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ことばがこどもの未来をつくる(その2)
1月最後のパーティはちょうどT君の12歳の誕生日、みんなでお祝いしました。
プレイ~キディ~小学生年代の彼は家でたくさんの絵本・物語・ライブラリーとともに
静かに聴いたり読んだりすることと、ラボの仲間とワイワイしながらテーマ活動する
ことを経験して成長してきた10年間であったように思います。
『食べたものが身体をつくり、聞いた言葉が心をつくり、話した言葉が未来をつくる』
というフレーズを聞いたことがあります。特に生まれてから彼の年齢くらいまでに、
何を食べたかで身体の骨格はできるし、どんな言葉を読み物で読んだり音で聞いたか、
どんな人から言葉を聞いたかでこころの土台も作られる。これからどんな言葉を発して
いくかで未来はつくられていくということです。ポジティブな言葉なのか、相手を思い
やった言葉なのか、自分の思いを伝える言葉なのか⇒コミュニケーション力ですね。
ラボの『ことばがこどもの未来をつくる』にちょっと似てますよね~。
これは会社を立ち上げた谷川雁という詩人の作ったことばなのですが、ラボ教育55年
の間に脈々と受け継がれてきました。英語教育団体なのに【英語】ではなく【ことば】が、、、
ときているのに意味があるのです。
もちろん【ことば】のなかには【英語】も含みます。【日本語】というか【母語】も含む。
さらに【韓国語】【中国語】といった多言語も。聴く物語の言葉も、テーマ活動を作る
時に話す言葉も、発表会ですりこんだ言葉も、ナーサリーも詩もフォークソングも全部。
それはただパターンで繰り返す記号のような言葉ではなく、血の通った人の温もりのある【ことば】。
ラボがいわゆる会話練習ではなく、物語を題材にしている理由です。
パーティではこの時期、毎週いろんな物語を取り上げてテーマ活動しています。
1月は『グロースターの仕立て屋』『チピヤクカムイ』『三人のおろかもの』をテーマに
やってみました。一回ぎりではありますが、物語の背景にある国の文化にも触れてから、実際お話の中で
役を決めて再現しています。
コロナで私たちがNew Nomalという日常のなかに置かれてはや一年が過ぎました。
もうしばらく続く自粛の日々、交流もままなりませんが、物語CDは家で聴けます。
車で聞けます。今こそ一度基本に帰って、所有されている世界の物語をおうちで一つ
でも味わってみてください。「目標は3月末までに55回(個)の物語を聴こう」です。
春合宿のテーマの『ふしぎの国のアリス』や『ロミオとジュリエット』はどちらも
すでにマイページで聞けます。ぜひ活用してくださいね!
2月のラボ・パーティ Weekly Newsでご確認ください。中高生は~8:00
2月 5日(金) 6~7:30 一回きりテーマ活動「三人のおろかもの」
12日(金) 6~7:30 『夏の夜の夢』
19日(金) 6~7:30 『ロミオとジュリエット』
26日(金) 5~7:00 〃
※毎回テーマを変えていろんな物語に出会いましょう
♪今月のナーサリーライム
*If all the seas rea one sea(もしも世界が一つの海だったら)暗唱と身体表現
*The Queen of Hearts(N2 2-25)
★4/2に予定している“節目の会”をみんなで計画しよう |
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