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「『Trick or Treat!』って言いながら紐をひっぱってね!」とTテューター。 小さなかわいいペーパーボックスの上にハロウイーンの飾りが施してあり、その箱から、 四方八方に紙紐が!昨日の地区研究会でのこと。 皆さん 頭をくっつけて 「キャー!」「何やろね!」「楽しみ!」と何十年前の少女のように、 「私も紐つかませて!」とか言って必死に?紐をつかみました。 「皆の数だけ紐はあるからね」とTテューター。この言葉がけが大人の私たちにも嬉しい! (イッセーノーデエ!)「Trick or Treat! 」でひっぱり、同時にTテューターがふたをあけました。 なんと紐の先にはお菓子が!!!「わー!」
紙のふたには石ころでボディーを作ったスパイダー。足はカラフルなモールでした。 前にLNPでeency weency spiderをしていたとき、紙のegg carton(紙製卵容器)と モール を使ってスパイダーを作ったのを思いだしました。 TテューターのTrick or Treat Box とLNPのスパイダー君をご紹介します。
 
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もうすぐハロウイーン!
11月1日は万聖節。
その前夜祭10月31日“All Hallow's eve"を略すとHallowe'en。(Hallowは聖人)
この夜はありとあらゆる魔物や魔女が横行闊歩するといわれ かぼちゃをくりぬいてJack o'lantern で魔よけをしたり、 仮装をしてお菓子をもらいに行くTrick or Treatで楽しんだりという行事はよく知られているところですが、 少女達にとっては、愛の願掛けをする夜として大切な日とも言われていることは 日本ではあまり知られていないようです。 また11月2日は万霊節といい、すべての死者の救いを祈る日で、 この前夜 すなわち万聖節の夜にはsoul-cakeを食べることになっていて souling とかsoul caking というもらい歩きがcaking というもらい歩きが大人にとっても子供にとっても楽しみな行事になっているそうです
少女達は、二つ葉のクローバーを右の靴に入れながら下の詩を唱えます。
Put it in your right shoe;
The first young man you meet,
In field,street,or lane,
You\'ll have him or one of his name.
(右の靴にいれなさい
畑か街か路地で最初に出会う青年と結ばれるか
その者の姓か名のどちらかをもつ者と結ばれよう)
大人も子供も一緒に各戸を廻りながら口ずさむ歌です
A soul-cake!A soul-cake!
Please good mistress a soul-cake;
One for Peter and one for Paul!
And one for the Lord who made us all;
An apple 、a pear,a plum,or a cherry,
And good thing to maike aus merry.
LNPのハロウイーンラボで、ここ20年近く 人気プログラムの定番は Ducking for Applesならずポップコーンレース! ポップコーン早食い競争。チームの代表が出て競います。紙皿のポップコーンを手を使わずに早く平らげる。
毎年だれが出るか争奪戦?です。だってゲーム中にポップコーンが食べられる一石2鳥!
また Soul-Caking ごとき Cake Walkです! 床に撒いた人数分の足型を順番に踏んでいき音楽が止まったら一人が必ず1枚の足型の上を踏んで止まる。
たった一人に大きなケーキがあたる。会場全員参加しますが 宝くじより確率が高いと好評です!

(引用:マザーグースのカレンダー:藤野紀男《原書房》)
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“Have you ever seen sheep in Japan?"と聞かれたのは 湖水めぐりをしていて どの湖がどの湖なのか ペンを片手に 地図とにらめっこしていたとき。“Yes! Sometimes!" ととっさに答えましたが はたしてsometimesなんやろか?その昔 六甲牧場で見た雨上がりの泥だらけの羊の群れしかを思い出せていなくて。
湖水地方の羊は ハードウイック種と言う耐久性と防水性に優れた羊毛価値の高いものだそうです。Miss Potter が力をいれて地元での交配と飼育を提唱し続けた羊で現在に至り当地原産のものです。
空に続くかのようになだらかな丘の斜面で草を食む羊は あたりの風景に溶け込んで、こんなにたくさんいるのに なんてしずかな空気なんでしょう。
BooーPeep ちゃんの羊は どこで尻尾を忘れたのかなぁ。Black Sheep が2頭いるってことは 白羊は198頭居るってこと?など 考えながら みているとLittle Boy Blue やJack とJillのことなどが、フツフツと心の中をめぐって、どの湖がどの湖かなんてことは どうでもよくなったわけでした。(写真はHill Topの羊たちで右の羊は私としばらくおしゃべりをした羊さんです。)
 
