あれはかなりだった。〔紳士の役〕大変だった!」
ミサ:「声だしゃOKなんてのは小学生までだった!」
トン・ジュース:〔顔を見合わせて笑いながら〕「そうだったかなー」
メグ:「『ドゥリトル〔先生、海をゆく〕』はナレーションとかのチェックも厳しかったし、この頃はテューターに、どうしてそういう言い方なの?とか言われるし」
先日もあるラボママがしみじみと、「前田Pはどんどんレベル高くなってますよねえ。うちの子が小さい頃なんて今のPrやKdみたいなことやってなかったですよ。Srだって、この前の『キジムナー』見たときには本当に驚きました。素晴らしかった!!」
ありがとうございます。今度はどうなるか分からないけれど、でも、今もみんな一生懸命やっていますよ。このまま精一杯をステージで見せてほしいと思います。
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