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but not Ferdinand. He liked to sit just quietly and smell the flowers.
けれども、ふぇるじなんどは そうでは ありませんでした。
いつも ひとり、くさの うえに すわって、しずかに、はなの においを かいで いるのが すきでした (『はなのすきなうし』より)
3年ぶりに参加したファミリーキャンプ、二日間お天気に恵まれ、親子同士のゆったりした交流を楽しみました。キャンプテーマの『はなのすきなうし』は季節的にもいろんな花が咲くゆつぼの自然の中で遊ぶことができ、子どもだけでなく親世代にもメッセージ性の高い物語でよかったです。他の牛たちのように闘うことを好まず、ひとりで木の下で花のにおいをかぐのが好きなフェルジナンド。みんなと違っても大好きなことを貫き通す勇気と個性を持っています。
そのお母さんの姿勢にも教えられます。そんな息子を理解し、そのままでいいんだよと見守る母親の賢さと愛情。野多目Gで読み聞かせしたとき、最後の場面で「また自分の好きなとこに帰ってるね」と男の子のことば。好きなこと、安心できる場所をもっているのは幸せですね。
ラボパーティではいろんな子どもたちが集います。みんないろんな個性があり、好みの色も、好きな物語もキャラクターも様々です。そんな彼らが一つの物語をみんなで選んで、テーマ活動していくとき、相手を受け入れたり、自分はこう想うと意見したりしながら進めていきます。
今、15周年のテーマ活動発表にむけて小学生以上の二つのグループでは数多くの物語の中からテーマを決めつつあります。発表という目標を立て、みんなで力を合わせて乗越えていくプロセスは彼ら自身のものです。ですから、一人ひとりが意識して、毎回のパーティでテーマ活動に向い、人まかせにしない主体的な関わりを見せるとき、全体が上がっていきます。
井上パーティ全体で今、特に意識して取り組む必要があることを3つあげるとすると、まずは当たり前のことですが、CDライブラリーの聴きこみです。それから、テーマ活動をするときのシャドウリング。やっている人もいますが、CDの後追いしながら英語日本語をマネすること。三つ目はパーティの外に出て交流体験を積む‘外向きな姿勢’。ラボの交流行事に積極的に参加しましょう。サマーキャンプも近づいてきました。ご家庭のご理解とご協力をお願いします。 |
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