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1905年 10月10日ベアトリクスポターは 『小さな絵本』シリーズの出版者であるロンドンのフレデリックウオーンに宛てに 湖水地方より1通の手紙を出しました。 “My purchase seems to be regarded as a huge joke.I have been going over my hill with a tape measure."(この買い物を悪い冗談かなにかだと思っている方も多いようですわ。わたくし巻尺を携えて自分の丘を歩きまわっていますのよ)
ベアトリクスがその夏農場を買ったばかりのことでした。
厳格な両親に育てられた彼女はロンドンの自宅で年老いた両親の世話をするのが当然と思われていました。毎年春と夏に一家は海辺や田舎へ旅行して数ヶ月滞在するのがならわしでした。やがて彼女が16歳の時に湖水地方を訪れるようになりました。
子供達が成人してからも休暇は家族ですごすものという暗黙の了解があり彼女が30歳になろうとするころ一家はソーリー村を訪れました。そのとき一家が借りたのは村のはずれのレイクフィールド邸でした。エスウエイト湖やコニストン丘陵の壮大な眺めを一望でき、また白亜の邸宅の裏手には羊や牛や豚を飼っている賑やかな農家がありこのとき彼女はピーターと名づけたウサギを連れてきていました。
“It is as nearly perfect a little place as I ever lived in ,and such nice old -fashioned people in the village...”(今まで住んだ場所の中で ここほど完璧に近い土地があったかしら。それになんて親切で素朴な村の人たち...)
9年後 2年間で5万部という驚異的な売り上げを記録した『ピーターラビット』というお話 そのほかのお話もそれに続いて大反響を呼びました。これらの印税で彼女はヒルトップ農場を購入しました。
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“アッ 黒羊や!”と黒羊君にカメラを向けた時、“Baa Baa Black Sheep♪”と歌う声が!。
フットパスをFar Sawrey村のChurchへむかって歩いていたときです。ハイカーの2人連れでした。どこの国の人かは?
私も歌うとにっこり笑って通り過ぎて行きました。なんだかいい感じ!って思って
黒羊君をみるとずっと草を食べている。
私は 親愛なる彼に“Baa-a♪ Baa-a♪ Black Shee-ep♪”とちょっと大きな声で一曲披露しました。 けどずっと草を食べている。ずっと向こうの方の白羊たちもずっと草を食べている。なーんにもかわらない風景でした。
なーんにもかわらない風景

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Windermere湖を見下ろせる素敵なロッジで宿泊した翌日、いよいよ湖の対岸へ出発です。
Bownessからカーフェリーでウインダミア湖を渡り、目指すは、ニアソーリー村。数分の乗船の後、小さなコーチでHill Topへ。
“That's your hotel,Buckle Yeat!'とドライバーにいわれ、見るとバックルイートは、なんと目前に!
白くて、かわいらしくて、お花に包まれて、絵本で見たのと一緒!!! びっくりしている私の横をぺたぺたと音をたててアヒルのMr.Drake とRebeccahとJemimaがすりぬけて行ったようにも思えました。
 
