Mary had a little lamb
Mary had a little lamb
Mary had a little lamb,
Its fleece was white as snow;
And everywhere that Mary want
The lamb was sure to go.
メリーはこひつじかっていた
しろいけがわはゆきのよう
メリーがいくとこどこへでも
こひつじきまってついてった
It followed her to school one day,
That was against the rule;
It made the children laugh and play
To see a lamb at school.
あるひがっこうへおともした
こいつはきそくにはんしたが
こどもたちはおおよろこびさ
がっこうにひつじがいるなんて
And so the teacher turned it out,
But still it lingered near,
And waited patiently about
Till Mary did appear.
すぐにせんせいにおいだされたが
こひつじやっぱりそばでうろうろ
しんぼうづよくまっていた
メリーがすがたをみせるのを
Why does the lamb love Mary so?
The eager children cry;
Why, Mary loves the lamb, you know,
The teacher did reply.
どうしてこんなにメリーがすきなの?
むちゅうになってみんなはきいた
だってメリーがこひつじすきだから
そういうものよとせんせいこたえた
この歌は作者が知られているものの1つです。アメリカのマサチューセッツ州のボストンに住んでいたヘイル婦人(Mrs. Sarah Josepha Hale, 1788-1879)が1830年の初めに『少年少女のための文集』に発表したものです。
韻について
詩のそれぞれのスタンザ(連)の最後の単語を見て下さい。第1スタンザ以外は押韻形式がababのカトレイン(4行連)でできています。…つまり、第2連を例にとると、最後の単語が“day”,“rule”,“play”,“school”です。読んでみるとわかりますが、発音が[d-ei][r-u:l][pl-ei][sk-u:l](‐は本当は入りませんが、わかりやすいためにいれています)と、1行目と3行目、2行目と4行目が同じ音で終わっていますね。これを韻を踏むといいます。英語ではこういった韻(おもに脚韻)を踏んでいて、口に出して読んだときの響きをたのしんだりします。最近の歌でも韻を踏んでいるモノはたくさんありますので、英語の歌を聴くときにちょっと思い出して歌詞を見てみてくださいね。他にも頭韻(“little”,“lamb”,“love”など)、倒置など文学的な規則や表現がつかわれてます。 |