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ロンドンビクトリア駅を出発してから バスはGreat Britain 島の北西へ。
ロンドンシティーを抜け バーミンガムへ。マンチェスター過ぎて...車窓は刻々と変化。“あっ チムニートップや!”“アッ 牛や!”と言ってるうちに早起きのせいか、それにしても乗車時間すでに6時間、眠気に勝てなくなっていました。
ランカスターすぎて小雨が降り始め、外は曇り。窓の外は いきなり海岸!寝ぼけている私は“?”と思いながら海を見ながらまたいつの間にか眠ってしまい、気づいたときには、右も左も緑の牧場。“アッ羊や!”と叫ぶ元気もなく 小雨ふりしきる夕暮れの中 牧場の間を走っていくバスの中で“えらいところまで きてしまったものや”と思いながらまた眠ってしまいました。
“ウインダミア!”とドライバーの声で起こされたのは
ロンドンビクトリア駅をでてから8時間後。ほんの数人の乗客を乗せたまま バスは行ってしまいました。
  
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Near Sawrey 村は 快晴! 見渡す限りの青空と天まで続く緑の牧場に白い羊達。 ヒルトップは見事に昔のままの姿で生き生きと呼吸していました。
今回の旅の目的は、この村に滞在すること。 青い上着を着たピーターがくぐった白い柵を、犬のダッチェスがお手紙を読んでいるお花の中庭を、アヒルのジマイマの森やどこまでも続く石垣を、そしてこのすばらしい動物達に命を与えた湖水地方の大自然を体中で感じたかったからです。
宿泊したのは ポターさんのお家に向かって右の1軒おいてお隣のBuckleYeat。こねこのトムのおはなし パイがふたつあったおはなし こぶたのピグリンブランドのおはなしで有名なB&Bです。
お花の中を歩いて玄関脇のベンチに座っているマクレガーさんに出迎えられました。やがて玄関のドアがあいて 私はポターさんの世界にタイムスリップして行きました。写真はBuckle Yeatの全景と遠くから見たblack sheep。
  
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カンタベリー大聖堂といえばチョーサーのカンタベリー物語で有名ですが、 セントダンスタンのことを知ってからというもの、一度行ってみたいと思うようになりました。 実現したのは6年前。 ロンドンから鉄道で車窓の景色を眺めながら カンタベリーまで。
田舎町にある大聖堂は、細くて両側に小さなお店の立ち並ぶ通りの中にいきなり現われました。 偉大なるイメージがありすぎた私にとってみれば衝撃的な出会いでした。
カンタベリー大聖堂大司教のセントダンスタンは若い頃 女性に化けたサタンが彼を誘惑しようとしたが それを見破り真っ赤に焼けた火バサミでサタンの鼻をはさんで、懲らしめたという伝説。 ナーサリーライムはこの伝説に基づいているということです。
St.Dunstan ,as the story goes, Once pulled the davil by his nose, With red hot tongs, Which made him roar, That could be heard ten miles or more. セントダンスタンは 話によると むかし 赤く灼いた火バサミで あくまの鼻をつかまえて ひっぱりだしたそうだ あくまのすごい声が10マイル以上ひびいたんだとか
いきなり出会った大聖堂から出口がどこだったのかわからないまま 気づいた時にはまた小さなお店の通りに出ていて、 昼食にフィッシュアンドチップスをいただきました。 ロンドンへの帰路は、ぐっすり眠ってしまって...なんだか カンタベリーへの旅は夢の中のような記憶しかないのです。

大聖堂には このナーサリーライムのお人形が飾ってあります
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Londoner の中でもロンドン下町っ子はコックニーと呼ばれていますが 英語の発音も独特です。もともとは、イースト・エンドにあるセント・メリー・ボウ教会の鐘の音が聞こえる範囲で生まれた人のことだそうです。
♪あんたに10シリング貸しとるやん♪ いつ返してくれはるのん?♪金持ちになれたらなあ! ♪それはいつやねん?♪わからへんなぁ! と大阪弁でしゃべっているかどうか分かりませんがそんな会話がロンドンの空の上を飛び交っているのがナーサリーライムのオレンジアンドレモンですね!♪わからへんなぁ!としめくくっているのが Mary-le-Bow ...
ロンドン滞在の時期 お昼の連ドラ名がEast Ender でした!まさにコックニーの英語!わからへんかったです。
下記はボウ教会の資料です。
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